2023/12/03 21:00
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こんにちは!

ファシリテーターのおくいです。

今回は、「『暗記する』戦略思考」を読みましたので、その感想を書かせていただきます。

目次

1.本の概要
2.選書理由
3.印象的な部分や学び
4.学んだことや気づき
5.感想と評価

1.本の概要

この本は、高松智史さんによる、思考法について講義形式でわかりやすく解説された本です。

本を購入したときは、「暗記法」に焦点を当てた内容かと思っていましたが、実際読んでみると「戦略的な思考法を暗記する」という趣旨だったことがわかりました。この本を読むことで、物事を深く考える思考方法を身につけられるようになっています。

また、この本は、カジュアルなスタイルで書かれている点も大きな特徴です。著者はまるで授業を受けているかのような雰囲気を読者に提供し、読者を引き込めるように工夫されています。

2.選書理由

以前から書店で目に留まることが多く、気になっている本でした。ITに関する資格の勉強をすることが多いのですが、どうしても暗記することが必要になります。

この本はタイトルに「暗記する」と書かれているので、効率的な暗記法に関する内容なのかなと思い気になっていました。少し時間に余裕ができたので、購入して読んでみることにしました。

実際には思考法に焦点を当てた内容だったので少しイメージと違いましたが、深く論理的に考えることの大切さを学ぶことができました。

3.印象的な部分や学び

問いを与えられた際に、具体的な状況を想像して当てはめることが大切というのが印象的でした。

例えば、「大学1年生が、英語留学を考えています。留学先に相応しい国はどこか?」という問いが提示された場合、まず「大学1年生が」という部分に焦点を当て、どのような1年を過ごすのか、留学するタイミングはいつなのかといった具体的な状況を想像します。この過程によって費用や留学期間などが絞り込まれ、具体的な留学先の提案につながります。

初めに問いだけを見た際、「もっと具体的な条件が提示されないと考えようがない」と感じたことがありました。しかし、実際には問題文を注意深く読み、具体的なケースを想像することで、論理的で説得力のある答えを導き出すことができることを学びました。

4.学んだことや気づき

問いに対する解答を考える際に、対策を即座に挙げていくのではなく、まずは課題を具体的に把握することが重要であると学びました。

例えば「ホームセンターの売り上げを伸ばす」という目標がある場合、「テレビCMを出そう」「インフルエンサーに宣伝してもらおう」といった対策が思い浮かぶことがありますが、本書では課題を特定し、その後に対策を考えることの重要性が書かれていました。

具体的には、ホームセンターがターゲットにしている顧客が来店までにどのような判断を経ているかを想像することです。その後、来店しなかった顧客はなぜ来店しなかったのかを具体的に考えます。仮定した原因を明らかにしたら、その原因を解消するアプローチを検討します。

このプロセスを通じて、より効果的な方法や対策を見つけられるようになります。

5.感想と評価

最初手に取ったときに予想した内容とは異なりましたが、結果的にこの本を読んで良かったです。今回学んだ思考法を、今後の日常生活で実践していきたいです。深い思考を養うには、単なる思考法だけでなく、幅広い教養を身につけておくことが不可欠だと感じました。

現代はChatGPTなどの技術によって情報が容易に手に入る時代ですが、正確に文章を読み取り、自分で考える力は重要だと思いました。

自分自身はまだ全然できていないと感じたので、様々なジャンルの本を読んだり文章を書いたりすることを通じて力をつけたいと思いました。

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