2021/01/22 08:36

皆さんおはようございます!


佐藤彩未です。






昨日から投稿している、私の過去・今・そしてこれからをたくさん語らせて頂くシリーズ全4回


今回はPart 2です!



Part 1をまだ見ていない方は、こちらから↓

《Part 1 バレエとの出会い》














<将来の夢: バレエ留学!?>






私が初めて留学をしたのは、中学生の時。


通っていた教室の紹介で中国の国立のバレエ学校に短期留学することになりました。


自分のレッスンの他に毎日現地の生徒のクラスを見学することができ、たったの5日間でしたがこんなにも国や場所によって世界は違うんだということを目の当たりにするとても良い機会になりました。



日本では今やバレエ人口40万人と言われるほど、誰でも気軽に習えるものですが


そこの学校では、

・バレエは選ばれた人しか習えない

・みんな当たり前に軟体(ストレッチさせられてる)

・先生がムチを持ってレッスンしていてみんな手足が痣だらけ

・廊下にその日のクラスごとの採点表

・レッスンの後の体重測定で少しでも増えてたら次のレッスンは受けられず、外でランニングやなわとび 

・寮の食事もものすごく質素


私がのほほんと踊っている間に、同じような年の子たちがこんなに壮絶なバレエ生活をしていたとは!と驚きの連続でした。


(ちなみにそこの学校出身の友達がたくさんいますが、今は叩かれたりはせずそんなにスパルタではないそう)





高校生の時にはフランスに短期留学をして、元オペラ座の先生のレッスンを受けたり、オペラ座でオネーギンを鑑賞したり、夢のような経験をさせてもらいました。



朝ごはんは必ず焼きたてのフランスパン!


フランス人って本当に毎日フランスパン食べてるんですよ(笑)



一日だけクロワッサンが出た日があるのですが、それのまあ美味しかったこと…!

忘れられません。




中国は昔すぎてあまり写真が残ってないのですが、フランスは帰ってきてからスクラップブックを作って思い出に残しました。





この時高校2年生で、バレエはもちろんずっと続けていく気持ちでいましたが、明確にバレリーナになりたい!とはまだ考えておらす…


進路を考える段階になったときに、バレリーナになりたい!というよりも前に長期でバレエ留学をしたい!という憧れがあったので、留学の道を考え始めました。



そこでたまたま見つけたカナダのビクトリアアカデミーオブバレエのオーディションを17歳の時に受けました。



留学した時には18歳だったのですが、18歳はバレエ団に就職する歳なので、留学するには遅い年齢です。


だいたい14〜16歳でする人が多いので、学校によっては年齢制限で入れない場合もあります。



当時、私の周りにプロのバレリーナになった人も留学している人もいませんでしたし、本当に無知で高校3年生でようやく身体的にも精神的にも外に出る準備が出来たのだと思います。



でもその歳でバレエ学校に行って学ぶことを恥ずかしいと年齢を理由に諦めていたら、今私はバレリーナにはなれていません。


補足: 留学するかしないか、早いか遅いかがプロになれるかどうかとは別問題ですが、18歳くらいから留学してる人もたくさんいます。




私は日本で開催されたそのオーディションで授業料全額免除のスカラシップを頂き、憧れの留学が決まりました!






バレエにも色々メソッド(流派)があり、この学校はチェケッティメソッドを主にしていたので、


グランプリエや後ろのタンジュの時に、首を真横にカクンと曲げたり、今までやったことのない変わった少しクセのある踊り方を学ぶことができて、とても新鮮でした。




それからカナダは高校卒業が義務なのと、日本の高校卒業のための単位を取得するために

朝は現地高校に通って、昼過ぎからバレエ学校でレッスンという生活をしていました。




↑よく海外ドラマで見るロッカー




↑現地高校の外国人向けの英語クラス


年に一度パジャマDayで、生徒全員パジャマで登校するなんていう面白い行事が色々ありました。




当時、YESとNOぐらいしか英語が話せなかった私はそれはそれは苦労の日々…


学校でみんながどっと笑った瞬間に自分だけわからなくて一緒に笑えなかったり、レッスンの時に注意されても何も言われているかわからない、でもわからないことも物怖じて伝えられないという感じで悔しい思いをする事も多かったです。


英語を上達させるために、途中高校から語学学校に切り替えて3ヶ月間集中的に勉強したりもしました。



↑語学学校の卒業式




私の経験の中でですが、語学を学ぶ時一番早く上達する方法は、

その言語を話さなければ生きていけない状況に自分を置くことです。


つまり母国語を忘れるくらいなるべく話さないのが手っ取り早いです。

 

私がどうやって英語を上達させたかはまた違う機会にお話しますね♪






この留学中にあった中で「人生で一番嬉しかった瞬間BEST3」に入るのが、


世界的バレエコンクールのユースアメリカグランプリのシアトル予選に出場して、3位をもらった時です。


人生で初めてバレエで壇上に登ることができた瞬間でした。






表彰式はおめかししなければならないのを知らなくて、ムートンブーツを履いていったら先生に怒られて、裸足(タイツ)で舞台に出て表彰されました(笑)




カナダでは、ホームステイしながら最終的に3種類の学校に通って、普通の留学よりも色々なことを一気に経験できたような1年間になりました。



その後は、イギリスの有名スクールにまた留学が決まっていましたが、1年頑張った末に結局ビザが取れず…


とにかく早く海外で踊りに行きたかった私は、ビデオをアメリカのバレエスクールに送りまくって、


一番早くサマースクールが始まるというのが良くて、バレエドキュメンタリー「First Position」で有名なロックスクールフォーダンスエデュケーションに留学を決めました。













<日本人をやめる>





五階建てで、スタジオ6つ、カフェテリア、勉強部屋、衣装屋さん、PTルーム、バレエ用品店 完備

そして寮は道路挟んで隣という最高な環境でした!






ロックスクールでは朝から夕方まで、

1日2回のバレエクラス・トゥシューズクラス(またはパドゥドゥ・コンテンポラリー)・リハーサルがあり、


毎朝1時間半前にスタジオについてストレッチと筋トレ、

レッスン後はディレクターに「もう学校締めるから帰りなさい」と言われるまで自習、

2年目は休みの日も欠かさず毎日ジムに通ってトレーニングしたりと

自分でも褒めてあげたいくらいものすごく頑張った日々でした。


一緒に頑張ってくれたルームメイトがいたことも、そんな怒涛の日々を乗り越えられた理由です。



↑手に持ってるのはアイシング用の氷


家から横断歩道を渡るだけなので、普通にこんな格好で通ってました!




有難いことに毎年あったくるみ割りの公演では金平糖を踊らせて頂きました。







バレエ学校なのに8公演もあったので、本当にバレエ団みたいな学校でした。


1日2公演×2日連続(土日)×2週間踊ったので、しんどかったなんてものじゃなくて、公演終わった後は3日間眠り続けました(笑)







私がこの学校で学んだ一番大事なことは、バレエスタジオでは


 "日本人をやめる"


ということです。




世界中から生徒が集まっていて、ものすごい数の生徒が同時にレッスンを受けるので、周りの人に場所を「どうぞどうぞ」と譲って後ろに立っていたら、絶対に先生に見てもらうことはできません。




↑サマースクールの写真です。

私のこと見つけてみてください!



アメリカでは12歳くらいの子が余裕で私より背が高かったりするので、すぐに埋もれて見えなくなってしまいます。



周りを押し退けてということではありませんが、誰かに見つけてもらうのを待っていたらダメ、黙ってては存在しないのと同じ、


「とにかく前に出て自分を主張する」ことが大事だと学びました。



これは後のバレエ団のオーディション(就職活動)にも生かされてきます。





ロックスクールで過ごした2年間は、実りのあるとても充実して楽しい日々でした。




↑真ん中がディレクター夫婦



↑サマースクールのポスターになった時の



↑結構自由だったので、オフィシャルの写真撮影にスーパーマン着て参加しました(笑)




併せて3年間留学させてくれた親にはとても感謝しています。

こんなにたくさんの経験をさせてくれて本当にありがとう!




他にもニューヨークに短期留学したりなど話せばまだ滝のようにお話はできますが、留学編はこのあたりでおしまい(๑˃̵ᴗ˂̵)







次回は『オーディション&就職編』です!


乞うご期待!





佐藤彩未




---------------------------------------------------------


SNSのフォローもぜひお願いします!


みなとシティバレエ団 Instagram / Twitter

佐藤彩未 Instagram / Twitter


《佐藤彩未を支援する》


---------------------------------------------------------

このアクティビティが気に入ったら、
シェアしてみませんか?

コメント