2020/04/03 16:21

写真:親子ほど年の離れた淺野さん(右)と千葉さん。mitaka no vaの共同経営者だ


人通りの少ない住宅地でカフェ新設
41歳と63歳の男性2人が目指すもの

 好きな街でいつか飲食店をやりたい、と思う人は少なくない気がする。利益は少しで構わない。質のいい料理とドリンクを提供して、人と人を温かくつなげるような場を作りたい――。例えば定年退職後、生活資金は年金などで確保した上でならば可能かもしれない。
 本格的かつ自然な形でカフェを作り、地域にも根付きつつある人たちがいる。淺野雄太さん(41歳)と千葉清さん(63歳)だ。
 2019年3月に彼らがオープンさせた「mitaka no va」(みたかのば。以下、nova)は、不思議なほど落ち着く場所である。元は小料理屋とスナックだったという建物。その壁を抜いて1つにした空間を「COMMUNITY BOOK CAFÉ」として使っている。コーヒーを出しながら書籍も販売。小さな子どもも連れて来られる座敷席もあり、レンタルスペースとしても貸し出しているらしい。
 はっきり言って立地は良くない。三鷹駅からは徒歩15分以上かかる住宅地の中にあるので、近隣住民以外の利用はほぼ望めない。だからこそ、これから飲食店を出したい人にも参考になる。この場所に新規出店してやっていけるのであれば、他の地域でも可能だと思えて来るからだ。

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