信州の秘境・遠山郷の集落「下栗の里」を、農作業などの活動を通じて応援します! 日本屈指の景観と、八百年以上の伝統と、下栗の皆さんの心意気を、まだまだ残していきたいです。下栗の里が、ずっと人を迎え入れられる場所であり続けるために、継続的な活動を一緒に実現しませんか!?

プロジェクト本文

下栗の里とは?

下栗の里は、長野県飯田市にある、100人ほどの集落です。飯田市とは言っても中心市街から車で1時間以上、幾山を越えた先にあります。

標高は800~1000m。急斜面に張り付くように生活が営まれています。南東向きの斜面は陽当たり抜群で、畑で育つ野菜や穀物はと~っても美味しく育ちます。いくつかの作物は原種保存が行われており、中でも信州の伝統野菜に仲間入りしている下栗芋 (二度芋) などは地元の人たちだけでなく観光のお土産にも好評のようです。

また、注目すべき文化も残っています。毎年12月に行われる霜月祭りは国指定の重要無形民俗文化財。8月に行われる掛け踊りは市指定の民俗文化財。どちらも古くから伝わる独特の伝統行事です。そして何より、オープンで優しい住民の方々の人柄が魅力的な文化です。


そこで何をしているのか?

下栗は南アルプスを間近に望む観光地でもあり、斜面にある家・道・畑など、集落そのものが観光資源です。しかし人口は減少・高齢化しており、空き家や休耕地が増えてきています。そこで、その休耕地を遠方の街に住む人々にも貸し出し、地元の方々の指導付きで農作業を体験してもらうという取り組みが、自治会で実施されるようになりました。

僕たちはそこへ参加し、農作物を栽培したり、地元の方たちや同じように畑作業に来た方たちと交流したりさせてもらっています。あまり手間のかからない芋や蕎麦を中心に、毎年少しずつ面積を増やし、2018年は約4〜5aを活用させていただきました。畑作業をしに行くペースはだいたい1ヶ月に一度、参加人数は平均で5人前後となっており、時期にもよりますがかなりハードに作業してもらっています。毎回、働き者の皆さんに集まっていただき感謝です。

そうして下栗へ通っていた参加者の中から、現地へ移住する人も現れました。地域の経済や機能を保つためには人口増加は不可欠であり、自治体も力を入れているところです。

彼は、初めから移住することを考えていたわけではないようです。僕たちはただ農作業をしに行くだけなので、移住するとか、何か役に立つとか、そういう気負いなく気楽に参加することができます。しかし一方で、現地での体験や交流を通して、単なる観光では知り得ない魅力が伝わる取り組みでもあります。それによって、移住ということだけでなく、文化やライフスタイルなど様々な面で価値観に影響を受けていると思います。

この活動も5年以上になり、顔見知りが増え、地元の方々にも受け入れられていると感じることが多いです。土地のことや過去のバックグラウンドが分かってくると話が弾みますし、困ったときは電話一本で助けに来てもらったりということもあります。また、他の地域から来ている方からも、手間をかけずに続ける方法をアドバイスしていただいたり、泊まる場所を提供していただけたりもしています。


何にお金を使うのか?

このような調子なので、現地でお金を使うことは、実はあまりありません。食費やお土産以外に使っているのは、種代、肥料代、耕耘機や刈払機の燃料費くらいです。

一番お金を使うのは、交通費です。

山の中へ行くので必然的にレンタカーの利用となり、レンタル料、高速料金、燃料費を人数割りしています。何度も往復する中で、格安レンタカーを探してみたり、ルートを変更してみたりと試行錯誤し、現状では1回1人当たり1万円程度となっています。旅行と思えば随分と安いのですが、毎月継続的にとなると、それなりの負担となってきます。

好きで来ているとはいえ、身体を使って貢献してもらった上に金銭的な負担もかけてしまうのは心苦しいですし、学生やまだ収入の少ない世代の方は活動に興味があっても気軽には参加しにくいのではないかと思います。僕は、そういう人たちにこそ参加して欲しいのです。

また一方で、この活動への参加にはかなりの気力や体力が必要です。東京からの道のりは片道5時間。約半日をかけて移動し、現地では存分に働き、帰宅した翌日はそれぞれの仕事に行きます。活動の趣旨には賛同していても、年配の方や子育て中の方などに参加していただくには、少々ハード過ぎる内容ではないかと思います。

そこで、身体的負担と金銭的負担を分離することを考えました。それが今回のプロジェクトです。

体力のある人には、身体を使ってもらう。お金を出せる人には、お金を出してもらう。
そして対等に、共通のリターンを得ていただきます。


リターンについて

リターンは、下栗の畑で採れた農産物です。前述のように、と〜っても美味しくできますので、ご期待ください。各作物の収穫後に、支援金額に応じて配分を決定いたします。

配分は、以下の方法で決定します。


1. 収穫量のうち、クラウドファンディング支援者全体への配分(R [%])

収穫量決定時から過去1年間における、活動費用(C)に対するクラウドファンディングで集まった金額(F)の割合に基づき、で算出します。


2. 支援者全体への配分のうち、各支援者への配分(r [%])

過去の各月における支援者全体の支援金額(Fi)の加重累加と各支援者の支援金額(fi)の加重累加に基づき、で算出します。(iは支援月からの経過月数)


3. 配当量は、 となります!

例えば、2018年の芋の収穫量は約70kg、年間費用は約25万円でしたので、仮に1年間に集まった金額が25万円(R=50)で他の支援者と同等の条件であれば、月々約600円を支援していると約1kgの芋を得ることができます。

配分決定後、配分量のご連絡と受取り意思の確認をさせていただきます。品目により不要な場合や、分量を調整したい場合は、このときにご指定ください。


支援方法

ご支援は、500円/月以上のお好きな金額を設定していただけます。金額に応じて、リターンの量が変化します。支援金額を500円/月より多くしていただく場合は、リターンの選択後に「上乗せ支援」設定欄で金額を変更してください。


ご理解いただきたいこと

この活動は作業としては農作業が主となっていますが、地域の魅力を発掘し、それが伝わることが大切だと考えています。そのため、交流や遊びなどの要素も多分に含んでおり、農業としての効率や収穫量を優先する計画とはなっていません。また、限られた日程で行動しているため、天候の急な変化などにより適期を逃してしまうこともあります。リターンの原資となる収穫量は状況により大きく変化してしまいますので、ご理解いただきたく思います。

現地での様子も配信していきたいと思いますので、そういった状況も一緒にお楽しみいただければ幸いです。

(左) 当然ながら、常に晴れるわけではなく。
(右) 芋の天敵!

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