島根県で生まれ、幼少期から楽器が好きで中学校から高校と吹奏楽部に所属し、朝から夜まで楽器演奏をしていました。特に高校時代は、全日本吹奏楽コンクールで金賞を受賞し、器楽合奏コンクールでは2度全国優勝しました。高校卒業後は関西で一人暮らしを始め、昼は総合病院で検査助手として働く傍ら、夜間学校で臨床検査技師への勉強をし、国家資格を取得しました。卒業後は、測定機器などの進化で多くの検査項目を測定できるようになり、検査技師として働くも、日進月歩、日々勉強の毎日でした。 特に、私は感染症や自己免疫疾患と言った免疫検査に携わる機会が多く、先般のコロナ検査に用いられたPCR検査や、この度始める次世代シーケンサー(NGS)と言った遺伝子検査もその中の一つで、検査技師として働くようになってから学ぶ事が多くありました。 他でも、感染症検査の新しい診断薬を開発し、研究会で有効性をまとめ、厚生労働省で審査を通して、保険収載したりと言った経験も20年余り行っていました。その際には、多くの国内の専門医の先生方に助言を賜る事が出来たことは、私にとって一生の宝です。そんな中、海外に出て、いくつかの国で基礎を勉強したりもしました。 それらの集大成として、長年お付き合い下さっている、不育症の専門医藤田富雄先生を筆頭とする先生方と共に、新しい命を授かり、宿る、大切な生殖器のフローラを遺伝子検査を使って、精度良く検査し、時には治療を施し、良い環境を整えて頂いた上でお産を開始していただくことは、とても大切な事と考えております。
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