失われた写真家"シリアスフォトグラファー"として生きていくために

プロジェクト本文


▼ごあいさつ
モノクロフィルム寫眞専門のシリアスフォトグラファー"Tetsujiro"の継続的なご支援様を募集しております。


主な活動実績


福岡市内の数カ所の店舗様にてtetsujiroの作品を展示・販売。


福岡アジア美術館にて「文化・芸術展」にて展示された作品を前にお母様と。


・作品で携わるものや人への気持ちーTetsujiroとの対話より

人が持っている才能というのは、そこまで大きくはありません。これは自分もそう言えますし、才能があると言われてきた人たちと接したり、関わってきたり、学んできたことで知り得たものです。自分の夢に向かって行動すれば、壁にぶつかることは日常的なことですが、その都度、友人や先輩や専門の方へ打ち明けていけば、その人なりの考えを聴けます。そこには常に気付きがあり、ひらめきの種があり、吸収していくべき学びがあります。才能はそうして磨かれて自分自身のものへと変わっていく。私が作品を通して表現したいものは、繋がりあっていくものなのであります。


▼ラジオ番組に出演させていただいた際にシリアスフォトグラファーについて語るTetsujiro


・カメラ、作品への拘りーTetsujiroとの対話より

作品についてはモノクロフィルムのみで制作しております。自宅兼作業場にて自家現像を行い、自宅を改装した暗室にて引き伸ばし手焼きを自らが行なっております。必要に応じて、現像液に関しましても自家調合を行い、一から作り出しております。


・一眼やミラーレスとの「味」の違いーTetsujiroとの対話より

 デジタル一眼レフやミラーレスの技術は毎年毎年すごい勢いで向上しています。デジタルやミラーレスの技術が発展すればするほど、写真技術の差別化は無くなってくるでしょう。スマホですら誰もが美しい彩度で撮影ができてしまう。モノクロフィルムは現像技術も含め、差別化をもたらされたことで芸術性をさらに備えていくものと思っております。


下記、Tetsujiroのプロフィールを本人の言葉とともに載せております。

---------------------Tetsujiro----------------------

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▽写真家になるまでの道

20歳ごろにカメラに出会い、それから今に至るまで18年写真を続けて参りました。

18年の間、写真家の方や写真館のオーナーなどから学ばせて頂きながら、3年前より自分の写真を飾りたい、購入したい、と言ってくれる方が増えてきたこともあり、2年前から写真家として独り立ちをしました。


▽影響を受けた人、作品

 私が影響を受けた人物はシリアスフォトグラファーの名を世に問うた人物「植田正治」先生その人であります。

写真家が写真家であるために、作品のみによる写真芸術の道筋を示してくれた方でもあります。

私はこのシリアスフォトグラファーという写真家としての生き方をもういちど、この時代この世で実践して行きたいと願い、現実に行動しております。


▽主な作品をコメントとともに。。。

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「流れ着いたその先から」

母と買い物に出掛けた折に出会った風景です。屹立した流木が月日の経過を物語りながら、その日の夕日を眺めていました。


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「door」

誰かが立てかけた朽ちた木の窓枠が波風に晒されながらも立っていました。人の生活と自然の調和が長く続いた様を感じて長時間露光にて表してみました。


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自粛期間中にフィルムでしかできない表現の試作として、現像までを考慮に入れて撮る手法を見てもらいたいと思い撮ったものです。このようにモノクロフィルム写真ならではのものもあることは素晴らしい表現の手法と思います。


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「無題」

潮が満ちてくると沈む堤防の街灯。デジタルやミラーレスであれば撮影時に設定を追い込む事で街灯の光芒の表現を写し出せますが、フィルムは一発勝負です。しかしながら、経験と知識によって表現をイメージした通りにすることも可能です。


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被写体を極限まで削ることは受け手側のイメージを増幅させることにもつながります。誰もいない時代からこの風景はきっと同じように繰り返されてきたのでしょう。


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一本の松の姿が好きで撮ったものです。ただひたすらに長い時間を一人で過ごしてきたのでしょう。それを思うと悲哀の中に威厳を感じるものです。少しばかりフィルム装填時にズレが生じたのですがトリミングせずにそのままにしました。


「静かなる時」

公式ホームページの表紙にもしているアシスタントが一番のお気に入りの写真になります。自分自身も大変気に入っており、この作品はいまだに誰にも受け渡しをしていません。アシスタントが虎視淡々と狙っているようですが。



▼ご支援者さまへのリターン内容

♢1000円/月


①5ヶ月支援頂くごとに写真作品の贈物をお届けいたします。

(ご支援5ヶ月目、10ヶ月目、15ヶ月目...と5ヶ月単位での作品の贈り物です)

◇初回(ご支援開始から5ヶ月目)◇
Size:27.9×35.6(cm)の作品
※作品はランダムとなります。

◇2回目以降(10ヶ月目以降)◇
Size:12×16.5(cm)の作品
※公式HPよりお好きな作品をお選び下さい。
(選んで頂いてから約1ヶ月後のお渡しとなります。)

②作品と一緒にご支援下さる皆様に、Tetsujiro_photographyよりお礼のお手紙。
※①②ともに送料はこちらが負担いたします。

※メールアドレスは作品選びのやりとりの際に使用させて頂きます。



◇5000円/月


①毎月、写真作品の贈物をお届けいたします。

◇初回◇
Size:27.9×35.6(cm)の作品
※作品はランダムとなります。

◇2回目以降(2ヶ月目以降)◇
Size:12×16.5(cm)の作品
※公式HPよりお好きな作品をお選び下さい。
(選んで頂いてから約1ヶ月後のお渡しとなります。)

②作品と一緒にご支援下さる皆様に、Tetsujiro_photographyよりお礼のお手紙。
※①②ともに送料はこちらが負担いたします。

※メールアドレスは作品選びのやりとりの際に使用させて頂きます。


▽資金の使い道

 芸術写真作品のみを求めるシリアスフォトグラファーとしての活動資金としてご使用させて頂きます。

撮影依頼などによって収入を得ていませんので、こういう形でのご支援を募らせて頂いております。

活動の内容などについてはSNSなどで情報発信をしておりますのでご覧ください。

公式HP⇨https://www.tetsujiro.com/

Twitter⇨https://mobile.twitter.com/tetsujirophoto


先日、YouTubeチャンネルも開設いたしました。是非こちらもご覧ください。

YouTubeチャンネル⇨https://youtu.be/9ARIOq9GXPY



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▼さいごに


最後までご拝読いただきありがとうございました。

基本的にはTwitterでこれからの活動の情報発信を行って参ります。


正直、アシスタントとして近くで見ていて金銭面に無頓着すぎて困る事も多々。

こちらが助けて欲しいほどです。笑

大きなリュックを持って、突然山に篭り出したり

昼間に海に行ったかと思えば、月が出るまで誰もいない浜辺でカメラを構えている変わり者です。


ただアシスタントは、Tetsujiroの写真作品をみるといつも、じゅわじゅわとした気持ちが溢れてきます。

自分の脳みそや心の中のいい事、悪い事が全部じゅわじゅわと混ぜられて溢れ出ていく。

炭酸飲料を振って、とまらずに溢れ出てくる泡のようなあの感じです。

写しているものは違うのに、どの写真もまずその感覚がでてきますのでとても不思議です。

見てくださった皆さんはどんな印象を受けてくださるでしょうか。

もちろん個人それぞれ受け取り方は違います。

アシスタントとしては、受け取ってくださったその感情を、皆様から聞かせて頂くことも、この先の1つの楽しみです。


最後まで読んでくださり、

本当にありがとうございました。

皆様のお力添えのほど何卒宜しくお願いいたします!


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ここより先はTetsujiroの言葉となります。本人より長文になることもあり、興味がある方だけが読んでいただければ幸いとのことです。


子供の頃からの夢。それを現実にすることができる人は数少ない。


私もそうだった。子供のことの夢は小説家か画家になることだった。


本もたくさん読み、毎日のように文章を書き、外に出ては絵を描いていた。


でも、現実は寄せてくる波のように、静かに足元ややってくる。


私の家は困窮を始めていた。どこにでもある話。中学生になる頃には働きに出なければならなかった。


初めての仕事の時、一週間泣き続けていた。何が辛いのかもわからなかった。


働くことにも慣れて、私はいつしか本を読むこと、文章を書くことをしなくなった。


絵を描くことだけは続けていたけど、それも徐々に一ヶ月に一枚、2、3ヶ月に一枚と減っていった。


高校生になると通信制高校に通いながら仕事をしていた。自動車整備をやりながら、木炭画を描いていたいたけれど、油に塗れた手をみるたびに


悲しみしかなかった。


生きるために生きることが骨に染み込んで抜けなくなっていった。そして、絵を描くことをやめた。


足元にきた波は、冷たさとともに僕から夢を奪っていっていた。


社会人になった頃、ある日家電量販店でふと目にしたデジタル一眼レフカメラに目を奪われた。


カメラに触れたのはそれが初めてのことだった。


その日から夢中になった。仕事帰りの深夜の人気の消えた道路、忘れ去られた路傍の花、こんなに楽しいと思える日々は何年振りだっただろうか。


夢を奪って行った波は、足元に夢のカケラを置いて行ってくれてもいた。


写真は絵を描くことに似ていて、辛い仕事をしながらも続けることができた。


写真の勉強も印刷会社に勤めてもいたので写真家の方を紹介してもらったり、近所のカメラ屋さん、写真館の方などに、カメラのノウハウや基礎などを学んだ。


ある日、父が死んだ。


正直にいうと理解し得ないまま死んだ。自分の夢を壊した張本人だと恨んでもいた。


親子だというのに何一つ語らうこともない関係だった。


遺品を整理している時、倉庫から出できたのは一台のフィルムカメラ。コニカC35 AF。他にも写真がたくさん出てきた。


父は何の趣味も持たず、女性にだらしのない、お金にルーズな男だと思っていたから、驚いた。


コニカをオーバーホールして慣れない手つきでフィルムを入れて、写真を撮ってみた。


その瞬間、私はフィルム写真の虜になった、淡い色彩の中に輝くシャボン玉のような写真に。


次第にモノクロの持つ美しさにも魅了されて行った。


その頃の私は写真では食えないと思ってもいたので完全な趣味として諦めてもいた。もう何年もの月日を費やしてもいたから。


でも、デジタルからフィルムカメラに完全に移行してからは、フィルム写真の技術も学び始めた。もう8.9年も前だろうか。


自家現像を始め、手焼きもするために機材を揃えて、師匠筋になる方にも出会え、弟子として学び始めた。


徐々に私の写真を飾りたい、買いたいと言ってくれる方が増えてきたがそれでも写真で食べていくことは躊躇していた。


3年前から写真に割く時間が増えていっていたこともあり、2年前から写真家として活動を始めることにした。


なぜ、これまで写真のみでやってこようとしなかったのに写真家への道を選ぶことにしたのか。


写真を始めてから18年が経っていて、ふと気づいた。


私は父の写真を撮ったことがない。


なのに父は家族の写真をいくつか残し、旅行に行っては風景写真を納めたものの残していた。


生きている頃は、言葉ひとつ交わさず、会うこともなく、深夜にかかってきた電話一つで死んだことを知らされた。


なのに、夢を壊したと思っていた父が残してくれたカメラで夢のかけらを拾って、フィルムカメラは言葉を交わさない父と私との理解をしあう方法だった。


夢を諦めるなと父の最後の言葉だったかもしれないと思ったから。


だからこそ、形の残るフィルム写真への想いが僕の写真を通して誰かに届くのではないかと思った。


フィルム写真の技術の追求、そして保存、作品を通して伝えていくこと。


私が求めているのは父に見せたい風景写真でもあります。自然の中に身を置いていると、この風景はいつからここに存在しているのか?創造した存在がいるのではないだろうか?その自然と一体となる写真、長い時を経てそこに生きてきた人々の痕跡、それらと共に生きていることへの実感を写真に収めたい。フィルム写真にしか撮ることのできる作品を作り続けたいと思っています。


支援、応援なんてお願いするのもおこがましいと思っています。


リターンなどはほぼなく、できることは写真の技術を追い求める姿、現像するための方法や、現像液の自家調合のレシピの公開など、作品作りを見てもらうことになると思います。


ただ、浜辺に戻ってきた夢の欠片を育て上げられるのか見て頂きたいと思っています。


誰もがいつしかなくした夢の続きを叶えることができるのではないか。


私の活動、作品を通じて見ていただければと思います。

                              シリアスフォトグラファー Tetsujiro

  • 2020/06/17 13:41

    Tetsujiro YouTubeを開設しました!是非こちらで、シリアスフォトグラファーTetsujiroが普段どんな活動をしているのかをご覧ください!現在、自己紹介動画と自家現像の様子をアップしています!"現像"言葉では簡単そうに聞こえますが実は一般には気の遠くなるような作業です。一本のフィ...

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