2020/06/25 22:39

みなとシティバレエ団の
寺戸麻子です
8月9日の舞台まで残り1ヶ月と14日となりました。
自粛解除してから本格的にリハーサルや舞台に向けての準備をし始めて、約1ヶ月。
正直なところ、時間が足りません。
リハーサルは1人の力でできるわけでもなく、出演者全員が毎日のリハーサルで、一つ一つの踊りがより良くなるためにお稽古を積み重ねています。
もちろん、プロとして生半可なものを届けることはできません。
だからこそ、一回一回のリハーサルにエネルギーをかけて踊るし、表現するし、毎回修正して、お客様に届けられるものを創っています。
本来なら、一つの作品のリハーサル期間は、少なくとも5ヶ月ぐらいは必要です。
リハーサルは今日やって明日すぐ良くなるものでもないから。
毎日の積み重ねの結果、今日より明日。
明日より明後日。
反復することで身体的に、作品的に向上し、創り出していきます。
そこに芸術の素晴らしさもあり、また創り上げる難しさもあります。
また、この現状はダンサーだけじゃない。
舞台裏を支えてくれる舞台スタッフも同じだということ。
舞台スタッフの方とも打ち合わせを進め、共に舞台を作り上げています。
アーティストや舞台関係者が社会にできることは多くあるように改めて感じています。
今できることを自力で頑張る。
ただそれだけ。
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