
PLANETS CLUBは「遅いインターネット」や「モノノメ」を手掛ける評論家・宇野常寛が主宰する私塾です。
僕(宇野常寛)の「発信」ノウハウの「すべて」を共有する新講座「PLANETS School 〈発信する人になる講座〉ーー宇野常寛のノウハウを全開示」や、文学、ケア、食、AIなどこれからの世界を考える上で大切な視点を、僕(宇野)が信頼する知性を集めてお届けする「PLANETS School 教養講座」などを行っています。
その他、限定公開のテキスト、動画、イベントもたくさんあります。
■「PLANETS School 〈発信する人になる講座〉ーー宇野常寛のノウハウを全開示」開催中!
(宇野常寛からのメッセージ)
執筆、トーク、メディアの編集、そして「発信する」ことを今の仕事に活かす、「発信する」ことで「食べていく」……。PLANETS Schoolで僕(宇野常寛)の「発信」ノウハウの「すべて」を共有する講座を再起動します。
今回のテーマは「宇野常寛のようなことをできる人を増やす」です。
受講生には新書一冊分のテキストを配布します(これだけで元が取れます)。
これまでの講座よりもより、実践的で実務的な講座です。よろしくお願いします。
1/22(水)20:00~
#9『「上手い文章」とは何か 』
▼講義概要
文章については本当に難しいです。僕もいつも過去の文章を読んでは、なんて下手くそなのかと絶望し、全部書き直したくなります。しかし、それでも最低限「ここは」というべき明白な基準はあります。文章とは、思考そのものです。思考の整理できてない人は文章も整理されていないし、逆もまたしかりです。つまり文章を磨くことで思考も磨くことができます。そして今回は思考と文章が互いに磨かれていくループの作り方について伝授します。
※こちらの講義では、テキストの第七章を取り上げます。
▼開催日程
1/22(水)20:00
講座のテーマ『「上手い文章」とは何か』について、事前質問を募集します。質問は下記のフォームより、お願いいたします。1/20(月)12:00締切です。
https://forms.gle/XTy5nj2ULJXJxwi59
※講座内でも質問可能です!
▼参加方法
リアルタイム参加の方は、zoomにご入室いただきます。zoomリンクは、メンバー限定Facebookグループにてお知らせします。
※アーカイブも残りますので、リアルタイムで参加できない方もぜひ後日ご覧ください。
▼注意事項
本講座は、PLANETS CLUBのメンバー(スタンダードコース・学割コース・サポートコース)が対象です。参加希望の方は、PLANETS CLUBへご参加ください。
■2024年10月から2025年3月にかけて、「PLANETS School 教養講座」の第三期を開催します!
※現時点での草案です。講座内容は変更することがあります。
(敬称略)
(宇野常寛からのメッセージ)
PLANETS CLUBでは、2023年10月に「PLANETS School 教養講座」を開講しました。
文学、ケア、食、AIなどこれからの世界を考える上で大切な視点を、僕(宇野)が信頼する知性を集めてお届けします。
SNSや動画プラットフォームで、誰かを貶める快楽を提供する言論ビジネスとは正反対の、私たちの生活に根ざした問題をじっくり、時間をかけて考えるための道具を共有するための講座です。聞き手は僕がつとめ初学者にはわかりやすく噛み砕き、そして批評的にその知見の応用をみなさんと一緒に考え、講師のみなさんから学んでいきます。
当日は講師のみなさんのお話のあと、生参加のできる受講生とのディスカッションの時間を設けています。
この人たちの生講義をこの距離で受けられる機会はなかなかないはずです。
僕たちにとっても冒険的な企画なので、ぜひこの機会を逃さずにご参加ください。
<2025年1月の予定>
1/8(水) 先﨑彰容
批評回帰宣言 ―文学にとって「近代」とは何か
▼講義概要
先﨑さんと僕とでは、たぶんバックボーンも、依って立つ足場のようなものもだいぶ違います。しかし先﨑さんが「保守」するものに、そして「保守」していることではじめて紡がれる言葉に、僕は自分から距離があるからこそとても惹かれます。先﨑さんの新著『批評回帰宣言』は坂口安吾、夏目漱石、和辻哲郎、福澤諭吉、中江兆民、江藤淳……こういった固有名詞を位置づけ直すことでこの国の「近代」を問い直すという、途方もない試みに挑んだ本です。今回は同書の内容を下敷きに、先﨑さんの考える人間と「風土」や「国家」の関係のあるべき姿について、お話しいただく機会になるかと思います。
<プロフィール>
先﨑彰容(せんざきあきなか)
1975年東京都生まれ。思想史家。東京大学文学部倫理学科卒業。東北大学大学院日本思想史博士課程単位取得終了(文学博士)。この間、文部科学省政府給費留学生としてフランス国社会科学高等研究院に留学(2006‐2007年、国際日本学専攻)。現在、日本大学危機管理学部教授。ジョージタウン大学東アジア言語文化学部訪問研究員 産経新聞「正論」メンバー。
著書に、『未完の西郷隆盛』(新潮選書2017年12月)、全訳・解説『文明論之概略』(角川ソフィア文庫2017年9月)、『維新と敗戦』(晶文社2018年8月)、『国家の尊厳』(新潮新書 2021年5月)、訳・解説『三酔人経綸問答』 (角川ソフィア文庫 2021年12月)、最新刊に『本居宣長』(新潮選書2024年5月)ほか多数。その他、BS日テレ「深層NEWS」、BSフジ「プライムニュース」、Eテレ「知恵泉」・「100分de名著」等メディアへ論客として登壇。現代日本の諸問題を、明治日本の「近代化」を論じた知識人の倫理・思想観を援用しながら鋭く抉り、その本質を明らかにしている。
1/16(木) 松田法子
都市に『湧水』をたどるとは?
▼講義概要
松田法子さんたちの提唱する「生環境構築史」は、僕たちの暮らしの現場と途方もない長さを持つ人間の「歴史」とをつなぐ視点を与えてくれる「問い」の方法です。そしてその門を叩くことは、決して難しいことではありません。知識と知恵を頼りにその土地を「歩く」こと。そこからこの学問ははじまります。
今回は松田さんの豊富なフィールドワークの成果を交えながら、まるで一緒にその土地を歩いているかのように「生環境構築史」の世界を案内してもらえるはずです。
<プロフィール>
松田法子(まつだのりこ)
専門は建築史・都市史。単著・共著に『危機と都市』、『変容する都市のゆくえ』など。WIREDで「人と地球の共構築に向けて−汀のトラヴェローグ」を連載。近年は「領域史」や「都市と大地」というテーマの探究、ヒトによる生存環境構築の長期的歴史とそのモードを探る共同研究「生環境構築史」に取り組む。
▼教養講座への参加方法について
講座は、zoomにて行います。
①「学割コース」「スタンダードコース」以上のコースに参加の方は、メンバー限定Facebookグループにてzoomリンクをお知らせします。
②「教養講座コース」にご参加の方は、当日19時ごろにCAMPFIREにご登録のメールアドレスに送付されるzoomリンクより、ご入室ください。
▼アーカイブについて
講座終了後、翌日以降にアーカイブ動画を公開いたします。
①「学割コース」「スタンダードコース」以上のコースに参加の方
アーカイブの公開準備ができましたら、メンバー限定Facebookグループでお知らせいたします。
本講座のアーカイブの期限は、公開後3ヶ月です。
②「教養講座コース」にご参加の方
CAMPFIREにご登録のメールアドレスにアーカイブのリンクを送付いたします。
アーカイブの期限は、公開後1ヶ月です。
■第三期(2024.10 - 2025.3)ラインナップをご案内いたします
※現時点での草案です。講座内容は変更することがあります。
(敬称略)
山崎はずむ(やまざきはずむ)
音声・言語解析AIを開発するスタートアップ、Poeticsの代表取締役。東京大学大学院総合文化研究科博士課程満期退学(比較文学比較文化)。これまでICT Spring (ルクセンブルク) など国際的なピッチ・コンテストで6度優勝しているほか、IFA Next 2019 (ベルリン) やInnovex 2019 (台北) など国際的なテック・カンファレンスでAIに関するキー・ノートを担当。ニューヨーク大学大学院客員研究員 (2013-14年) 。
苫野一徳(とまのいっとく)
哲学者・教育学者。熊本大学大学院教育学研究科准教授。早稲田大学大学院教育学研究科博士課程修了。博士(教育学)。著書に『どのような教育が「よい」教育か』『勉強するのは何のため?』『教育の力』『「自由」はいかに可能か』『子どもの頃から哲学者』『はじめての哲学的思考』『「学校」をつくり直す』『ほんとうの道徳』『愛』『NHK100分de名著 ルソー「社会契約論」』『未来のきみを変える読書術』『学問としての教育学』『『エミール』を読む』『親子で哲学対話』など。
青田 麻未(あおたまみ)
群馬県立女子大学文学部専任講師。博士(文学)。東京大学大学院人文社会系研究科単位取得退学。日本学術振興会特別研究員PD(成城大学)を経て、現職。専門は環境美学・日常美学で、私たちの暮らしのなかでの感性のはたらきについて哲学的な探究を行っている。主な著作に『環境を批評する 英米系環境美学の展開』(春風社、2020年)、『「ふつうの暮らし」を美学する 家から考える「日常美学」入門』(光文社新書、2024年)がある。
11/14(木) 畑中章宏
希望の民俗学 宮本常一とグレーバー
畑中章宏(はたなかあきひろ)
1962年大阪生まれ。民俗学者。災害伝承、民間信仰から流行現象まで幅広い領域に取り組む。著書に『災害と妖怪』 (亜紀書房)、『21世紀の民俗学』(KADOKAWA)、『死者の民主主義』(トランスビュー)、『廃仏毀釈』(ちくま新書)、『五輪と万博』(春秋社)、『宮本常一』(講談社現代新書)、『100分de名著 忘れられた日本人』(NHK出版)ほか多数。最新刊は『傍流の巨人 渋沢敬三』(現代書館)。
12/5(木) 関屋 裕希
「働く人」の「孤独と孤立」を考える
関屋 裕希(せきやゆき)
東京大学大学院医学系研究科 デジタルメンタルヘルス講座 特任研究員心理学博士 臨床心理士 公認心理師早稲田大学第一文学部を卒業後、筑波大学大学院人間総合科学研究科にて修士号・博士号を取得。2012年より現所属。専門は、産業精神保健(職場のメンタルヘルス)であり、心理学の知見を活用して、従業員や管理監督者向けのワーク・エンゲイジメントやウェルビーイング向上プログラムの開発に従事。労働者の孤立・孤独感改善の介入研究を実施中。著書に『感情の問題地図』(技術評論社)など。
12/20(金) 田中浩也
鎌倉でサーキュラーエコノミーに挑む
田中浩也(たなかひろや)
慶應義塾大学SFC 環境情報学部 教授 、デザイン工学者。京都大学総合人間学部、同人間環境学研究科等を卒業。日本で最初に3Dプリンタを自宅で使い始めた人間として知られ、近年は都市の静脈系へのアプローチや循環型まちづくりに取り組んでいる。
1/8(水) 先﨑彰容
批評回帰宣言 ―文学にとって「近代」とは何か
先﨑彰容(せんざきあきなか)
1975年東京都生まれ。思想史家。
東京大学文学部倫理学科卒業。東北大学大学院日本思想史博士課程単位取得終了(文学博士)。この間、文部科学省政府給費留学生としてフランス国社会科学高等研究院に留学(2006‐2007年、国際日本学専攻)。現在、日本大学危機管理学部教授。ジョージタウン大学東アジア言語文化学部訪問研究員 産経新聞「正論」メンバー。
著書に、『未完の西郷隆盛』(新潮選書2017年12月)、全訳・解説『文明論之概略』(角川ソフィア文庫2017年9月)、『維新と敗戦』(晶文社2018年8月)、『国家の尊厳』(新潮新書 2021年5月)、訳・解説『三酔人経綸問答』 (角川ソフィア文庫 2021年12月)、
最新刊に『本居宣長』(新潮選書2024年5月)ほか多数。
その他、BS日テレ「深層NEWS」、BSフジ「プライムニュース」、Eテレ「知恵泉」・「100分de名著」等メディアへ論客として登壇。現代日本の諸問題を、明治日本の「近代化」を論じた知識人の倫理・思想観を援用しながら鋭く抉り、その本質を明らかにしている。
松田法子(まつだのりこ)
専門は建築史・都市史。単著・共著に『危機と都市』、『変容する都市のゆくえ』など。WIREDで「人と地球の共構築に向けて−汀のトラヴェローグ」を連載。近年は「領域史」や「都市と大地」というテーマの探究、ヒトによる生存環境構築の長期的歴史とそのモードを探る共同研究「生環境構築史」に取り組む。
中村香住(なかむらかすみ)
神奈川大学人間科学部非常勤助手、慶應義塾大学文学部等非常勤講師。専門は文化社会学、ジェンダー・セクシュアリティ研究。第三波フェミニズムやクィア理論の観点から日本のポピュラーカルチャーについて研究をおこなうかたわら、レズビアン/クワロマンティック当事者として“恋愛至上主義にノれないセクシュアルマイノリティ”の居場所作りにも取り組む。
Twitter:@rero70
2月 鞍田愛希子
「ムジナの庭」から「こらだ環境研究所」へ(仮)
鞍田愛希子(くらたあきこ)
1980年生まれ。精神保健福祉士・社会福祉士。植木屋、花屋に勤務ののち、2011年に植物と哲学の実験工房「アトリエミショー」設立。植物や五感をテーマにしたワークショップを各地で手がける。その後、精神保健福祉領域への関心を深め、就労支援施設やフリースクールでの活動を経て、法人化。植物や身体を糸口とした『働く×ケアの場』の提供を試みている。東京都小金井市の福祉施設「ムジナの庭」代表、「こらだ環境研究所」所長。
【Web】https://atelier-michaux.com
3月 福嶋亮大
世界文学のアーキテクチャー(仮)
福嶋亮大(ふくしまりょうた)
1981年京都市生まれ。批評家。京都大学大学院文学研究科博士課程修了。東アジアの文化・思想を中心としながら、文学からサブカルチャーまで幅広いテーマについて批評活動を展開している。著書は『復興文化論』『ウルトラマンと戦後サブカルチャーの風景』『ハロー、ユーラシア』『感染症としての文学と哲学』『思考の庭のつくり方』『書物というウイルス』他多数。PLANETSのメールマガジンで「世界文学のアーキテクチャ」を連載中。
3月 落合陽一
〈マタギドライヴ〉と、その先へ(仮)
©Impress Corporation
落合陽一(おちあいよういち)
メディアアーティスト。1987年生まれ、2010年ごろより作家活動を始める。境界領域における物化や変換、質量への憧憬をモチーフに作品を展開。筑波大学准教授、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)テーマ事業プロデューサー。近年の展示として「おさなごころを、きみに」東京都現代美術館, 2020、「Ars Electronica」オーストリア, 2021、「晴れときどきライカ」ライカギャラリー東京•京都, 2023、「ヌルの共鳴:計算機自然における空性の相互接続」山梨・光の美術館, 2023など多数。
■第一期(2023.10-2024.03)ラインナップはこちらをご覧ください!
■第二期(2024.4 - 2024.9)ラインナップは、こちらをご覧ください。
■これまで開催した「宇野常寛ゼミ」の過去41回+プレ講座の講義は、(今のところは)レジュメ公開と動画アーカイブでいつでも見ることができるのでとてもおトクです
大好評の「宇野常寛ゼミ」の過去回は、レジュメ(1回あたり概ね10000字超)と動画アーカイブで、PLANETSCLUB会員ならいつでも受講することができます。今のところは、過去41回+プレ講座の全講義を入会するだけですべて受けられるので、とてもおトクです。
どの回から参加しても初期メンバーと同様にすべての講座を受けられるので、気になる回があればぜひご入会ください。
(※アーカイブについては、メンバー限定Facebookグループでお知らせしています)
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