2020/05/19 10:29
スペシャル粗品プレゼント!
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みなさんお元気ですか?谷町九丁目サブ、お店は6月再開を目途にまずはお菓子の配送から徐々にスタートしようかと計画しています。お店のカフェ営業、そしてジャズのライブですが今後はどのような形態でやっていけるか、いけないのか、毎日考えています...
9人
1973年京都生まれ。高校2年の時に吹奏楽部でサックスを手にし、関西大学在学中に「関西大学ジャズ研究会」に入りジャズ・サックスにのめり込みました。
最初に「サブ」の扉を開いたのは大学生時代、来日中の「シダーウォルトンカルテット」のライブが観れるということで興奮していたことを覚えています。その折に出会って以来、前オーナー西山氏に音楽はもとより色々なことを教わり、程なくして彼のアシスタントとして関係するジャズコンサートの企画・運営に携わり、お店「サブ」のバイト要員としても働かせていただきました。1999年よりニューヨークで7年程過ごし、ジャズの修行、そして生活のために様々なレストランなどでも働きましたが、大阪での経験が下地となり沢山の経験ができました。2005年初めてのリーダー作CD「インディスケース」を発表。2007年に帰国後は東京でジャズサックス奏者として音楽活動をはじめる。2010年には大坂昌彦氏のアルバム「ファンキー7」にアルトサックス奏者として参加すると共に、数曲のアレンジを提供。その後2011年に西山氏が逝去されたのを受け、存続を危ぶまれたお店の経営を引き継ぎました。
プロフィール写真左は「SUB」をともに運営するサックス奏者でもある妻の側島万友美。
このコミュニティについて
ミナミの繁華街から2駅、近鉄線「大阪上本町駅」および大阪メトロ「谷町九丁目駅」地下鉄の構内、踊り場に存在するユニークな立地のジャズ喫茶「サブ」。
https://www.mezzaninemusic.org/
ベーシスト西山満氏によって創業された大阪でも最古のジャズスポットの一つでミュージシャンにより経営される小さなお店は1970年代よりジャズを愛する人々に愛され、また数多くのミュージシャンを育ててきました。
※1973当時の雑誌広告より
高名なジャズプロモーターでもあった西山氏を慕って本場アメリカから多くのジャズレジェンド達が店を訪れています。(親交のあったソニーロリンズの作曲による”Nishi”は生前の西山氏に捧げられた曲です。)
※Hank Jones,Freddie Hubbard,Milt Jacksonなどお店でくつろぐジャズジャイアンツ達の写真はごく一部のものです。
今回のプロジェクトを立ち上げました、長谷川朗(はせがわろう)です。テナーサックスを演奏しています。そして2012年からは谷町九丁目「サブ」を経営しています。お店のマネージメント、オペレーション等のマスター業ははもちろんお店の売りであるジャズライブにも出演しています。(プロフィール詳細を是非ご覧ください。)
カリスマ的なミュージシャンである前店主の歴史ある名店を引き継ぎ、経営をするのは困難なこともありましたが、僕が音楽家として活動を始める前に既にサブでアルバイトして働いたこと、そして渡米後の音楽業の間に勤めた飲食業の経験はお店の運営に大変役立っています。
現在に至っても多くの世界的なプレイヤーがお店を訪問してくれていますし、お店への地元”ジャズファン”の一定の評価は得てこれたかという自負もあります。この数年の間でも、数々の音楽誌やグルメ誌などの雑誌に「文化の担い手」として取り上げられたことは経営への励みとなっています。
世界的なアーティスト森村泰昌氏より「最後の砦」と紹介される →
https://www.mezzaninemusic.org/media-press?lightbox=dataItem-jgqhw4x01
現在は夕方〜夜の営業をしています。週に4日ほどのジャズライブをメインにしつつもアナログレコードにこだわった「ジャズ喫茶」としての営業も組み合わせています。初めてジャズのお店に接するお客様を得るべく、普段より早い目の夕方5時からのジャズライブも浸透してきていてやりがいを感じています。
「ジャズの店なんて儲からない」「ジャズは一部の人が聴くもの」と同業者、ミュージシャンなど周りから聴こえることも多いですが、ジャズライブを通じて、音楽や僕の愛するこの空間に興味を持っていただける方との、新たな出会いがあることを喜び、更なる可能性を信じ過ごした6年間でした。
ジャズライブを売りにした営業形態から、今まで培った新しい店には真似のできない「空気感」 歴史の醸し出す雰囲気を大切にしつつも、ジャズライブを売りにし た営業形態から、「新しいジャズスポット」 に転向していく必要性を、そうなっていく使命を感じています。音楽ファンはもちろん、昭和から続く店の雰囲気、文化の香りに浸れる貴重な場所として、谷町九丁目サブは街のシンボルになり得ると思います。
この秋を目処にリニューアルの予定。現在の主軸、夜のライブ営業の本数は少し減らしてランチ〜夕方までの営業をスタートします。お店に対する「敷居」をぐっと下げて気楽に時間を過ごせる空間を目指します。それに伴い店内も少しだけ明るく入り易い雰囲気に改装します。まずお店の前面を開放的なガラス張りにし、外から見えるように。とにかく入りやすく親しみやすい店にします。看板商品としては、ここ数年で本格化な主力商品になってきている、手作りで暖かい本格的なマフィン、クッキーなど焼菓子や、NY仕込みの自家製サンドイッチに力を注ぎます。
「サブ」に期待されている「文化の担い手」として、これまで以上に関西の音楽文化に寄与できるように活動を広げていく予定です。それは故・西山氏の頃から現在に至るまで挑戦し続けているミュージシャンへの支援・指導、内外で行われる各種ジャズコンサートの主催、およびは協賛など。「サブ」から広がっていくこれからの大阪のシーンに注目してください。
今回のCAMPFIREでのプロジェクトは”月額課金制”を選択しました。継続的な支えをいただいてそれによりお店の経営の安定やその他の活動を応援していただければと思います。リターン、ファンクラブ特典としては「会員限定Facebookページ」を主軸に考えています。お店に来ることは物理的にも限界があります。趣旨に賛同していただく会員の方には大阪に居なくても「会員限定ページ」を覗くことによってお店の雰囲気を感じてもらえたり(ライブストリーミング中継)近く50周年を迎える歴史の中で培った映像、音声のアーカイブなどをシェアするページを充実します。SNSならではのコミュニケーションもとれる企画も考えて行きたいと思います。「ページの中限定」の特別ライブも今後計画したいと思います。
そして、さらに高額な月々サポートをしていただける方には、上記「会員限定ページ」にあわせて、サブでの「ドリンクPASS」そして「ライブチャージクーポン」を設定しています(詳細はリターン項目を参照してください)。いわば「ドリンクの定期券」ですが、所定の月内に使いきれないドリンクやライブフィーの持分はプールして、サブに訪れる若いミュージシャン、または各大学のジャズサークルの若者たちがお店をホームグラウンドとして活用できるような原資にします。店にある膨大なアナログレコードなどの音源はもちろん、歴史に裏打ちされたサブの空間での多くの活動、経験が未来のアーティストを送り出すことになるでしょう。実はミュージシャンや大学生への優遇措置は創業以来続けられていますし、数多くのサブ出身のミュージシャンが内外で活躍していますが、今回のプロジェクトでそれを応援してくださる皆様からの支援とい う形でシステムを立てられたらと考えました。
今回の目標金額はお店の運営に関する月々の固定費、諸経費などを踏まえ30万円/月を第一段階の目標にしました。それ以上の支援が集まった場合は、先に少し触れましたが当店出演のジャズミュージシャンへの待遇向上や後進の音楽家の為の講習会の資金にします。そして大阪「サブ」によるジャズコンサートの主催や後援などのプロモートへの大きな助けになるだろうと期待しています。
尚、先述しました今年中に予定しているお店のリニューアル(改装工事)については、今回のプロジェクトの収益は流用せず自己資金および金融機関からの借り入れで行う予定です。
サブを昔から知る人は一様に皆さん、そのマニアックでディープな佇まいを愛してくれています。しばしば「このまま変わってほしくない」と言われることも。しかし大阪ではローカルで愛されるジャズスポットが年々少なくなっていっています。「ジャズストリート」のような年に一度消費される単発イベントが隆盛を極めますが、「サブ」のような街に根ざした小さなお店がこれからも続いていくには、ただその文化的な意義を主張するだけではなく、街のシンボルとして、住む人たちに使ってもらえるような気軽な空間に変化していくことがまず第一歩なのかと考えています。応援よろしくお願いします。
最後まで長々とした文章を読んでくださってありがとうございました。
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※1 d払いは参加費の上限5,500円まで(物販の場合は1,100円)
※2 Apple Payを利用できるのはSafariのみ、初月無料の特典への支払いは利用対象外
その他詳細や注意事項は対応しているお支払い方法についてをご覧ください。
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1973年京都生まれ。高校2年の時に吹奏楽部でサックスを手にし、関西大学在学中に「関西大学ジャズ研究会」に入りジャズ・サックスにのめり込みました。
最初に「サブ」の扉を開いたのは大学生時代、来日中の「シダーウォルトンカルテット」のライブが観れるということで興奮していたことを覚えています。その折に出会って以来、前オーナー西山氏に音楽はもとより色々なことを教わり、程なくして彼のアシスタントとして関係するジャズコンサートの企画・運営に携わり、お店「サブ」のバイト要員としても働かせていただきました。1999年よりニューヨークで7年程過ごし、ジャズの修行、そして生活のために様々なレストランなどでも働きましたが、大阪での経験が下地となり沢山の経験ができました。2005年初めてのリーダー作CD「インディスケース」を発表。2007年に帰国後は東京でジャズサックス奏者として音楽活動をはじめる。2010年には大坂昌彦氏のアルバム「ファンキー7」にアルトサックス奏者として参加すると共に、数曲のアレンジを提供。その後2011年に西山氏が逝去されたのを受け、存続を危ぶまれたお店の経営を引き継ぎました。
プロフィール写真左は「SUB」をともに運営するサックス奏者でもある妻の側島万友美。
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