このコミュニティについて
今、あなたの手の中に500円あります。
近くにはずっと行ってみたいと思っていた美味しいと評判のコーヒー屋さんがあります。
でも500円しか持っていないので、コーヒー屋さんでコーヒーを飲んでしまったら、あなたは今日のランチを食べるお金がありません。
さて、このような状況であなたならどうするでしょうか?
もしあなたがこのような状況で、迷わず「そんなのもちろんコーヒーでしょ。一日くらいランチなしでも大丈夫!」という選択をする人なら、あなたは私たちの仲間です!
ぜひお友達になりましょう!
はい、自己紹介が遅れました。
珈琲散策clubというコミュニティを運営している島倉と申します。
コーヒーのプロではありません。単なる“一(いち)コーヒー好き”です。
私が本当に美味しいコーヒーと出会ってからもう20年。
これまでずっと美味しいコーヒーを探し続けて来ました。
おかげで今では自分の好きな豆の種類、焙煎具合、抽出方法、などいろいろ分かるようになってきました。
でも、いまだに美味しいコーヒーを探し続けています。
なぜか?
それは「世界のどこかに自分にぴったりの珈琲(=最好の珈琲)があるに違いない!」と信じているからです。
はい、バカですね(笑)
でも生まれつきコーヒーバカだったわけではないんです。
あなたは初めてコーヒーを飲んだ時のことを覚えていますか?
私とコーヒーとの最初の出会いは最悪でした。
両親が飲んでいるコーヒーからはとてもいい香りがしていて、
小学生の私は、
「絶対飲めないから止めておきな」
と止める両親に
「絶対大丈夫だから!!!」
と言って、そのコーヒーを一口飲んでみると…。
「あんなに美味しそうな匂いなのに、詐欺だっ!!!」
「大人はこんな不味い飲み物をあんなに美味しそうに飲んでるの?!」
「頭おかしい…」
これが、小学生の私が初めてコーヒーを飲んだときの素直な感想でした。
我が家の両親が普段飲んでいたコーヒーはインスタントコーヒーだったのです。
それ以来、私の中でコーヒーは「香りはいいけど、味は大変マズイ飲み物」という認識になってしまいました。
それは私が高校2年生の夏休みでした。
我が家は夏休みにほぼ毎年家族旅行に行っていました。
行き先はなぜかいつも東北。
「東北の人は優しいから」
父親がそう話していたのを覚えています。
我が家の家族旅行はいつも行き当たりばったりで、その日泊まる宿も決めずに出かけます。
でも意外と当日はキャンセルで空きが出ることも多く、泊まる宿に困ったことはありません。
しかし、その日の宿は過去最悪のレベルでした。
それは確かどこかの国民宿舎だったと思います。
断崖絶壁の崖の上に建っていて、建物は古くてボロボロ。
外は雨で景色もまったく見えない。
煎餅みたいな薄い布団を自分で上げ下げしなくてはならず、挙句の果てに海のすぐそばだというのに、夕食にはカラカラに乾いた刺身が出てくる始末。
翌日、さすがに不憫に思ったのか、父親が「今日はいいところに泊めてやる」と言ってそれまで一度も泊まったことのないリゾートホテルに泊まることになりました。
翌朝、そのレストランで私は本物のコーヒーと出会いました。
私は小学生のあのトラウマのような体験から、その後一度もコーヒーを口にしていませんでした。
しかしその日は朝食に出てきたコーヒーを飲んでしきりに感動している両親を見て、少し興味がわきました。
さらに母親も「すごい美味しいから飲んでみたら」と勧めてくるので、「じゃあダメもとで…」と恐る恐るコーヒーに口をつけました…
すると…
「美味しい!!!」
何より驚いたのは、そのコーヒーは香りとまったく同じ“豆の味”がしたことでした!!!
「ちゃんとしたコーヒーは香りと同じ味がするんだ!」
私にとっては大発見でした。
このときから私の“最好の珈琲”を求める旅が始まりました。
旅行から帰宅した翌日から、私は“豆の香りと同じ味のするコーヒー”を求めて、
近所の喫茶店に出かけました。
しかし、そこで出てきたコーヒーはひどく酸っぱい味のするものでした。
私はめげずに近所の喫茶店をいくつも巡りました。
しかし、結果は同じでした。
「どこもみんな酸っぱい味のするコーヒーばかりだ…」
そんなことを繰り返すうちに、一年以上が経過していました。
「やっぱり“豆の香りと同じ味のするコーヒー”はもう飲めないのだろうか…」
そう気落ちしていた私は、ある日一冊の本と出会います。
その本は、中央公論社から出ていた『珈琲をおいしく飲もう』。
なんとこの本、村上春樹のエッセイから始まる不思議な珈琲本。
この本の中に「古波蔵 保好」さん(故人)が書いた
『心ひかれる喫茶店があると、入ってコーヒーを飲む。それが癖になった』
というエッセイがありました。
内容は筆者のコーヒーとの出会いから、美味しいコーヒーを探して歩き回った歴史が書いてあって、その中に、こんなことが書いてありました。
『(略)わたしは、自分の味覚を永住させていいと思うほどの店を見つけた。
それが、関口一郎さんの営む「カフェ・ド・ランブル」である。』
「カフェ・ド・ランブル。
ここに行けば、また“豆の香りと同じ味のするコーヒー”が飲めるかもしれない…。」
そんな思いで、当時高校生だった私はカフェ・ド・ランブルがある銀座を目指したのでした………。
………こうして私の“最好の珈琲”を求める旅は今も続いています。
当時はまだインターネットも普及しておらず(パソコン通信の時代でした…)、情報といえば専ら本か口コミ。
しかし私の周囲にはコーヒーに詳しい人など一人もおらず、美味しいコーヒーにたどり着くまでに本当に大変な思いをしました。
もちろん、今となってはいい思い出ですし、何より店構えだけで大体「美味しい店かどうか」の当たりが付くようになったのは大きな収穫ではありました。
でも、もし昔の自分にこういったコミュニティがあれば、こんな回り道はしなくて済んだのも事実です。
今では、見知らぬ街に行ってもインターネットを使ってコーヒーの美味しそうなお店を探し当てるのは簡単です。
いざ美味しいお店が簡単に分かるようになると、世の中には美味しいコーヒーが溢れていることが分かります。美味しいコーヒーだけを選んでお店巡りをしても、全部制覇することはできないかもしれません。
もし「どこかにある自分にぴったりのコーヒーを探してみたい!」と思ったとして、私と同じように一年間も“ハズレ”を引き続けて、それでもなお探すのを止めない人はそう多くないように思います。
それなら、美味しいコーヒーを20年も探し続けている私と一緒に探してみませんか?
あなたの代わりに私が毎月新しいコーヒー屋さんへ行って、そのお店の豆を郵送でお届けします。
同じ思いの人と一人でも多く繋がれたら、こんなに嬉しいことはありません。
✔ 自分にどんなコーヒーが合っているのか知りたい
✔ 珈琲雑誌に載っているお店に行ってみたいけど、地方なので難しい
✔ 珈琲雑誌に載っているお店に行ってみたいけど、時間がなくて難しい
✔ 毎月違ったお店の美味しいコーヒーを飲んでみたい
✔ 自宅で毎日飲むための美味しいコーヒーを探している
・(リターンの)コーヒー豆の購入費
・(リターンの)コーヒー豆の郵送費
・お店までの交通費(年に1回くらいは首都圏以外まで“出張”できれば…)
・コミュニティの運営費
・その他、雑費
・毎月オーナーが訪問したお店のコーヒー豆(100g程度)
→ ※注意※ リターンのコーヒー豆は“豆のまま”の状態で届きます
・毎月オーナーが訪問したお店のレポート
→ Facebookの非公開コミュニティに投稿されます
・途中で退会した場合、月会費の返金や日割り計算などはありませんのでご注意ください。
・会員同士の交流はFacebookの非公開グループを通じて行います。参加にはFacebookアカウントが必要です。
・コミュニティ内で共有された情報の無断転載は禁止です。
・領収書の発行は承っておりません。
・コミュニティでは何かを否定したり貶めたりするような投稿は禁止です。
○「この店がすごく美味しい」「深煎りの豆が大好き」「美味しいと思うが、自分の好みではない」等
×「あの店は最悪だった」「浅煎りの豆なんて人間が飲むものじゃない」等
誰でも発言しやすい、楽しいコミュニティを一緒に作りましょう。
・コミュニティにおける全権はオーナーが保持するものとします。コミュニティの秩序を大きく乱す行為などがあった場合、強制退会とさせていただく場合があります。
・Facebookアカウントが実名登録ではない、プロフィール写真がない、友達がいないなど、アカウントが適性なものでないと判断した場合、入会をお断りする場合があります。
CAMPFIREコミュニティは以下のお支払い方法に対応しています。
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