長襦袢のお衿を美しく整えるというのは学院に所属していた自分は結構生徒さん方は時間を要しました。ここが1番のネックであるにも関わらず講習時間があまりなかったんですね。私が研究しましたのは、まさしくこのお衿でした。かなりな通の方以外のお衿が何かスッキリとしませんでした。学院時代からこのお衿の研究を...

木耶ラの長襦袢は一般の仕立ての長襦袢とは違うところが多いのですが、お衿の幅も違います。一般的には中心で6センチになっていますが、木耶ラの場合には5.5センチです。何故なら半衿の幅が広いというだけで、やはり首が長く見えないんですよね。そして木耶ラの推奨する衿芯を6センチ幅に通しますと、通るのは簡...

前回長襦袢の後の半衿に皺が一本もない付け方のご指導を詳細にお伝えしましたが、まだまだ続きがあります。半衿は本来背縫い中心から端までくけていきます。〈くけるのがお得意でない方はまつりぐけでもしつけ縫いでも結構です〉ですが、私は簡単に表だけはしっかりマチバリを打ちまして端から端まで縫っています。早...