概要文の内容を目指したきっかけ

　近年、我が国においては、空き家の放置による様々な弊害が問題になっています。当事務所が存在する大牟田市内及びその近隣では特に、その問題が顕著になっています。

　空き家の持ち主は、空き家の管理のために、それ相応の負担を求められます。しかし、その負担は、それ相応に重いものです。その負担を負っている空き家の持ち主は、人それぞれでありますが、それ相応の苦痛を感じていると考えられます。

　一方で、場所を欲している方は、借賃を払ってまで、場所を確保しようとします。そして、その方は、行政書士等の士業に、法的に必要な手続きを有料で依頼する場合が考えられます。

　故に、私は、空き家を持て余している方の空き家を無料で管理し、場所を欲している方に、管理している空き家を無料で貸すことを考えたのです。

　当事務所は、無料で借りた借主から、行政書士業務に基づき、報酬を得ることにより、利益を得ようと考えておりますが、そこまでに至るまでには相当の期間を要することが考えられます。利益を得るに至るまでの繋ぎとして、クラウドファンディングに応募致しました。

　クラウドファンディングに応募するにつき、クラウドファンディングについて調べるうちに、キャンプファイヤーコミュニティーの存在を知りました。単に、お金を集めるだけでなく、コミュニティー内での意思の疎通及び情報の提供とそれに対する意見を得ることができることに魅力を感じました。

　当事務所は、昨年の終わり頃から本格的に空き家に関する業務を始めましたが、中々、空き家の管理までには至っていません。空き家管理の需要はある筈なのですが、その需要を取り込めないでいます。地域の紙媒体やジモティー、エキテン、そして、自らチラシを作成して配布したりしていますが、一向に効果がありません。需要の取り込みの有効な方法についての知見を、コミュニティー内で得たいと考えております。

　当事務所自体が、長年空き家として存在し、かつ、不動産屋に長い間売れ残っていたのを、当事務所の所長が、120万円で買い取り、70万円を超える金額をかけて補修と白蟻対策を施し、事務所として開業したのです。

　空き家は、使う人がいなければ、朽ち果てて、周囲に害悪を及ぼす粗大ゴミになってしまいます。当事務所の様に、再び誰かに使用されることが、周囲に迷惑をかけず、何より、空き家にとっても幸せではないでしょうか。

　場所を欲している方にその空き家を無料で貸すことにより、空き家が再び誰かに使用される確率が高くなり、場所を欲している方の借賃の負担を無くすことができれば、ほんの僅かではありますが、社会に貢献できるのではないかと考えております。

　当事務所が行おうとしている些細な社会実験というべきチャレンジに何卒ご支援ご協力をお願い申し上げます。

お金の使い途

　空き家の業務に関する広告宣伝費

　事務所の運営及び活動費

　管理する空き家の管理費

　　空き家にある残置物の処理、庭の

　　雑草の処理等

　管理する空き家の修繕等の費用

　　場所を欲している方の費用負担を

　　少しでも軽減するため

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当事務所の業務の適法性について

　空き家を持て余している方の空き家を無料で管理する行為は、使用貸借契約を結ぶことにより行い、当事務所が管理する空き家を場所を欲している方に無料で貸す行為は、使用転貸借契約を結ぶことにより行います。

　いわゆるサブリ−スであり、宅地建物取引業法上の宅建業の免許は必要でなく、当事務所が業務を始める前に、福岡県庁にも確認を取りました。