
平均85歳の回復者の体験を若者に オリンピックイヤーに人権を考える映画祭
このたび、公益財団法人笹川保健財団主催で「ハンセン病映画祭」を開幕することになりました。笹川保健財団が映画祭を開催するのは初で、ハンセン病にテーマを絞った映画祭が開催されるのも日本で前例がありません。笹川保健財団は1974年から、アジア・アフリカ・中南米・ヨーロッパなどでハンセン病支援活動を行ってきました。
映画祭では「ふたたび Swing me Again」(塩屋俊監督)、「こんにちは金泰九さん~ハンセン病問題から学んだこと~」(高木裕己監督)、「砂の器」(野村芳太郎監督)、「あつい壁」(中山節夫監督)という4本のハンセン病をテーマにした邦画作品のほかに、笹川保健財団が今回の映画祭に向けて監修したハンセン病ボランティアにかかわる若者にスポットを当てたショートムービーなど合計5作品を上映します。
開催会場はユーロライブ(渋谷区)や日本財団ビル(港区)や、国立ハンセン病資料館(東村山市)です。上映は無料。会場では、海外のハンセン病支援団体への募金をよびかけます。
病気であるというだけで、家族や集落からも引き離され隔離政策で、結婚や妊娠・出産・仕事を持つなどの機会を諦めざるをえなかった回復者の方々の想いを、若い世代に語り継ぎます。
誰もが幸せを感じられる社会の実現へむけ、2020オリンピックパラリンピックイヤーに人権を考える映画祭です。
国立ハンセン病資料館のある多摩地域(1月14日)と、厚生労働省記者クラブ(1月17日)でそれぞれ記者発表を行います。ぜひ取材にお越しください。
ハンセン病映画祭公式サイト
https://peraichi.com/landing_pages/view/thinknowhansenfilm
「ハンセン病映画祭」開催・主催者発表;多摩地域 【日 時】 2020年1月14日(火) 13時~ 【会場】 立川記者クラブ 【登壇者】 森元美千代 (ハンセン病回復者の方) 増山麗奈(ユーラシア国際映画祭代表理事・ハンセン病映画祭事務局) ハンセン病映画祭学生ボランティアスタッフ |
「ハンセン病映画祭」開催・主催者発表:都心部 【日 時】 2020年1月17日(金) 15時~ 【会場】 厚生労働省記者クラブ 【登壇者】 南里隆宏(公益財団法人 笹川保健財団 常務理事) 増山麗奈(ハンセン病映画祭事務局) SYUTO(映像クリエイター) ハンセン病映画祭学生ボランティアスタッフ |
1月23日(木)19時~「ふたたび」@渋谷ユーロライブhttps://www.kokuchpro.com/event/21c168344e3f8284ed09384da51f3d7e/
2月21日(金)19時~「ふたたび」@渋谷ユーロライブhttps://www.kokuchpro.com/event/81125ddfa6c4ca9e4b0b1b994ab04f64/
2月23日(日)13時~「こんにちは金泰九さん~ハンセン病から学んだこと~」
2月24日(月・祝)13時~「砂の器」https://www.kokuchpro.com/event/14cdb6edafeb34fd1aac05a6706a28a2/
3月29日(日)14時~「あつい壁」@日本財団ビルhttps://www.kokuchpro.com/event/d308367f0bc55f5967d4ac5b92b44351/
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(問い合わせ先) ハンセン病映画祭事務局 担当 増山麗奈
〒191-0062 東京都日野市多摩平2-5-1 一般社団法人ユーラシア国際映画祭
080-6687-4118(増山) FAX 03-6674-1741
2020年1月13日(月) 8:26 RENA MASUYAMA <08066874118renaart@gmail.com>: