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ArchiveKo
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このコミュニティについて
室伏鴻(1947-2015) ダンサー・振付家。1969年土方巽に師事。72年“大駱駝艦”の創立、旗揚げに参加。74年舞踏新聞『激しい季節』を編集刊行、同時に女性舞踏グループ“アリアドーネの会”をプロデュース。76年福井県に“北龍峡”を築き、舞踏派“背火”を主宰。78年“アリアドーネの会”と“背火”を率いてのパリ公演《最後の楽園─彼方への門》での成功を皮切りに、81年、82年と欧州ツアーを行い、ヨーロッパに舞踏を認知させる。
88年よりデュオ活動を開始、2000年からは日本での活動も再開し、ソロ作品、Edgeシリーズは、インプルスタンツ国際ダンスフェスティバル(ウィーン)、モンペリエ国際ダンスフェスティバル(フランス)など多くの国際フェスティバルに招聘された。その後、日本人若手ダンサーによるユニット“Ko&Edge Co”を結成し、数々の話題作を発表、またソロ作品《quick silver》《Ritournelle》はヨーロッパ、南米をはじめ世界各国で公演された。共同制作としてジンガロとの《Le centaure et l’animal》、最後のソロ作品《Faux Pas》、振付作品《墓場で踊られる熱狂的ダンス》も各地で大きな成功を収めた。
また、指導者として、インプルスタンツ国際ダンスフェスティバル、アンジェ国立現代舞踊センター(フランス)、ヴェネチア・ビエンナーレ(イタリア)をはじめとする世界各地で継続してワークショップなどを行ない、後進の指導においても高い評価を得た。69年に土方巽の門を叩いてのち、78年のフランス進出、そしてメキシコで倒れるまでの46年間、漂泊する孤高の舞踏家として、多くの人々に衝撃と新たなる発見を与え続けた。
早稲田鶴巻町の室伏鴻アーカイブカフェ Shyでは、最後のマネージャーの手により、彼の作品や記録および彼に影響を与えた蔵書、音楽が保管されており、国内外から訪れる研究者をはじめ皆様に開かれています。
また、web上でKo Murobushi Archive https://www.ko-murobushi.com/ の運営もしています。
河出書房社から『室伏鴻集成』を出版しています。http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309279138/
収益性のある事業ではないため、このままではアーカイブの継続は困難です。その場合、室伏の記録や資料は、海外の研究所への譲渡を検討しておりますが、私どもといたしましては、室伏と縁ある早稲田でアーカイブを継続し、多くの方にアクセスしてほしいと考えています。
ご支援は、アーカイブカフェの賃料、光熱費、webサイトのサーバ利用費に充てさせていただきます。
コーヒーチケット(500円/月のご支援ごとに1枚、期限半年予定)
アーカイブカフェの所在地 東京都新宿区早稲田鶴巻町557 小笠原ビル1F
http://kkunstwatanabe.wixsite.com/shys
ご来店の際には、プロジェクトご参加の旨お伝えくださいませ。
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