
皆さん、こんばんは。
みなとシティバレエ団 千葉美南海ですo(^-^)o
この1週間で、随分暑くなったように思います!!
梅雨にも入り、毎日ジメジメジワッと暑いですが体調には気を付けて下さいね。
私は前回の記事では、全然バレエとは関係のない…猫が大好き!という記事をあげました(笑)
なので今日はバレエの事を書きたいと思います。
踊るとは…??
goo辞書さんによると➡︎音楽などに合わせてからだを動かす。舞踊を演ずる。
だそうです。ふんふん、確かにそうですね。
私の中の踊るは…
身体というツールを使って、中から溢れ出るものを表現する
ことだと私は思っています。
もちろん、特にクラシックバレエは音楽ありきの世界なので、音楽と共にだと思いますが…自分の中の感情が言葉を超えて、とにかく外に発したい!!
嬉しいから飛び跳ねる。など音楽がなくても、その延長にあるのが踊りだと思ってます。
そう考えるとバレエは、踊る×演じるとダブルの要素がありますね。
そんな中、今日は踊りについてフォーカスしているのですが、、
先日、Instagramでワガノワバレエ学校の生徒で11歳くらいの女の子が、お家でバレエを踊っているのを見ました。
脚のラインや、ポジションなどが美しいのは一目瞭然なのですが、何より踊ってる姿が本当に美しかった。
演じているのではなく、中から溢れ出るものが本当に眩しかった。
プレパレーション(バレエだと、踊り始める前の準備の動きを指します)から、気持ちがこもっており、それだけでウットリしてしまうような。
そして、YouTubeで同じく11歳くらいの女の子で、ウクライナ系アメリカ人のヴァイオリンを弾く女の子を拝見したのですが…その子も本当に楽しそうに路上パフォーマンスでヴァイオリンを弾き、弾くだけでは溢れ出るものを抑えきれないのか、リズムに合わせて踊っていました。
どちらも今回はたまたま若い女の子でしたが…
そうそう踊るってこうだよね!と私は思いました。
最近の日本のバレエキッズ達は、本当に高いテクニックを持ち、大人顔負けのレベルでコンクール会場でも沸かせます。
でも、やっぱりバレエは芸術ですから…回ったり、跳んだりというのはあくまでバレエを踊るうえでのツールでしかなくて、それよりも踊るのが大好きな溢れんばかりの内側からの想いとかがとても大切だと思います。
13歳の生徒なのですが、この溢れんばかりの想いが詰まっていて好きな写真なのでシェアしました!
また、物語りの中の役を演じるときには、物語りの時代背景や国などを調べるのはもちろんのこと、その作品が作られた時代や作者の意図なども調べる必要があると思います。
本当の意味でのバレエを踊らないと、お客さんを非日常の世界には連れて行けないと思います。
上部だけの踊り・演じるでお客さんは誤魔化せないから。
そう思って、自分自身のことも見つめ、また指導する時にも伝えていきたい内容です。
では、明日からも1週間頑張っていきましょう(^-^)
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