
こんにちは!
みなとシティバレエ団の黒田綺羅々です♪
バレエ団では8月9日に真夏のくるみ割り人形の全幕公演をします。
そのために毎日リハーサルに励んでおります!
くるみ割り人形の物語を皆さんはご存知でしょうか??
バレエは言葉(セリフ)がないため、ストーリーを知っておくと映画を観ているように楽しめると思います!
今回は三大バレエのひとつ「くるみ割り人形」のストーリーを簡単に説明させていただきます(^^)
〜くるみ割り人形〜
第1幕
クリスマス・イブの夜。
主人公クララの家にパーティーのお客様が次々と到着します。
パーティ会場である居間では、大人、子供、
それぞれが楽しそうに踊っています。
そこへ人形使いのドロッセルマイヤーが登場し、子供達に次々と手品を見せたり、
人形達を踊らせて見せてくれます。
その後、ドロッセルマイヤーは子供達へクリスマスプレゼントを渡し、
クララにはくるみ割り人形を贈ります。
この無骨な人形を、クララはなぜかとても気に入りました。
ところが、弟のフリッツと取り合いになり、彼が人形を壊してしまったので、その場でドロッセルマイヤーが修理します。
パーティはお開きとなり、静かになった家の居間。
クララは、壊れたくるみ割り人形が気になって、夜中に起きて居間へやってきました。
刻は12時。時計が夜更けを知らせるために鐘を打ちます。
その時、クララの体はどんどん小さくなり、あっという間に人形ほどの大きさになったクララ。
すると、突然ねずみの大群が押し寄せてきます。
反対側からは兵隊の人形たちが行進をして出てきます。
兵隊たちの先頭に立って指揮をとっているのがクララのくるみ割り人形です。
クララが驚いていると、兵隊たちとねずみが戦いだします。
最後はくるみ割り人形とねずみの王様の一騎打ちとなります。
くるみ割り人形があわやというところで、
クララが履いていたスリッパをねずみの王様に投げつけ、ねずみたちは退散します。
次の瞬間、くるみ割り人形は王子の姿になります。
雪の精たちに送られながら、お礼にクララをお菓子の国に連れて行きます。
第2幕
お菓子の国の女王・金平糖を始めとしたたくさんの住民に迎えられます。
クララは席を用意され、色々なお菓子の踊りを見せてもらう。
スペインの踊り(チョコレート)、
アラビアの踊り(コーヒー)、
中国の踊り(お茶)、ロシアの踊り、
葦笛の踊り、花のワルツ、金平糖・・・。
クララは踊りを披露してくれたみんなに感謝し別れを告げます。
クララが目を覚ますと、そこは居間のソファーの上でした。
不思議な出来事はクリスマスイブの夢だったのだろうか。それとも…。
クララはかたわらに落ちていたくるみ割り人形を拾い上げ、愛おしそうに抱きしめます。
いかがでしょう?
話を聞いただけでも、クリスマスという特別な日の幻想や子供の夢、世界観が想像できたのではないでしょうか。
そんな夢のあるストーリー「くるみ割り人形」ですが、私は中学生の時に主役のクララを踊りました。
その時お姉さんたちが踊っていたのが
「雪の精」です。
今回の公演では、初めて雪の精を踊らせていただきます!
憧れの役なのでとても嬉しいです(*^^*)
20人弱で踊ることが多い雪の精。
全員で揃えて踊るのも難しいですが、人間の役ではなく、雪の妖精役です。
人間味をなくし、クララをお菓子の国へ送るため、一気に舞台の雰囲気を変えなくてはいけません。
雪は小さい結晶から大きい結晶、優しく降ったり、激しく降ったり、いろんな表情を見せてくれますね。
人間の役ではないものを、踊って表現するのはとても難しいですが
役の気持ちやをよく考えて、よく観察して、
1人で踊るのではなくみんなで踊ることを大切にしないといけません。
雪の精になりきって踊れるようにこれからも練習に励みます!
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