
皆様、こんにちは!
美術鑑賞サークルのちーです。
6/23(日)にサークル18回目の活動として、 根津の弥生美術館・竹久夢二美術館「マツオヒロミ展 レトロモダンファンタジア」展を鑑賞に行きました!
目次
1.サークルの概要
2.イベントの様子
3.感想
4.今後の活動予定
1.サークルの概要
月に一回程度、皆で都内の美術館の企画展を見に行くサークルです。西洋絵画の展覧会が多めですが、日本美術、現代アート、映画鑑賞、まち歩きなどの活動もたまに行っています。鑑賞後は、気に入った作品を発表したり、希望者でカフェで歓談を行っています。普段美術館にはあまり行かないという方も多くいらっしゃいますので、勉強の息抜きにお気軽にご参加ください。またサークル登録がないコミュニティーメンバー以上の方のご参加もいつでも大歓迎です!
2.イベントの様子
当日は計3名で活動致しました。
弥生美術館は、明治・大正・昭和の挿絵を集めた美術館として1984年に開館しました。
東京大学のすぐ側にある閑静な私立美術館です。
会場内は、レトロモダンという展示会の名称にぴったりな素敵な着物の女性やオシャレをした女の子がいっぱいでそれだけで思わずテンションか上がってしまいました(笑)
今回の企画展マツオヒロミさんの紹介をしますと、彼女は1980年生まれのイラストレーターとして現在は岡山県に居住して活躍されています。
こんなレトロ可愛い絵を描くのは女性かな?と思いつつネットで調べた時は性別が明記されていなかったのですが、会場内の解説に「出産・育児をはさみ…」とありましたので恐らく女性かと思われます。
ですが可愛い!に性別は不要ですし、今の時代それを問うのも野暮というものですね。
マツオヒロミ展、一言で言うと脳がとろけそうなくらい可愛かったです!!
レトロ可愛い女の子のイラストがいっぱいの素敵空間でトキメキが抑えられませんでした。
会場は一階と二階の小さな部屋に分かれており、一階は架空の百貨店として、呉服売り場や喫茶店、化粧品売り場の小物も展示されていました。
一緒に並べられていた女学生のマンガを眺めながら、そういえば久しく可愛いコスメや雑貨にときめいていなかったな〜なんて思ってしまったのですが、この会場で10代や20代の頃のキャピキャピした感情を少し取り戻せた気がします!
…この表現がもうおばさん的ですね笑
他に適切な言葉が見つからないのでご容赦を願いたいところなのですが、なんとマツオヒロミさんは2Fフロアにあるマンガで素敵な表現をされていました!
「あの頃のわくわくどきどきが詰まった宝箱を開けたみたいだね」(2022《夏の終わりのル・ソレイユ》より)
イラストだけでなく言葉まで期待を裏切らない表現です。
女学生の漫画は鉛筆書きでして、マツオヒロミさんというとカラフルな色彩が特徴的ですが、この作品はトーンも使わず鉛筆の強弱の線だけで可愛い女の子やコスメが描かれていて、その職人技に思わずうっとりしてしまいました。
会場内はこの通り撮影可能でしたので、せっかくなのでもう少し作品を紹介します。
マツオヒロミさんと言えばレトロ可愛い着物の女の子!というイメージで、まさにこれらの作品なのですが、着物ってこんなに色っぽかったっけ?なんて思ってしまいました。
着物のしなやかさや女性の視線がそうさせているのでしょうか…とにかく溜息が出るくらい美しくて可愛いです。
ところで、弥生美術館は竹久夢二美術館と併設されており、同じチケットで観覧することができます。
そう、大正〜昭和初期レトロの元ネタを一緒に見ることができます!
時代的に日本画や版画作品のためか、マツオヒロミ展を見た後だとどうしても色数が少なく感じてしまいましたが、セクシーさでは全く負けていません!
この時代は絵だけでなく人間も本当にこんなに色っぽかったのかな、と思って会場を眺めていると竹久夢二のモデルとなった女性たちの写真が展示されていたのですが、皆さん確かに表情やポーズが色っぽかったです…
よくよく考えてみると現代のモデルもそうですし、誰もがこうではなかったとは思いますが、展示されていた高畠華宵の作品も色っぽいのに当時の少年少女向け雑誌で大人気だったことを考えると時代の流行もあるのかなと感じました。
大正・昭和初期はお淑やかさ、現代はやはり幼い感じの可愛いが求められている気がします。
お淑やか、で意味を調べると「物静かで上品なさま」と出てきましたが、竹久夢二の女性像は物静かさを感じなくもないですが、高畠華宵の描く女性は何となくお喋りそうだなと思ってしまいました。
上記2点の写真は高畠華宵の作品です。
ところで竹久夢二の展示は「夢二がえがく動物ワンダーランド ~大正ロマンのイラスト&デザインを中心に~」と銘打たれており、ネコやウサギを抱いた夢二らしい女性像の他に、雑誌の挿絵が多く展示されておりました。
挿絵の方は子供向けのものも多く、一般に夢二と聞いてイメージするものとは画風が大分違っていて驚きでした。
画家としてだけでなくデザイナーの走りとして竹久夢二の功績を知ることができました。
3.感想
さて、今回はチケット代を全員分支払っても予算が余りましたので、久しぶりに美術館併設のカフェでお茶をしました。
思ったより席数もあり、カレーの美味しそうな香りが漂う素敵な喫茶店でした。
私はマツオヒロミ展コラボの「万華鏡の庭」と題された可愛いドリンクを頼みました。
ゼリーはバタフライビーというハーブティーを使っているので、レモンソースをかけると青から紫色に変わるという楽しい仕掛け付きです。
ご一緒したのは女性でしたので、マツオヒロミ展でテンション高めだったこともあり、ついつい真面目に現代の恋愛事情について語り合ってしまいました!
ですが自習会らしく、勉強やお仕事のお話も楽しく会話できました。
初対面でしたが落ち着いてこんな会話ができるところは自習会ならではかと思います。
参加してくださった皆様のおかげで、本日もとても楽しい時間が過ごせました♪ありがとうございました!
最後に会場で購入したポストカードがとても可愛かったので、チケットとともに載せておきます。
(これから弥生美術館に行かれる方は、お支払いが現金オンリーですのでご注意ください!)
4.今後の活動予定
・7/21(日) 東京都美術館 デ・キリコ展
次回は7/21(日)にデ・キリコ展を見に行く予定です。
東京都美術館での大規模回顧展ですので楽しみにしています。
それ以後の活動予定はどこにしようか悩んでいるので、リクエスト募集中です!
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