
こんばんは!
一原紗羅です( ఠ͜ఠ )♡
今日は『私がプロのバレエダンサーを目指すようになったきっかけ』についてお話します。
私は4歳でバレエを始め、当時はもうバレエ大好きで家の中でも飛んで跳ねて回って(あ、それはバレエ始める前からかも、、)という感じでですね。
もうバレエを始めてからはずーっと将来の夢、"バレリーナ"でした。
小学校4年生からコンクールに出始めて、まあ辛い思いや悔しい思いも沢山してきましたが、それでも「バレエを辞める」という選択肢はまず無かったですし、バレエをやっていない自分というのが全く想像つきませんでした。
初めてのコンクールの写真。フロリナを踊りました。
私の場合、親がやらせたかった訳ではなく自分からやりたいと言って始めたものなので、親からはずっと「いつでもやめていいんだからね〜」と言われていました。
まあそりゃあそうですよね、バレエお金かかるし。
それでもバレエが大好きで大好きで絶対やめない!!と言っておりましたので、中学校に入っても当たり前に続けておりました。
そして中学2年生になる頃ですかね、5回目のコンクールが終わって。
なんだか気付いたら同い年の仲良い子達がどんどん入賞していて。
あれ?自分なんだか取り残されてる、、?
この間まで一緒に客席に座って受賞者に拍手してた筈なのに、その子達は今舞台の上にいる。
あれ、、?って思って。
なんだか呆然としちゃったんですよね。
自分才能ないのかなって思ったり。
まあそれでもバレエをやめるという選択肢はなかったですけど。
元々コンクールはあまり好きじゃなくて。
私は舞台でお客さんの前で踊るのは大好きですが、審査員の前で踊ってそれを点数で評価されるのが正直嫌でした。
発表会などで踊った時は母や周りからも「紗羅ちゃんは本当にバレエが好きなんだなっていうのが踊りで伝わってくるよ」と言われました。
その言葉が本当に嬉しくて。
でも当時はコンクールで入賞しないとプロにはなれないと思っていたので、余計に「なんでコンクールで決められなきゃいけないんだろう」と落ち込む事もありました。
そしてその時に
「来年のコンクールで入賞出来なかったら、プロになる事を考えよう」
と思いました。
まあ理由として来年は中学3年生、受験生です。
その時はまだどこの高校に行くか決めていなかったですし、本気で受験勉強をするならバレエは少しお休みしないといけなくなるだろうという事で。
それから自分に出来る努力は全てしました。
いつも頭の中はバレエでいっぱい。
そんな1年間でした。
そして、1年後のコンクール。
私は審査員の前ではなく、お客さんの前で踊っているんだと思いながら踊りました。
客席の上の方まで届けるようにして。
ギリギリですが、入賞する事が出来ました。
名前を呼ばれた時は驚いたような分かっていたような、不思議な気持ちでした。
でも本当に「やっとだ!やっと努力が結果に出た!」と嬉しかったです。
そこから有言実行、「よし、プロを目指そう」と思いました。
両親も勿論私には言いませんでしたが、結果が出ないものにお金を出してやらせ続けるという事は厳しいし、普通に大学に行って就職して欲しいと思っていたでしょう。
バレエを全く知らなかった両親もさすがにその頃にはバレエダンサーは食っていけない、でも踊れなくなるリスクはずっと付き纏う職業である事は分かっていたと思うので。
なのでこの入賞をきっかけに諦めてプロになる事を本格的に応援してくれるようになりました。
「プロ目指すなら死ぬ気でやれよ」と。
でもここまでやめさせずに続けさせてくれた両親には本当に感謝しかありません。
これが私がプロを目指すようになったきっかけです。
今思うとおいおい、、ってツッコミたい所ばかりですが、あの時入賞していなかったらバレエをどこかのタイミングでやめていたかもしれないし、私は今こうしてプロとして踊っていなかったと思います。
奇跡のような事です。
こうして今も様々な場所で踊り続けている訳ですが、先程言った"踊ることが大好き。見ている人を楽しませたい。幸せにしたい。"という気持ちは常に持ち続けています。
これからも自分の技術を上げながら世界中の人を踊りで幸せにしたいと思います。
ベトナムツアーをした時のバレエを初めて見た子供達のあのキラキラした目はずっと忘れられません。
もっともっとそのような子達にも届けたい!
そんな私の夢を応援したい!一緒に叶えたい!
と思って下さる方は是非みなとシティバレエ団のコミュニティに参加して舞台制作のリアルな裏側やリハーサルの様子など見るだけでなく、実際に意見を出してみんなで話し合ったり、自分の得意分野を生かして制作に参加したりなど、新たな形で関わっていくことが出来ればと思います!
よろしくお願いします!!
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