「北京亭」店主の仲本兼和と申します。 1938年生まれの85歳です。 私は、沖縄で40年以上町の中華屋さんとしてお店を営んできました。 63年前、沖縄から出てブラジルへ青年開発隊の一員として入植した際、サンパウロの中華料理屋さんで初めて食べた中華料理の奥深さに感動し、それをきっかけに中華料理人として歩み始めました。 神奈川の中華料理店で修行したあと、沖縄に戻り中華料理店をオープン、何度か移転したのち、沖縄第二の都市である沖縄市、その中心部「コザ(通称)」に「李白亭」を開きました。 アメリカ文化が色濃く残り、異国情緒あふれる町並みで多種多様な人が行き交うコザは、かつて県内有数の歓楽街。地元をはじめ、県内外から訪れるたくさんの方に足を運んでいただき、長年夫婦ふたりで営んできましたが、78歳で引退。 その後、幾度となく「李白亭の料理を食べたい」「お店を再開してほしい」というお客様の声を聞き、私の料理を望んでいる方がいるならと、4年前、家族の反対を押し切る形で、新店舗「北京亭」をオープン、昨年11月に閉店するまで、地域の方や常連さんに見守られながらひっそり営んできました。 そして、今回「北京亭」閉店後にも多くの再開を望むお言葉をいただき、皆様のお力を借りて、このプロジェクトで新店舗再開と次世代への味の継承に向けてチャレンジします。 どうぞよろしくお願いいたします。
沖縄市の中心地「コザ」で、長年、町の中華屋さんとして、県内外、老若男女たくさんのお客様にご利用頂いた「北京亭」の再開プロジェクトです。昨年11月、建物の都合で閉...