
みなさんはじめまして。
海外旅行とスペイン語をこよなく愛する若菜梨紗と申します。
昨年の晩夏からPIECESにはボランティアとして関わってきました。
子どもたちと関わりたいと思ったきっかけは、自分自身の高校時代の経験です。
私の高校生活はとても恵まれており、多くの優秀で親切な仲間に囲まれていました。しかし、みんなでまとまった雰囲気に息苦しさを覚え、学校へ行きたくない日もありました。
今、その時期を振り返ると、PIECESのような学外の居場所があれば、もっとのびのびと、自分らしくいられたのではないかと思います。
不登校支援では、不登校の子どもたちが、安心して立ち寄れる居場所を作り孤立を予防します。更に子どもの興味関心をきっかけに、多様な機会へ繋げていきます。
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PIECESでは寄付して頂いている皆様の応援のおかげ様で、様々な機会を子どもたちに届けることができ、子どもたちも色々なことに安心してチャレンジできています。
もちろん新しいことに挑戦する際には、失敗がつきものです。
そんな失敗をみんなで経験し、笑ったり、励ましあったりしていくことが成長につながるのだと思います。
子どもたちがPIECESの居場所に遊びに来るようになって、少しずつ、少しずつ
「失敗しても、大丈夫なんだ!」という気づけるよう、仲間とコミュニケーションをとりながらチャレンジできる機会を作っています。
みんなで一緒に失敗を笑顔で乗り越えた経験が、いつか、どこかで、子どもたちの背中を後押しするものになるのではないかと思います。
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さて、2月といえばやっぱりバレンタインですね。
そこで、今回はガールズたちと【手作りチョコ】にチャレンジしました。
買い出しに行く前に、何をつくるか、さまざまな意見が飛び交い、
ゆるい話し合いの結果、今回は【ブラウニー】を作ることに決定!
CYWと子供たちが一緒に買い出しにいき、早速お菓子づくりをスタート。
薄力粉をふるう篩がなかったり、ブラウニーを焼くのに必要な耐熱容器が見つからなかったり、子供も大人も不慣れ感が露わになりましたw
そして、最大の失敗は湯煎の温度が高すぎて?、バターの分量を間違えて?【バターとチョコレートが分離したまま固まってしまったこと】でした。
この状態には、みんな大爆笑でした。
みんなでいるからこそ、こんな失敗も笑って流せる。
そんなゆるくて、温かい雰囲気がPIECESの魅力なのではないか思います。
いろんなハプニングもありつつ、なんとかブラウニーが完成。
夕食のカレーとピザを食べたあと、みんなでテーブルを囲みながら
美味しくいただくことができました。
作る前も、作っている最中も、食べているときも、笑顔が溢れていました。
失敗をしたことで、学び、みんなで流して前進することの大切さがわかったバレンタインだったのではないかと思います。
ゆるくて、温かくて、みんな違うけど、お互いを受け入れあっている。
そんな空間が、子どもたちが「チャレンジしたい!」と思うきっかけを
つくるのではないかと思います。
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今回のイベントのように、認定NPO法人PIECESは、子ども達の興味・関心に寄り添い、共に楽しみを共有しあえる活動をしていきたいと思っています。
みなさまのご協力があってこそこのような活動ができていますので、
今後とも、どうぞ宜しくお願いいたします。