
不登校支援では、不登校の子どもたちが、安心して立ち寄れる居場所を作り孤立を予防します。更に子どもの興味関心をきっかけに、多様な機会へ繋げていきます。
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PIECESでは寄付して頂いている皆様の応援のおかげ様で、様々な機会を子どもたちに届けることができ、子どもたちも色々なことに安心してチャレンジできています。今回はその子どものチャレンジに関して一部ご紹介です。
子どもと一緒に過ごしていくゆるやかな日常の中で、「これって意外と楽しいかも」「これって面白そう」といった子どもたちの声をCYWが聞き取り、
「じゃあ、ちょっとチャレンジしてみるか!」と周りの大人を巻き込みながら
子どもがチャレンジしていけるような機会を作ることが多いです。
元々、自分を表現できる環境に恵まれず、いつのまにか無気力感やあきらめを抱きやすくなっていたような子どもたちも
PIECESの居場所に遊びに来るようになって、何かにチャレンジできるエネルギーを大人との関わりの中でためていって、それをちゃんと表現できる機会を大人が日常の中につくることで
少しずつ、少しずつ
「やりたいことって言ってもいいんだ」「やってみたら大変だけど面白いね」
そんな感覚が培われていくのかなと思います。
そして、この感覚の積み重ねがきっとこれからの子どもたちが自分の人生を歩んでいく上で支えてくれる経験というか、拠り所なっていくような気がします。
さて、今月は子どもたちとどんなチャレンジをしたのかというと
【パフェ作り】と【DIY】にチャレンジしました。!
〈パフェ作りの会〉
ガールズたちを中心に
思い思いデコレーションしながらパフェ作りをしました!
子どもとCYWで買い出しに行き、買ってきてくれたパフェの具材
全部食べたいけどどれを盛り付けするか迷うな~
早速盛り付け開始!
「あれとって~」とCYWの赤ちゃんもパフェ作りに参加
(後ろでは男の子たちがゲームに夢中w こういう雑多に好きなことやれる雰囲気もPIECESっぽさですかね)
お人形ごっこ中。
なんだかこの雰囲気いいなあ。
各々、思い思いのパフェが完成!
(大人も子どももお腹いっぱいいただきました)
〈DIYの会〉
ものづくりに興味のある子どもたちを中心に今回は
小さな椅子を作ることにチャレンジ!
木材のパーツ間違えた!としょっぱなからあたふたw
はじめてのとんかちにも憶することなくガンガンくぎ打ちをしていました(すごい!)
椅子作りがひと段落して、ゲームに夢中な子もいたり。
以上、パフェ作りとDIY体験の様子でした!
このようなゆるっとした雰囲気だからこそ
大人も子どもも少しずつチャレンジしていけるのかなとも思います。
この他にも
週1で一緒に夕飯を作って食べたり、受験前の子は学習支援をしたり、
集団で会いづらい子は個別でちょっとお悩み相談できるような会える機会を作ったり
毎日誰か子どもが事務所に立ち寄っているような1か月でした。
そして余談ですが、特にPIECESに拠点ができたことで
立ち寄る子どもたちも今まで以上に増えました。(靴が収まりきらないほどに)
もっとこういう機会をたくさんの子どもたち一人一人に作っていけたらなと思っています。
最後になりますが、今月の活動もみなさまのご協力があってこそ、できていますので、今後とも、どうぞ宜しくお願いいたします。
段々と寒さも増してきましたが、お身体にお気を付けて。
そして来月は今年度としては最後の活動レポートです!お楽しみに!