このコミュニティについて
スマートフォンやパソコンで自由な時間に参加できる「胚培養士同士の雑談の場」と捉えてみてください。
「学会に参加できない」、「質問する勇気がない」、「質問がズレてたらどうしよう」etc.…そんな胚培養士初心者から経験豊富な培養士まで、誰でも平等に参加できるように ”ニックネーム(完全匿名)” 制にしました。
何気ない会話からいろいろな気づきが生まれることもあります。
みんなの経験や考え方を知ることで、胚培養士としての視野を広げ、さらなるスキルアップを目指しましょう!
★ 気軽に相談したり、意見交換するために、Discordというアプリを使います。
★ ニックネーム(匿名)で参加できるので誰にも遠慮は要りません。
★ 支援者のリクエストをもとにオンラインセミナーを開催します。
★ 支援者が自身の経験を発信できる場も提供させていただきます。
★ 各地で開催されるオフ会で仲間との絆を深めましょう。
名前:KENTA (本職の都合上匿名で失礼いたします)
不妊に悩むご夫婦のために大学を卒業して胚培養士という職業に就職したにもかかわらず、早朝からの長い勤務時間と生命の始まりである受精卵を扱うという重圧は想像以上に大きく、精神的・肉体的に未熟であった私は体調を崩してしまい5年で退職してしまいました。
その後、40歳を前に結婚しましたがなかなか子宝に恵まれず不妊治療にお世話になることとなりました。
治療は3年で5か所のクリニックを転々と…。
治療中はクリニックによって治療方針や治療技術が違うことに戸惑いつつ、ネットでの情報に振り回される毎日でした。
元胚培養士として
胚培養士は学会や勉強会でいろいろな情報を収集し、横のつながりを作って視野を広げることが治療成績向上への近道だと思います。当時は、学会や勉強会への参加には制限があり、閉鎖的な空間での勤務であるため情報収集は本当に大変でした。
不妊治療経験者として
治療はクリニックに任せるしかないのですが、治療方法や技術はクリニックによって異なるので、実際に治療を受けてみるまでわからないことがほとんどです。治療のための情報を得たり、治療を受けてからの不安や疑問を相談できる場は少なく、ゴールが見えない治療は不安ばかりでした。
そんな自身の経験から、どんな所に住んでいても、どのクリニックに行っても、最新で最高の治療を受けることができたらよいのにと強く思いました。そして自分が培養士だった時に、学会や研究会にクリニックの都合や、開催地までの距離などを理由に参加できないことが格差が生まれる一つの、そして大きな理由であるのかもしれないと思い、不妊治療を必要とする人達のために頑張っている胚培養士の方々が、いろんな経験を持った全国の胚培養士といつでも情報交換することができるようになることで、自分の技術や経験を共有することで治療への不安を少しでも和らげるとともに、疑問を解決できる場所になればと思い作った“IVF相談室”です。
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