
皆さんこんにちは。
みなとシティバレエ団 千葉美南海です☺︎
記事の投稿が少し久々になってしまいました。
もう公演から1ヶ月が経ちましたが…真夏のくるみ割り人形が無事に開催でき、そしてクラファンも併せて大成功で終えることが出来ましたことを感謝致します。
公演のことは、今も昨日のことのように鮮明に覚えており…さらに言えば、公演前日のクラファン終了ライブの時も本当にドキドキワクワクし、皆さんのお陰で172%達成という素晴らしい体験をさせて頂きました!!
本当にありがとうございました。
ちょうど舞台のお写真が上がってきたので、それを見たりして、くるみの思い出に浸っていた週末です( ´ ▽ ` )
さて、今日は…私が演じるにあたって意識してる事についてお話ししたいと思います。
みなとシティバレエ団の次回クラシック作品は、【La Bayadere】です。
簡単にどのような物語かを説明すると、男女の三角関係を描いた、ドロドロと人間味溢れるストーリーになっています。
くるみ割り人形とは打って変わって、沢山の演技場面が出てくるので、バレエを観たことがない方にもきっと楽しんで頂けると思います。
そしてストーリーがストーリーなので、くるみ割り人形のようにキラキラの笑顔で楽しい!だけではなく、泣いたり、怒り狂ったり、苦しくなったりと沢山の演技シーンがあります。
私自身今までにも、病気で死んでしまう役や…大切な人を失う役に、とびきりの悪役など様々な役柄を踊らせて頂いてきたのですが…
元々の私は全部顔の表情で演技してしまうタイプでした。
テレビドラマの女優さんなら、カメラがドアップで寄って撮影するので、表情を作り上げることに専念するでしょう。
ただ、私たちバレエダンサーはやはり踊りそのものが表現の一部です。
またどんなに顔で演技しても、1階席や2階席の1番後ろのお客様には顔の細かい表情まではやはり見え辛い。。。
"あなたは顔を隠したら、何が言いたいのか踊りで伝わらないよ"
と言われたことも。
そう言ったことを指摘され、考えだしてからは…足先で、指先で、背中で、デコルテで、瞬きの速度や、振り返り方、音楽の使い方…そして踊りで、その時伝えたいエモーションを表現する練習をして現在に至ります。
顔の表情が見えなくても、今どんな感情なのか観ている人に伝わるように。
小道具を手に取るスピードでも、その人がどんな感情なのか伝える事ができる。
まだまだもっとこだわれるし、研究していかないといけないのですが、今の時点で私が気を付けてるポイントをシェア出来たらなと思いました☺︎
それでは、最後までお読み頂きありがとうございます!
今後は前回書いた、海外でのバレエ団オーディション活動の続きのお話も書く予定なのでお楽しみに(^^)/
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