スピードスキーヤー 八並 朋之(やつなみ ともゆき) FISスピードスキーワールドカップ 世界ランキング27位 自己ベスト195.122km/h 1977年長崎生まれ。高校2年の修学旅行で、初めてスキーを履く。 スキー目的で進学先を東北に決め、大学1年生から本格的にスキーを始める。 大学1年の時の指導者の1人に、スキーの練習の際は「自分の限界を超えるスピードで滑る練習をしなさい」とアドバイスされ、その日からスキーをする日は毎回、直滑降で自分の限界に挑むようになる。 最初の直滑降の様子を見ていたスキー部の同級生からスピースキーを薦められたが、当時はインターネットも発達しておらず、競技の存在を認識できなかった。 大学院修士課程まで6年間スキーを続け、競技とレッスンの両方を辞め、一般企業に就職。以後、10年間レジャースキーヤーとなり、直滑降を続ける。 2011年、故郷の長崎で国体に誘われ、アルペンスキー競技を再開する。 2012年、国体に出場した際に、スピースキーへの挑戦を決意する。 2015年4月、元スピードスキー日本代表を訪ね、ヨーロッパ行きを助言され、同月オーストリアのスピードスキー合宿に、ワールドカップ選手以外で唯一参加を許可され、自己ベストを88㎞/hから140㎞/hに大幅に更新し、オーストリアナショナルチームのクリストフコーチから「お前が、今、日本で一番速いスキーヤーだ」と言われる。 帰国後、調べてみると、その年のカナダのワールドカップの1レース目優勝記録が、138㎞/hだったことから、同じ世界の住人に成れた事が分かり、翌年のワールドカップへの参戦を決意。2016年~2019年まで4年連続でワールドカップに出場し、ワールドカップ総合優勝に挑戦中。 座右の銘:『夢は味方』、『スポーツは目を開けて見られる夢』
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