2020/06/15 00:05

皆さん、こんばんは(^-^)

みなとシティバレエ団 千葉美南海です。

深夜更新になってしまいましたが、良い週末を過ごせましたか?


ずばり今日のテーマは…『バレエは難しい』です(笑)

いやーそんなの分かってるよ!どの職業だって大変で難しいよ!というのは存じているので置いといて。

この、みなとシティバレエ団コミュニティを支援してくださっている人の中にも、バレエを習っている方や観たことある方も沢山おられると思います。

そんな中、バレエで生きていくのがどう難しいのか書きたいと思います。


私は自分のバレエの師匠に、「バレエダンサーは宇宙飛行士の次になるのが難しい」とずっと言われ続けていました。

具体的には…

1,バレエに向いている身体の条件であること

2,音楽性や表現力が、ある程度備わっており感受性豊かであること

3,正しい教師に、正しい内容を幼い頃から習えていること

4,健全な心で、正しい努力を継続してできること

5,とにかく踊る事が好きで好きで、バレエが大好きな人であること

細かく書いたらキリがないのですが、ザックリ書くとこんな感じ…

さて、どれが1番難しく必要なことだと思いますか???


1番ですが、これは確かにかなり大きな要素であることは間違いないでしょう。

やはりクラシックバレエは、西洋で生まれた舞踊であり、日本舞踊とは正反対の踊りです。

脚は常にターンアウトと言って外旋方向にあり、上半身は大きく使って表現の一部とします。

唯一同じ点といえば、このバレエも日本舞踊もどちらも強い体幹が必要であるということです。

そんなヨーロッパで生まれ、発展したバレエなので骨格の違う私たち日本人は、"いわゆるバレエ向き"の身体ではないことが多いです。

それは脚の長さや、身体のバランスなど見た目的な事だけではなく、外旋する感覚なども含みます。

私も自分の身体にはいつも苦労し、今も毎日戦いです!

でも、身体的に向いてないところがあっても、その周りの筋肉をトレーニングする事によって強化したり、カバーすることは可能なのです。

バレエダンサーになるために、身体の条件で大きく左右されるのは事実です。

が、これが1番ではないと私は思っています。


次は2番ですが、これももちろん必要な要素です。

基礎的な内容は、解剖学や物理的に教える事が可能。

また、音楽性や表現力も教えることはできます。ただ、感受性踊り心は持って生まれたものが大きいので、中々人に教えることは難しいです。

でも、その人ひとりひとりが生きていく中で、様々な経験をして色んなものを見て・聞いて…どんどん開かれて成長していくものなのでこれも1番ではありません。


3番もとても大切なことです。

特にこの日本では…

海外のバレエ学校では教師免許がないとバレエ教師にはなれないところが多いですし、優秀なバレリーナであったかは別として、必ずみんなバレエ学校をきちんと卒業している人たちが教師になっています。

しかし、この日本では誰でもバレエ教室を開くことができ、大人からバレエを習い始めて解剖学にも触れたことのないような人がバレエ教室を開き、バレエの先生を名乗ることはザラにあります。

酷いところだと、中学生になったら先生のアシスタントになり、子供が子供にバレエを教えるところも知っています。

中学生なんて、まだまだこれから自分も基礎やテクニックを習う段階なのに…

だから、最初のお教室選びはとても重要だと思います。

でも、もし間違った知識のバレエを習い、基礎の土台がなくても本人が本気で変わる意思があり、めちゃくちゃ大変ですが物凄く努力すればある程度大きくなってからでも、基礎を修正する事は可能です。

私もその1人なので。

ちなみに、教師免許ができれば解決するという問題でもないのです。

日本のバレエスクール界隈も問題が山積みなので…そのうちきっと団長が話してくれる事と思います(笑)


さぁ!!やってきました…4番と5番です。

答えを言ってしまいますが、1番必要で難しいのはこの4番・5番だと私は思っています。

好きなことを仕事にして生きるのは難しい】よく言われますよね。

好きなことで生きていけるのは幸せなことだね。とも…

でも、好きで好きで好きじゃなかったらそこまでいけないのも事実なんです。

特にバレエは上にも述べたように、必要な条件がたくさんあります。

その中で、常に自分と向き合わなくてはならないという点が特殊なのです。

自分の身体で向いていないところは?

常に美しくいなくてはならない。

長時間踊り切るだけの体力、筋力があるか?

そんな中、健全な心でバレエを好きでい続け、正しい努力をできる人は限られています。

私は魔の言葉だと思っていますが、思春期の女の子に「太い!痩せなさい!ご飯は食べないで!」と先生が言ったとします。

そうしたら、もうその時点から健全な心ではいられません。

悲しいけれど、無理なダイエットから摂食障害になってしまう人の多さ…

摂食障害になったら、全幕を踊り切るだけの体力はありません。

それどころか、踊りが好きで頑張っていたはずなのに、心も身体もボロボロになり、踊れないのは勿論のこと、なぜ自分がバレエを踊っているのか見失っている事がほとんどです。


だから、矛盾だらけになってしまうんですが…

健全な心を持って、自分の心と身体を管理しながら、鏡の中の自分と毎日向き合い、ひたすらコツコツ努力が出来るほどにバレエが好きである!ということが必要なのかなと思います。

自分の生徒達にも、いつもバレエダンサーになることの難しさ。

と同時に、バレエダンサーという職業の素晴らしさを伝えています。

私はみなとシティバレエ団の活動を通して、バレエの民主化とともに、バレエの正しい教育が普及するために日本にもちゃんとしたバレエ学校を作りたい!と密かに思っています!

私の夢の一つでもあるので、コミュニティの中だけでシェアしました(照)


長くなってしまい、そしてまとまりの無い文書になってしまいましたが…

皆さん如何でしたか?

ただ、バレエのレッスンをするだけではダンサーにはなれません。

ダンサーの一部を少しでも知ってもらえたらと思い、記事にしました。

最後までお読み頂きありがとうございましたo(^_-)O


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