歓藍社とは、小さな技術による暮らしの提案とその実践を行うチームです。福島県大玉村にて、農業や建築、服飾や工芸、生態学など、暮らしにまつわる様々な専門性を持った人たちが、およそ月に1回のペースで日本各地から集まり活動しています。2016年からは、農業従事者の高齢化や原発事故などを背景の一つとして生まれた村内の休耕地で、藍の栽培とその染料づくり、藍染めを開始しました。 私たちは、畑仕事や藍染めといった共同作業を通じ、里山における生活風景を眺めては次の手を考え、この運動の継続と発展を試みています。
雪深いこの土地には、自然の大きな変化のなかで、「あるものを生かし」しなやかに生きる人々の知恵があります。どこにでもある「体験」で終わらない、その奥のコアなエッセ...