今ではほとんど職人が残っていない、ひとつひとつのパーツをろう付け溶接でつなぎ合わせ作品を作る「よせもの」技術で、装身具(コスチュームジュエリー、アクセサリー)を作りあげる数少ない職人でもあり、デザイナーです。 大学では建築を学び、卒業後フィンランドの建築家ユハ・レイヴィスカの元で仕事をし帰国。その後、デザイン事務所を立ち上げながら、父の経営するアクセサリーメーカー「有限会社アトリエ・エイト」を手伝っていました。その後、「よせもの」技術を継承する人がいないことを知り、日本のものづくりの危機を感じ、「よせもの」技術の認知・普及を目的に、2012年にオリジナルブランド[MASAAKi TAKAHASHi]を設立。2014年に日本のものづくりのブランドが集まる2k540(東京都台東区)に[MASAAKi TAKAHASHiアトリエ・ショップ]をオープンしました。現在は、技術の普及を目的に、文化服装学院ファッション工芸ジュエリーデザイン科で非常勤講師としても指導をしています。 有限会社アトリエ・エイト 代表取締役 高橋正明
アクセサリーを作るとなると、ビーズやレジンで作る手芸が多く、本格的に学ぼうとすると、ジュエリーのような工芸に。一歩踏み込んだアクセサリーを作るには、伝統技術「よ...
「ろう付け」という溶接で金属パーツをつなぎ合わせコスチュームジュエリーを作る伝統技術「よせもの」。一子相伝でしか伝わらなかった技術のため、ほとんど職人が残ってい...