▼はじめに

２９年４月より活動をスタートの大原イーグルスのマネージャー兼コーチの金子です！

日本のアマチュア野球界でこのような光景を目にしたことはありませんか？

○『子供たちのミスに対し怒号・罵声を浴びせる指導者』

○『子供たちの思考を停止させてしまう細部にわたる指示』

○『相手チームの子供たちのミスを喜び、目先の勝利に一喜一憂しているチーム』

○『指導者の勝利が欲しい為のピッチャーの酷使』

残念ながら日本の野球現場ではこのような指導が10年・20年以上前から大きな変化もなく行われてきました。 

しかし、本当にこのような環境で子供達の能力を最大限に引き出してあげることができるのでしょうか？野球以外の分野でも、創造力・行動力豊かに誰からも愛される大人になっていけるのでしょうか？ 

そんな疑問から我々『大原イーグルス』は、子供たちが過度なプレッシャーから解放され伸び伸びと野球に打ち込める環境作り、子供たちが自ら考えて行動できる環境作りに取り組んでいます。また、野球だけではなく、困っている人にそっと手を差し伸べることのできる「強く・優しい大人」に成長できるように野球を通じて人間力を身につけられる環境作りも取り組んでいます。

 日本の未来を担う多くの子供たちが我々と共に成長してくれることを願っています。 

▼チームで実現したいこと

【人生のレギュラー】 

スポーツのレギュラーが果たして人生のレギュラーか？ 将来どんな人間になっているか？を一番に考えたいと思っています。どのスポーツもプロやトップアスリートで生活を送っていける選手は一握りしかいません。トップアスリートになれてもセカンドキャリアが必ず待ち受けています。
 野球・ソフトボールを通じて学ぶことはたくさんあります。特に「瞬時に判断する」「仲間と強調しあう」これは机の上では出来ません。
よく、「スポーツしている人は礼儀が出来ている」と評価されますが、それは当然の事であって、大原イーグルスでは、「野球・ソフトボールを通じて将来、人生のレギュラーになろう！」と指導していきます。

【メジャーリーグでセカンド・ショートを守れる選手の輩出】

打撃面では試合でのバント・エンドラン・スクイズなどの指示は一切出しません。体格に関係なく全員フルスイング。

現在少年野球界で監督や指導者が勝負にこだわり過ぎて、バントやスクイズ、細かな采配など、小学生・中学生の期間に必要の無い、伸びしろを消してしまう指導が蔓延しています。試合の結果も大事ですが少年野球の期間に細かな采配をしてまで勝利・優勝を目指す事に意味がないと考えています。

ここ一番の場面で自らのバットでＨＲやヒットを打つことが子ども達の成長に繋がると思います。

守備面では、基本捕球はもちろん、ジャンピングスロー、ランニングスロー、素手捕球等の練習に取り組んで試合でもどんどんチャレンジさせていきます。

日本の指導者は「日本人と外国人では身体能力が違うから難しい」と言いますが、この時期に取り組むことでメジャーリーガーの様なプレーをする事が日本人でも可能になります。

日本の教え【綺麗な形で正面に確実に入って取りましょう！】

アメリカ・中南米の教え【どんな捕り方、投げ方でもアウトにすればＯＫ！】

他にも要因があるとは思いますが、恐らく大部分は、この教え方の違いにより日本人がメジャーリーグで二遊間で活躍が出来ない原因だと考えています。

 選手を型にはめず、のびのびと思いのままに守備練習に取り組むことで選手の可能性を引き出していきます。目標は、メジャーリーグの二遊間を輩出することです！

ポジションの固定なども行わず、野球・ソフトボールの全てのポジションの楽しさ・面白さを体験してもらいます。

失敗を恐れないプレー環境を常に考えて創って行きます。

大原イーグルスではチャレンジした結果に対して怒られる事はありません。

【自主練習を習慣化・育つ環境作り】

大原イーグルスでは自主練習の時間を多く取り入れています。手取り足取り教えるより、自分で考えて自分で行動する事に重点を置いています。自主性が出てくると、質問の回数も多く、結果的に選手の話を聞く事や、アドバイスする事が増えていきます。他チームと比較して多少時間が掛かっている様に見えますが、自主的に取り組んだ結果の失敗や悩んだりは、むしろ成功への足掛かりとなるはずで、色々な事があると認識する格好の場である時も多いのではないでしょうか？

大人の忍耐不足が原因で、せっかく「選手自身で掴むチャンス」の邪魔をしてはいけないと考えています。

【その他あらゆるスポーツ】

神経系の発達が完成に近づき、成人の水準にほぼ達する時期となります。 野球やサッカーのチームに所属する子も多いこの時期には、「練習」ではなく「遊び」 の延長として活動させてあげることが大切です。

『予防医学の研究結果』によると「基礎的な能力が育たないうちに野球やサッカーなど特定の競技をさせると、総合的な運動能力が身に付かないばかりか、成長過程でのバランスを崩し、故障の原因になる」と書かれています。このような科学的結果からみても、この時期には複合種目のスポーツを体験することの重要性が唱えられています。

「大原イーグルス」では野球をベースに他競技や体操も子供たちに体験してもらえるメニューを組んでいます。 特に小学生の高学年期は、様々な競技や体操を行うことで、運動神経を刺激し、能力の向上に繋がります。様々な競技・体操を取り入れる事により、バランス良く強い体が作られていくのです。時間はかかりますが、小学生のうちにこのような取り組みを行っておくことが将来に役立ちます。

▼資金の使い道

連盟費・グランド使用料・照明代・道具などの備品（ボールや道具の補修など）

維持費が５万円程毎月発生致します。

少しでも支援して頂けると将来のプロ野球選手・メジャーリーガーのご家庭の負担も軽減され、より多くの子ども達に『野球の楽しさ・面白さ』を体験させてあげることが可能になります。

▼最後に

子供たちの笑顔を奪わない！心から楽しめる環境はここにある！

押し付けの指導ではなく、のびのびと練習・試合に取り組める環境を用意することで、子供たちの可能性を無限大に広げていきます。

『ヒント』と『チャンス』を与え、小学生の頃から『自ら考えて行動する』習慣作りにも取り組んでいきます。