2024/09/13 10:30
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光の調整が出来る自室やスタジオでは簡単に撮れる商品の切抜撮影も、いざ悪環境でそれなりに撮影できるかというと、プロでも難しいのが現実です。例えば遠い場所、特に買いたくても買えない僻地や海外では持ち込める機材も小道具も限られます。その際の持ち込むものとしての代表的なものをいくつかご紹介して、実際に私が海外で撮った実例を投稿いたします。上の写真の場合、百貨店売り場の片隅で環境光が多数ある中、ストロボは1灯のみで、黒ラシャ紙と白光沢紙&ケント紙&白布数種を使って撮影します。その撮影と切抜後の実例ですが、基本的にカメラマンは後からデザイナーが切抜きやすいように商品の境界線が分かるように撮影する義務があります。しかし、これがなかなか難しい!実際、この撮影はカメラマンが敬遠しがちでスタジオでも上手く撮れないというプロが多いのも昔から定説です。

さて、撮影については大機材では現場にも迷惑が掛かり、機器のコントロールも難しいので1灯でおさえます。この光の当てる角度・距離については現場の状況と物体の質から判断するので多種撮影した経験がないと限られた場所・時間・機材では撮影できません。この講座ではそういったアナログ的な撮影法とデジタル処理を想定した撮影法を混合して進めてまいります。ご興味ある方はご質問だけでも構いません。

切抜いた商品をレイアウト

切抜いた商品を合成し調整して、ハイできあがり。

銀缶と暗い中身の混合体は、現場では最も難しい部類に入ります。

切抜が最も簡単なものの代表格、丸いお皿に盛られた料理


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