
こんにちは!
中宮晴花です☀︎
朝夕はずいぶん涼しくなりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
今日は
" バレエが言葉を超えて繋がった瞬間 "
どういう意味?って感じですかね。
これは数年前に亡くなったお爺ちゃんと私のお話です。
亡くなる直前にお爺ちゃんと私を繋いだもの、それが
" バレエ " でした。
お爺ちゃんは亡くなる前に認知症になり、私やお爺ちゃんの娘(私のお母さん)の名前も分からなくなってしまいました。
その後殆ど喋れなくなり、自分で動く事も出来なくなったことをきっかけにほぼ寝たきりになってしまいました。
恐らく人は、喋ったり自分で動く事が出来なくなると生きる活力が湧いてこなくなるのではないかと思います。
何かをしたくても誰かの助けがないと出来ない。
当たり前に出来ていた日常生活が出来なくなるのってとても苦痛だったと思います。
そんなある日、ふと私が踊っているバレエの写真を見せたんです。
するともう殆ど表情を変える事が出来なくなっていたお爺ちゃんが、嘘みたいに嬉しそうに笑ってくれたんです☺︎
ただ好きで、言わば自分の為に踊っていたバレエでしたが、
観ている人を自分の踊りで幸せな気持ちにしたい!
と思った瞬間でした。
バレエは日常生活には必要ないかもしれません。
無くても生きていけるかもしれません。
でも人の心を豊かに出来る、当たり前の日常に少しだけ華やかな時間を与えてくれる芸術なのだと思います。
AIや機械には変えられない、生身の人間だから表現出来る美しい芸術です。
バレエをもっと身近に、沢山の人と豊かな時間を共有出来る日が来ますように。
ではまた♬
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