
付くと映像撮影を仕事にして、30年が経ってしまいました。
その間、ミュージックビデオ、CM、映画、ドラマ、ドキュメンタリーと多種多様な映像を撮り続けてきました。
自分がまだやった事のない事に興味を持ってしまうという性格が行動の範囲を広げてくれたのかもしれません。それ以上に頼まれたら断れないという優柔不断の為せる技かもしれませんが。
そんな自分の厄介な性分が、また発動されてしまったようです。
そう、去年秋から気になってて、色々とリサーチしていたオンラインコミュニティ(オンラインサロン)というものを立ち上げるに到りました。去年から相談に乗ってくれているCAMPFIRE Communityをプラットフォームにしています。
自分でもオンラインコミニュティとはどんなものなのか知りたくて、一度、大きな映像系のサロンに入ってみたんです。そして、1ヶ月くらい体験した頃にnoteにも「最近、オンラインサロンというものが気になっている!」という記事を書いてみました。
入ってみる前はオンラインサロンというものを胡散臭く思っていたのですが、その中で活発にやりとりされる情報や行動に可能性を感じたんです。自分でも新たな映像のジャンルに触れさせてもらう事が出来ました。
専門学校などとは違い年齢も様々だし、キャリアも多様な集まりが映像という共通のジャンルに興味を持って、そんな人達がそれぞれの好きな方向を突き詰めながら協力していく姿は美しく感じたんです。
そして何より『今』を感じる事が出来ました。
まあ、私が試しに入ったところは20代のクリエーターが主宰していただけあって、同じ20代が中心になって、メンバーには映像を始めたばかりという人が多かったですが、その中には仕事として素晴らしい映像を作ってる人もいました。
自分がやるとなると世代的にはもっと(上に)広がると思いますし、キャリアも多種多様な人が人が集まる事を期待しています。
そしてDiscordというクローズドなSNSでコミニケーションをとっていくわけなのですが、そのオンラインでのやりとりだけで無く、月に最低1回、実際に顔を合わせるセミナーのようなものも行うつもりです(この御時世なので形態は探ってみようと思っていますが)これに関しては今からどんなゲストを呼ぼうか、自分も楽しみです。
実は20年前にも数年感、専門学校の講師をやっていた時期もあり、今から思うと当時あんなに何も知らなかった自分が、人に教えるだなんて大層な事がよく出来たもんだと恥ずかしくなります。
ただ、生徒達に今まで自分が感覚でしか掴んでいなかったものを「言葉」で伝えるという事は、客観的に自分自身の映像体験を見つめ直す事が出来ました。今回はその時以上に行動的になっているので、自分一人だと取り組み難かったビジョンにコミュニティを通すことで踏み出す事ができたらと思っています。
映画「パンドラの匣」の越後獅子も劇中で「案ずるより産むが易し」と言っていたように、先ずは飛び込んでみて何が出来るかも含めて探っていこうと思っています。
そんな感じなので、この時期に参加してもらうメンバーは、このコミュニティがどんな形になるのかを方向づけてくれる存在だと思っています。
そして初月は支援額無料になっているので「ちょっと覗いていってやろう」ぐらいの感覚で参加してもらえると嬉しいです。