
〇名作を味わう読書会です。課題本は上田 秋成の「雨月物語-菊花の約」。
〇「雨月物語」は、江戸時代後期の1776年(安永5年)に出版された作品。
9編の短編からなる幻想的な怪異小説集です。
「菊花の約」は、その中の一編。
この作品は読み解いていくと驚くほど凝った作りになっている傑作です。
皆さんでおしゃべりして、この作品の本当の魅力を読み解いていきましょう!
「菊花の約」は、こんな小説です。
〇時は、戦乱の盛んな戦国時代。若い学者の丈部左門は、知人の家を訪れた折に、高熱にうなされている赤穴宗右衛門という侍を助ける。左門と宗右衛門は義兄弟の契りを結ぶ。全快した宗右衛門は長陽の節句にはこの地へ帰るからと約束して、城主のいるへ出雲へと旅立つ。約束の時が来て、果たして宗右衛門は、戻ってくるのであろうか・・・。
〇青空文庫にも掲載されていますので、無料で読むことができます!
・現代語訳:https://www.aozora.gr.jp/cards/001271/files/60609_77359.html
・原文:https://www.aozora.gr.jp/cards/001271/files/60608_77891.html
〇ぜひとも、事前に「菊花の約」をお読みください。より深いお話ができます!
わからない箇所や面白かった個所など皆さんでおしゃべりしましょう!
新しい扉が開けるかもしれませんよ!