まず最初に、本サロンは歴史について解説したり
講義するものではありません
歴史にうずもれた真実を参加者全員が切磋琢磨し
相互に刺激し合いともに追及する会です
その追及の方法は定期的に主宰者からテーマ
(主題と通説や新説や奇説など)を提示しますので
その内容について(1)質疑応答(2)情報交換
(3)意見交換などを経て会員間で共通認識を
得ていただく方法をとります
多くの人々を納得させる説が見つかったとしても
または、通と呼ばれる人々を唸らせる説が見つかった
としてm、そんなのは時間が経てば色あせるのが
歴史的解釈の常です
その追及過程を全員で共有することで、今よりも
一歩、ともに成長できることを目的とします
また、本会の情報や意見の交換は、あくまで
私的な交流の範疇にあり、歴史学界に異議や新説を
提示提供するものでもありませんので、重々、
ご承知おきください
さて、本会ではテーマに沿って会全体で情報や
意見の交換を前提とし、そのタイミング毎の
小結論を積み重ねていきますので情報交換や
意見の交換についてのルールを示しますので
全員が必須として、ご確認ください
まず、歴史には俗にいう「正史」と「外史」が
あります。正史とは教科書に示されるような
公的に認められた解釈です
これが歴史なんて時代で変わると揶揄される
歴史です。時の権力者が都合よく歴史を解釈したり
都合よく書き換えたり、隠したり、捏造したり、
胡麻化したりというのが正史の実態です
御用学者が作るので歴史学界の認定という
ことですね
本会は、正史とは関わりません
正史に反して外史といわれるものがあります
権威性とかあ墨付きのない愛好者内の解釈です
日本には、古史古伝といわれる古事記以前の
顧問じゃが世界的に稀なほど数多く存在します
ところが歴史学界からは、すべて偽書と決めつけられ
研究すら行われません
日本の考古学は古事記以前の歴史を調べるのは
禁ず~という暗黙の了解があります
最近、富に海外で日本の古史古伝の研究が始まり
熱い目が注がれています~これなど正に外史の
ひとつの代表格です
よく江戸幕府の公的記録にあることだから
これこそが史実であると強調する人がいますが
それは正史の学会で強調していただきたいと
思います
言い換えれば国会での政府答弁が公文書として
公的記録として保管されていきます
その一文を以って、このような公文書があるの
だから、この内容が真実だと主張するのと
なんら変わりがないのです
本会は外史の研究ですから正史の見解や公文書など
の記述はあくまで参考にすることがあっても
それ以上の評価は馬鹿馬鹿し過ぎます
これら正史と外史の違いを十二分に区別した
発言を常にお願いいたします
一方で、よく登場する言葉に「史実」というのが
あります。史実だから~とは、いったい何を
意味するのでしょうか?
よく新聞紙上でも騒がれますし、最近の出版物には
古文書が発見されたのだから、新しい史実が登場
したと示されます・・・が!
本来の史実とは、モノや場所で見つかる施設など
の物的証拠(これらは最近の科学技術調査で
かなり正確な分析がされるようです)はごく一部で
大半は古文書といわれる記録です
では、古文書とはなんでしょうか?
大半は日記です。日記ですから、誰が書いたのか?
社会的立場とか姿勢とか主張はどうだったのか?
感情的な記述なのかなどなど個人の資質に由来
する部分をフィルターにかけて評価するのが当然
ですよね
ところが個人の日記とか書簡の一文のみを取り上げて
鬼の首でも取ったように身勝手に都合よく解釈した
ことを史実だ!とか、歴史的大発見だと騒ぐ例が
後を絶ちません
このようなモヤモヤの塊が歴史に過ぎません~
ですから、ひとつ一つの是非を問い再構築する
方法で歴史の真実に迫ろうというのが本会です
日記や書簡の一文の解釈など無限にあります
そういった史実のファクターのひとつ一つを
分解して再評価して、こうつなぐと妥当性が高いとか
時間の流れの筋道が明確になるなどとモヤモヤの
塊を再構築するのが本会の真実の追及です
これらを全員参加で行います
また、情報の提供については、情報元を明示して
ください。意見の提示については、明確な根拠を
示してください
情報元の明示で参加者全員が信ぴょう性を判断できる
からです。意見の根拠が明示されるから意見の妥当性
を参加者全員が判断できるからです
さて、最後になりましたが・・・
本来、歴史の追及となれば、足で歩き回り
現地を知り、資料を探り、また現地での聞き取り調査
などが原資料となり、これを組み合わせて解釈を
構築するということになりますが~
本会では他の便利な方法を選択します
それは、今日、ネットには何でも載ってるので
ネット情報を探し、その信ぴょう性や正確性を
判断して情報の再構築を試みます
もちろん、この文献のここに示されているという
原資料も含みます
この方法を選択することで参加者の誰もが
同じ条件でネット交流に参加でき、参加者の
見識や判断力が融合し、これを共有することで
全員が成長できます
以上