このプロジェクトの目的は、100年前に兵庫県加西市青野原で生活していたオーストリア=ハンガ リー帝国の捕虜たちの生きた証である写真や手紙、生活用品や制作物などの遺留品を、オーストリ アのザンクト・ペルテン歴史博物館へと運び、展示会やイベントを開催することで、日本で捕虜 たちが暮らしていたという歴史を広く世界へと伝え、さらなる日墺の友好と相互理解を深めるこ とです。 また捕虜達は、収容所内で度々コンサートを行なっていました。当時の、日本人と捕虜たちの 交流は、音楽を含めた彼らの文化が、日本へと伝わるきっかけとなりました。そして現在、多く の日本人音楽家が音楽の都ウィーンで学ぶようになりました。 そこでこの度、当時捕虜たちが日本で演奏していた音楽や、日本・オーストリアに関連する音楽を通して、日本人と現地の人々との文化交流を行うツアーも企画致しました。終戦から100年とな る本年、改めて日墺の文化交流を広げていくプロジェクトとなるよう邁進して参ります。
【ネクストゴール150万円に挑戦中!!】第1次世界大戦時、兵庫県加西市青野原捕虜収容所にはオーストリア=ハンガリー帝国の兵士を含め500人の捕虜たちが収容されて...