
山本ハミルトンゆりは、東洋の叡智と西洋の知性を架橋する人文学者として、国際的に活躍している。東京に生まれ、ジュネーブ、パリ、ロンドンでの研究活動を経て、国際結婚により得たハミルトンの姓が象徴するように、東西文化の融合を自らの人生でも体現している。 26年にわたる欧米でのメンタルセラピー、カウンセリング、メンタリング経験を活かし、「生きがい」をはじめとする日本文化の本質を世界に発信。しかし彼女の真の使命は、海外生活を通じて再発見した日本の精神文化の素晴らしさを、日本人自身に伝えることにある。異文化の中で生きたからこそ見える、日本文化の普遍的価値と独自性を、現代の日本人が見失いがちな宝として提示する。 研究者としての鋭い知性と、二児の母としての温かな人間性を併せ持ち、その著作は東洋の智慧を現代に蘇らせる。国境を越えた視点から、日本人が自らの文化的遺産に誇りを持てるよう、新たな光を当て続けている。
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