八王子いちょう祭り祭典委員会 昭和52年(1978)~53年(1979)にかけて、八王子の追分町会館に、当時郵便局長であった故大野聖二氏の号令で20代の若者たちが集まりました。主なメンバーは、タウン誌のスタッフ、デザイン会社、音楽イベントのスタッフ、大学生達、地域の歴史家、地元企業、自営業者など、全て地元の若者達でした。このような若者たちが集まり、八王子いちょう祭り祭典委員会が発足しました。 これからの未来の時代を担う若者たちを育てたい、新旧住民との交流を創りたい、地域の歴史や文化をいちょう祭りを通して多くの方々にお知らせして伝承の役目を果たしたい。無名だが才能のある若者たち、独自の考えを持つ若者たち、これから何かを起こそうと考えている若者たちにこのいちょう祭りを通して何かの一助にならないか、そのように考えたのがいちょう祭りの発端でした。 「第1回八王子いちょう祭り」は、昭和57年(1979)に開催され、今年で第44回を迎えます。「八王子いちょう祭り」は、行政主導型ではなく、市民が考えだし、市民の力によって実施運営しているお祭りです。 いちょう祭りの大きな特徴は、創始者の故大野聖二氏(後に3代目会長となる)の思想が強く引き継がれ、「市民が自由に参加できること、人を愛する、地域の歴史や文化を愛する、自然を愛し、市民が互いに交流し合い、協力し合い、市民が考えて市民の力で市民のためのお祭りをする」という考えのもとに生まれたお祭りであるということです。その思想は、第44回を迎えた今でも引き継がれている大切な考えの一つです。 第34回(2013年)以降、50万人を超える観客動員数となり、多くの市民の方々が参加し喜ばれるお祭りに発展しております。
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