
グラハム・ハンコック
先ず、本題を話す前に…
2000年6月『サンデー毎日』のインタビューにて…
「日本以外ではほとんど知られていないけれど、私は縄文(縄文時代)を古代世界でもっとも重要な文化と位置づけています」
「縄文土器は、素晴らしい古代世界の結晶です。縄文人が作った土器を手にすると、電流のようなものに打たれて、縄文人の知的水準の高さ、創造力、あるいは芸術的センスといったものが、歳月を超えて伝わりました。」
と語っています。
上記Wikipedia参照
さてさて…本題です。
"失われたアーク"
についてもっとも詳細に調べたのは…イギリスのジャーナリスト。
グラハム・ハンコック
で、その成果は『神の刻印』に綺麗にまとめられています。
ハンコックは言うまでもなく、日本を含む世界中でベストセラーとなった…
『神々の指紋』
で有名です。日本では刊行順が逆にはなりましたが…
『神の刻印』はその3年前に書かれ…
『エコノミスト』誌東アフリカ特派員としてアフリカの援助問題などをテーマにしていたハンコックがはじめて古代史に挑んだ記念すべき作品なのです。
1万2000年以上前に地球上に高度な文明が存在した…
その記憶の痕跡からエジプトやアンデスなどの古代文明が生まれたとハンコックは語る…
そして…そのハンコックの説は、一つの仮説とし今も尚、世界中で物議となっているのです。
旧約聖書によれば…
アークには敵を一瞬して破壊してしまう凄まじい力が有り…
近づいた者には死が訪れる…
だから純金の板で覆われていると…
垂れ幕の奥の至聖所に安置し、ごく一部の者以外はそこに入らないようにしなければならない。
アークが有るとされる…
『エチオピアの教会の至聖所』
更に、ハンコックは…
"モーゼ"は高位の魔術師であり『シナイ山頂』に有るなんらかの特殊な鉱物を…アークに納めたのではないか…
と考える。
イスラエルの民を残して、一人山に登ったのは、不用意にその鉱物に近づくと命が危険に晒されるからだと…
山から降りたモーゼが見たのは…
黄金の子牛に生贄を捧げ、その前で踊ったり拝んだりする冒瀆の徒と化した群衆だった。
旧約聖書によれば…
怒りのあまりモーゼは神から授かった石版を打ち砕き、黄金の子牛を始末して偶像崇拝者3000人を処刑したあと、ふたたびシナイ山に登って第二の石版を携えて戻ってくる。
この有名な旧約聖書の記述を、ハンコックは筋が通らないと考える訳です。
いくら激怒したとしても、神から直接手渡された十戒の石版を打ち砕くなどということができる筈がない訳で…
だとしたら、モーゼが最初に持って帰った第一の石版は“不良品”で、それに気づいてもういちど山に登ったのではないだろうか?と…
第二の石版とともにイスラエルの民の前に現われたモーゼは
「顔肌から光を放っていた」
と「出エジプト記」には記述されている…
ここから実は「石版」とは…
シナイ山に落ちた"隕石"
の事で、それは強い放射能を帯びていたのではないか?とハンコックは推理する。だからこそモーゼの顔は「光った」のであって…
アークに不用意に近づく者は死に至る。
一度それを敵に向ければ…
【大量破壊兵器】
にもなったのだ。
高位の魔術師であったモーゼは、エジプトで放射能の扱い方を学んでいたとハンコックは言う。
アレクサンドリアの図書館には、超古代文明が残した様々な知識が収蔵されているそうで…
シナイ山にて。
「四〇日四〇夜」
"ヤハウェ"と共にに過ごした
というのは、その間一人で
【恐るべき機械】
を造っていたからなのだと…
ヤハウェは…恐るべき機械…なんともぶっ飛んだ話しですよね?(^^;
続きはまた明日(^^)