「早起きをきっかけに、自分らしい生き方に目覚める人を増やしたい」
この想いのもと、朝活コミュニティ『朝渋』は、早起きの価値を感じていただく様々な活動をしています。
特に、平日朝7:30から始まる『朝渋イベント』は、これまで150回以上開催され、豪華なゲストの多様な価値観に触れられる朝の人気イベントとして、毎回盛況をいただいております。
7月29日(水)のテーマは「クリエイティブハック」。誰もがクリエイターになれる時代が訪れました。クリエイティビティの発揮には何が必要なのか? あのクリエイターの頭の中をのぞきましょう!
マーケティングの転換期を迎えている現在。これからのマーケターに求められるのは、「瞬間的にではなく、継続的に売れる仕組みを作ること」です。
重要性は理解していても、その方法論について体系立てて学んだことがある人は、実は少ないのではないでしょうか。
そこで今回は、4月25日に『カイタイ新書 -何度も「買いたい」仕組みのつくり方-』を出版された中川悠さんをお招きして、一度だけ「買いたい」仕掛けではなく、何度も「買いたい」仕組みをつくる方法論を教えていただきます。
中川さんが所属する博報堂 ヒット習慣メーカーズでは、購入を習慣化するフレームとして「PACフレーム」を提唱。フレームの本質を学び、買いたくなるマーケティング手法を身につけましょう!
起きたてのフレッシュな頭に入ってくる、ゲスト達の金言や ユーモラスな発想は、1日の始まりを刺激的なものにしてくれます。 一緒に、最高の朝を過ごしましょう!
◎こんな人におすすめ!
・マーケティングに興味がある方
・自社の購買力を高めたい方
・購入を習慣化する方法を知りたい方
ぜひ、ご参加ください!
◎イベント開催詳細
7月29日(水)7:30〜9:00 「朝渋ONLINE」にて配信
※本イベントは、朝渋ONLINEメンバー限定コンテンツとして、非公開のfacebookグループにて配信を予定しております。CAMPFIREよりご入会くださいませ。
◎ゲストプロフィール
中川悠(なかがわ ゆう)さん
株式会社博報堂 統合プラニング局/ヒット習慣メーカーズ リーダー。
大学卒業後、電機メーカーにエンジニアとして入社。携帯電話の設計に携わる。その後広告会社を経て、2008年に博報堂入社。ストラテジックプラニング職として、商品開発、ブランド戦略、コミュニケーション立案に携わる。2015年に統合プラニング局のチームリーダーに就任。クリエイティブ・ストラテジストとして、戦略から戦術まで一貫したディレクションを行う。2017年にヒット習慣メーカーズを立ち上げ、顧客の習慣化による事業成長の仕組みづくりを実践している。2020年4月25日に初の編著書『カイタイ新書 -何度も「買いたい」仕組みのつくり方-』(秀和システム)を刊行。
◎本の見出し
CHAPTER 1 Introduction 単発的なマーケティングから、「持続的なマーケティング」の時代へ
「持続的なマーケティング」の時代
一度だけではなく「何度も買いたい」をつくる
社会環境①:人口減少社会
人口減少社会とどう向き合うか?
社会環境②:人生100年時代
企業が捉えるべき、長生き社会のチャンス
社会環境③:デジタル化
あらゆる生活行動がデータ化される
社会環境④:選べない生活者
情報過多で生活者の買い物ストレスが増している
持続的なマーケティングとは?①
新規獲得より、「継続利用」に注力する
持続的なマーケティングとは?②
単発の「仕掛け」より、売れ続ける「仕組み」をつくる
持続的なマーケティングとは?③
イメージより、「行動」を変える
持続的なマーケティングの本質
持続的なマーケティングとは「習慣化」である
「ヒット習慣」をつくる狙い
生み出したい3つの「変革」
CHAPTER 2 Method 「習慣化」とは?
「習慣化」とは何か?
何を工夫することが「習慣化」につながるのか?
行動の40%以上は習慣である①
人間はできることなら考えたくない
行動の40%以上は習慣である②
1つの習慣を複数の商品やサービスが支えている
企業に「習慣化」はできるのか?①
企業が手掛けた「習慣化」の事例
企業に「習慣化」はできるのか?②
高頻度利用の商品は「習慣化」しやすい
「習慣化」の企業メリット①
継続購入の2つの手段
「習慣化」の企業メリット②
間接流通の企業も継続購入を促せる
習慣の4分類
自社の商品やサービスはどの習慣を狙うか?
習慣の4分類-「成長」の習慣-
成長を実感してもらうことでつくられる習慣
習慣の4分類-「不満解消」の習慣-
商品機能により不満を解消することでつくられる習慣
習慣の4分類-「快楽」の習慣-
根源的な欲求を満たすことでつくられる習慣
習慣の4分類-「不快解消」の習慣-
不快な気分を解消することでつくられる習慣
「習慣化」への近道
習慣化への取り組みを失敗しないために
「習慣化」のフレームワーク
「習慣化」を実現させるための3ステップ
CHAPTER 3 Prediction 習慣を予測する
Predictionからはじめる①
「兆し習慣」をあぶり出し「習慣インサイト」を探る
Predictionからはじめる②
Predictionを行う本質的な意味
習慣トレンドとは?①
習慣トレンドの変化と習慣の栄枯盛衰
習慣トレンドとは?②
ブームとトレンドの違い
習慣トレンドとは?③
時代遅れリスクを避ける
習慣トレンドとは?④
習慣トレンドが変わる4つの起点
「兆し習慣」をあぶり出す①
新しい習慣をつくるための第一歩
「兆し習慣」をあぶり出す②
「兆し習慣」をあぶり出すのに使えるツール
「兆し習慣」をあぶり出す③
3つの視点で情報を集める
「兆し習慣」をあぶり出す④
テーマを決めて、継続して情報を集める
「衰退習慣」からスイッチ
衰退習慣から兆し習慣にスイッチする
「習慣インサイト」を探る①
兆し習慣の「解像度」を高める
「習慣インサイト」を探る②
兆し習慣を「実践する人」を観察する
「習慣インサイト」を探る③
兆し習慣を実践する「N=1」を観察するツール
「習慣インサイト」を探る④
兆し習慣をグルーピングし「習慣インサイト」を見立てる
ターゲットを決める
リアリティのあるターゲットを設定する
CHAPTER 4 Addiction 1 習慣を設計する
Addictionをつくる
「つい無意識にやってしまう習慣」を設計する
習慣化コンセプト①
「A(現状)からB(理想)へ」を考える
習慣化コンセプト②
強い習慣化コンセプトをつくる方法
習慣化ループ
「習慣化ループ」の4要素を理解する
習慣化ループ?きっかけ?①
習慣を「最初にはじめるきっかけ」をつくる
習慣化ループ?きっかけ?②
習慣を「毎回続けるきっかけ」をつくる
習慣化ループ?ルーチン?
「どんな行動をしてほしいか」を考える
習慣化ループ?報酬?①
「なぜその習慣をやっているのか?」を考える
習慣化ループ?報酬?②
4種類の報酬を参考に考える
習慣化ループ?触媒?
ついついやってしまう中毒性を組み込む
「習慣化ループ」で意識すること
クリステンセン教授の『ジョブ理論』
習慣化4Pアクション
習慣を世に広めるアクションを考える
「デコン」のすすめ
「習慣設計力」を磨くトレーニング
CHAPTER 5 Addiction 2 「触媒」の魔力
人間は潜在意識で動いている
なぜ頭で理解しても買いたくならないのか?
ヒミツは脳の仕組み①
人間は動物脳に支配されている
ヒミツは脳の仕組み②
意識を繰り返すと無意識になる
触媒とは「ついついスイッチ」
ついついやってしまう触媒の魔力
触媒をどう組み込むか?①
触媒を具現化するための演出方法の例
触媒をどう組み込むか?②
広告では「シズル表現」で触媒を組み込んできた
触媒は五感で感じる①
五感は人間脳を介して動物脳を刺激する
触媒は五感で感じる②
「クロスモーダル」という考え方
触媒を組み込む5つの法則
触媒を「意図的」に組み込むためのテクニック
触媒の法則①『ミント型』
歯磨き粉のミントのような強い刺激をつくる
触媒の法則②『コンフォート型』
シャンプーの泡のような心地よさを演出する
触媒の法則③『セレモニー型』
加熱式電子タバコのように儀式を体験に組み込む
触媒の法則④『ダム型』
家計簿アプリのように蓄積する楽しさを提供する
触媒の法則⑤『アナログ化型』
電子決済のようにデジタル体験をアナログ化する
「触媒」が経営を左右する!?
経営において、一見無駄なものの価値が増す
CHAPTER 6 Conversation 習慣を広げる
Conversationをつくる
習慣を広げるときにConversationが大事な理由
習慣を広げる2つのステップ
局所的に攻める(1→10)とマスへ広げる(10→100)
「1→10」が大切な理由
習慣を広げるのはカンタンじゃない
1→10|体験をリッチにする
強い体験がConversationを生む
1→10|味方を見つける
Conversationを生んでくれる味方を見つける
1→10|局地的ブームをつくる
あえて場所を限定することでConversationを生む
1→10|売り場を変えてみる
違和感のある売り場がConversationを生む
1→10|習慣に名前をつける
口の端に上る言葉がConversationを生む
1→10|生活者を巻き込む
生活者と一緒に習慣をつくりConversationを生む
1→10|ロゴマークをつくる
習慣のロゴマークがConversationを生む
10→100|議論を生む
議論がConversationを生む
10→100|データをつくる
発見のあるデータがConversationを生む
10→100|フィールドを広げる
複数のフィールドにまたがって愛される習慣に
10→100|表彰する
名誉がConversationを生む
10→100|社会記号化
習慣の追い風になる言葉がConversationを生む
10→100|他企業の賛同
多くの企業の賛同の輪がConversationを生む
CHAPTER 7 Training 実践PACワークショップ
ワークショップを実施する
ワークショップで新しい習慣をつくってみる
ワークショップの流れ
習慣化のフローを適用する
ワークショップのルール
否定をせずに高め合う
ワークショップの前準備 -Week 0-
雰囲気をつくる
兆し習慣を探す① -Week 1-
3つの領域で兆し習慣を絞り出す
兆し習慣を探す② -Week 2-
習慣インサイトごとにグルーピングする
ターゲットを規定する -Week 3-
兆し習慣から狙い所を定める
習慣化コンセプトをつくる① -Week 4-
習慣化コンセプトシートで量産する
習慣化コンセプトをつくる② -Week 5-
質問し合って、習慣化コンセプトをよりよくする
投票で習慣化コンセプトを絞る -Week 6-
3つの軸で投票して習慣化コンセプトを絞り込む
習慣化コンセプトを具現化する① -Week 7-
習慣化コンセプトを習慣化ループに落とし込む
習慣化コンセプトを具現化する② -Week 8-
中毒性を組み込む
商品に落とし込む -Week 9~10-
素材、商品名、パッケージなどに落とし込む
拡散方法を考える -Week 11-
世の中に広まっていくイメージをつくる
調査で検証する -Week 12-
工夫して調査を行う
Appendix
巻末資料
ヒット習慣メーカーズとは?
新しい習慣をつくるための、具体的な2つの活動
おわりに
引用・参考文献
索引