2023/08/24 18:00
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2023年10月、PLANETS CLUBで受けられる講座「宇野常寛ゼミ」が、「PLANETS School 教養講座」へとリニューアルしました!

(2024/2/15更新)


(宇野常寛からのメッセージ)

PLANETS CLUBでは、2023年10月「PLANETS School 教養講座」を開講しました。

文学、ケア、食、AIなどこれからの世界を考える上で大切な視点を、僕(宇野)が信頼する知性を集めてお届けします。

SNSや動画プラットフォームで、誰かを貶める快楽を提供する言論ビジネスとは正反対の、私たちの生活に根ざした問題をじっくり、時間をかけて考えるための道具を共有するための講座です。聞き手は僕がつとめ初学者にはわかりやすく噛み砕き、そして批評的にその知見の応用をみなさんと一緒に考え、講師のみなさんから学んでいきます。

当日は講師のみなさんのお話のあと、生参加のできる受講生とのディスカッションの時間を設けています。また半年に一回、希望者はレポートを提出すると僕(宇野)が公開添削を行います(応募者多数の場合は選抜)。

この人たちの生講義をこの距離で受けられる機会はなかなかないはずです。
僕たちにとっても冒険的な企画なので、ぜひこの機会を逃さずにご参加ください。



▼第1期(2023.10-2024.03)ラインナップをご案内いたします

※現時点での草案です。講座内容は変更することがあります。
(敬称略)

【2023年10月〜12月】
10/6(金)山口真一 
「統計学はSNS社会の何を明らかにしたかーーwithフェイクの時代の論点」



山口真一:国際大学GLOCOM准教授

1986年生まれ。博士(経済学・慶應義塾大学)。2020年より現職。専門は計量経済学。研究分野は、ネットメディア論、情報経済論、情報社会のビジネス等。NHKや日本経済新聞等のメディアにも多数出演・掲載。KDDI Foundation Award貢献賞、組織学会高宮賞、情報通信学会論文賞など受賞多数。主な著作に『ソーシャルメディア解体全書』(勁草書房)、『正義を振りかざす「極端な人」の正体』(光文社)、『なぜ、それは儲かるのか』(草思社)、『炎上とクチコミの経済学』(朝日新聞出版)など。他に、東京大学客員連携研究員、早稲田大学ビジネススクール兼任講師、株式会社エコノミクスデザインシニアエコノミスト、シエンプレ株式会社顧問などを務める。また、内閣府「AI戦略会議」を始めとし、複数の省庁の有識者会議委員を務める。


10/24(火)小川公代 
「「ケア」としての文学を読むーーアンネ・フランクから三島由紀夫まで」


小川公代:上智大学外国語学部教授

専門は、ロマン主義文学、および医学史。著書に、『ケアの倫理とエンパワメント』『ケアする惑星』(ともに講談社)、『文学とアダプテーション――ヨーロッパの文化的変容』『文学とアダプテーション2――ヨーロッパの古典を読む』(ともに共編著、春風社)、『ジェイン・オースティン研究の今』(共著、彩流社)、訳書に『エアスイミング』(シャーロット・ジョーンズ著、幻戯書房)、『肥満男子の身体表象』(共訳、サンダー・L・ギルマン著、法政大学出版局)などがある。8月に『世界文学をケアで読み解く』(朝日新聞出版)を刊行。

(撮影:嶋田礼奈)

11/10(金)古舘恒介 
「エネルギーから人類史を読む」


古舘恒介:西日本カーボン貯留調査株式会社代表取締役社長

1994年3月慶應義塾大学理工学部応用化学科卒。1994年4 月日本石油(現ENEOS)に入社。リテール販売から石油探鉱まで、石油事業の上流から下流まで広範な事業に従事。エネルギー業界に職を得たことで、エネルギーと人類社会の関係に興味を持つようになる。以来サラリーマン生活を続けながら、なぜ人類はエネルギーを大量に消費するのか、そもそもエネルギーとは何なのかについて考えることをライフワークとしている。2021年にその思索の集大成として、『エネルギーをめぐる旅~文明の歴史と私たちの未来~』(英治出版)を著した。趣味は、読書、料理(ただし大味でレパートリーも少ない)、そしてランニング。


11/27(月)磯野真穂 
「医療人類学から考える人類社会」


磯野真穂:人類学者・博士(文学)/ 修士(応用人類学)

1999 年、早稲田大学人間科学部スポーツ科学科卒業。オレゴン州立大学応用人類学研究科修士課程修了後、2010年、早稲田大学文学研究科博士後期課程修了。早稲田大学文化構想学部助教。国際医療福祉大学大学院准教授を経て2020年より在野の研究者となる。文化人類学を大学や専門分野を超えて、広く多くの人に開きたいという目的のもと、一般に向けた人類学の講義や、行政、企業、NPOとのコラボなど幅広い領域で人類学の応用可能性を模索している。

単著に『なぜふつうに食べられないのか―拒食と過食の文化人類学』(春秋社)、『医療者が語る答えなき世界―「いのちの守り人」の人類学』(ちくま新書)、『ダイエット幻想――やせること、愛されること』(ちくまプリマ―新書)、『他者と生きるーリスク・病い・死をめぐる人類学』(集英社新書)、共著に『急に具合が悪くなる』(宮野真生子との共著)がある。


12/8(金)福嶋亮大 
「思想としてのユーラシアーー中国とロシアから考える21世紀の思想的課題」


福嶋亮大:批評家

1981年京都市生まれ。批評家。京都大学大学院文学研究科博士課程修了。東アジアの文化・思想を中心としながら、文学からサブカルチャーまで幅広いテーマについて批評活動を展開している。著書は『復興文化論』『ウルトラマンと戦後サブカルチャーの風景』『ハロー、ユーラシア』『感染症としての文学と哲学』『思考の庭のつくり方』『書物というウイルス』他多数。PLANETSのメールマガジンで「世界文学のアーキテクチャ」を連載中。


12/14(木)御立尚資
「予測不可能な未来と「歴史的視座」の価値」

御立尚資:京都大学経営管理大学院 特別教授

京都大学文学部米文学科卒。ハーバード大学より経営学修士(MBA with High Distinction, Baker Scholar) を取得。日本航空株式会社を経て、ボストンコンサルティンググループに入社。日本代表(2005年~2015年)BCGグローバル経営会議メンバー(2006年~2013年)を務める。現在は、「次世代」と「文化」をテーマに様々な活動に従事。京都大学経営管理大学院にて特別教授を務めながら、熟成日本酒の文化を広める株式会社熟と燗を設立。大原美術館、東京藝術大学、ドナルド・マクドナルドハウス・チャリティーズ・ジャパンなどの支援や、「風の谷:残すべき未来」、瀬戸内デザイン会議などへの参画も行っている。

これまでの主な著書
・『「ミライの兆し」の見つけ方』(日経 BP/2019 年)
・『戦略「脳」を鍛える ― BCG 流戦略発想の技術』(東洋経済新報社/2003年)
・『経営思考の「補助線」』(日本経済新聞出版社/2009 年)
・『変化の時代、変わる力』(日本経済新聞出版社/2011 年)
・『ビジネスゲームセオリー: 経営戦略をゲーム理論で考える』 (共著/日本評論社/2014 年)
・『ジオエコノミクスの世紀 G ゼロ後の日本が生き残る道』 (共著/日本経済新聞出版社/2015 年) など


【2024年1月〜3月】
1/10(水)谷川嘉浩
「スマホ時代のためのプラグマティズム入門」

谷川嘉浩:大阪経済法科大学非常勤講師

1990年生まれ。大阪経済法科大学非常勤講師。本学非常勤講師、日本学術振興会特別研究員(DC2)、本学特任講師を経て、2023年から本学専任講師。『スマホ時代の哲学』『信仰と想像力の哲学』『専門分野の越え方』など著書多数。講演やワークショップもしばしば行う。日本哲学会、応用哲学会、日本社会学理論学会などに所属。


1/25(木)田中みゆき
「障害とアクセシビリティから社会を見る」

田中みゆき:東京工業大学リベラルアーツ研究教育院非常勤講師

「障害は世界を捉え直す視点」をテーマに、カテゴリーにとらわれないプロジェクトを企画。表現の見方や捉え方を障害当事者含む鑑賞者とともに再考する。近年の仕事に、映画「ナイトクルージング」(2019年公開)、「音で観るダンスのワークインプログレス」(KAAT神奈川芸術劇場ほか、2017-2022年)、「ルール?展」(21_21 DESIGN SIGHT、2021年)、展覧会「語りの複数性」(東京都渋谷公園通りギャラリー、2021年)など。アジアン・カルチュラル・カウンシルの助成を得て、2022年7月から12月までニューヨーク大学障害学センター客員研究員としてニューヨークに滞在。東京工業大学リベラルアーツ研究教育院非常勤講師。


2/7(水) 稲見昌彦 
「身体拡張技術の現在」

稲見昌彦:東京大学 総長特任補佐・先端科学技術研究センター 副所長 / 教授

東京大学大学院工学系研究科博士課程修了 博士(工学)。電気通信大学、慶應義塾大学等を経て2016年より現職。自在化技術、人間拡張工学、エンタテインメント工学に興味を持つ。米TIME誌Coolest Invention of the Year、文部科学大臣表彰若手科学者賞などを受賞。超人スポーツ協会共同代表、情報処理学会理事、日本バーチャルリアリティ学会理事、日本学術会議連携会員等を兼務。著書に『スーパーヒューマン誕生!人間はSFを超える』(NHK出版新書)、『自在化身体論』(NTS)他。


2/25(日) 岡根谷実里 
「世界の食卓から歴史を読む」

岡根谷実里:世界の台所探検家

1989年、長野県生まれ。東京大学大学院工学系研究科修士修了後、クックパッド株式会社に勤務し、独立。世界各地の家庭の台所を訪れて一緒に料理をし、料理を通して見える暮らしや社会の様子を発信している。講演・執筆・研究のほか、全国の小中高校への出張授業も実施。立命館大学BKC社系研究機構客員協力研究員、大阪大学感染症総合教育研究拠点(CiDER)連携研究員。近著に「世界の食卓から社会が見える(大和書房)」。


3/2(土) 落合陽一 
「デジタルネイチャーからマタギドライブへ」


©Impress Corporation

落合陽一:メディアアーティスト

1987年生まれ、2010年ごろより作家活動を始める。境界領域における物化や変換、質量への憧憬をモチーフに作品を展開。筑波大学准教授、デジタルハリウッド大学特任教授。2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)テーマ事業プロデューサー。

近年の展示として「おさなごころを、きみに(東京都現代美術館, 2020)」、「北九州未来創造芸術祭 ART for SDGs (北九州, 2021)」、「Ars Electronica(オーストリア,2021)」、「Study:大阪関西国際芸術祭(大阪, 2022)」、「遍在する身体,交錯する時空間(日下部民藝館,2022)」など多数。また「落合陽一×日本フィルプロジェクト」の演出など、さまざまな分野とのコラボレーションも手かげる。


3/21(木) 宇野常寛
「新しいリベラルアーツ」を考える(レポート公開添削講座)

受講生が提出したレポートを公開で宇野が添削します。



▼参加方法について

講座は、zoomにて行います。

①「学割コース」「スタンダードコース」以上のコースに参加の方は、メンバー限定Facebookグループにてzoomリンクをお知らせします。

②「教養講座コース」にご参加の方は、当日19時ごろにCAMPFIREにご登録のメールアドレスに送付されるzoomリンクより、ご入室ください。

※10月からの講座リニューアルに伴い「宇野常寛ゼミコース」は、「教養講座コース」へと名称と内容を変更しました。


▼アーカイブの視聴方法について

講座終了後、翌日以降にアーカイブ動画を公開いたします。
①「学割コース」「スタンダードコース」以上のコースに参加の方
アーカイブの視聴方法は、メンバー限定Facebookグループでお知らせいたします。本講座のアーカイブの期限は、公開後3ヶ月です。


②「教養講座コース」にご参加の方
CAMPFIREにご登録のメールアドレスに送付されるリンクより、ご覧ください。アーカイブの期限は、公開後1ヶ月です。


▼PLANETS CLUBへの参加はこちらから


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