2020/11/22 08:00

Q153.なぜ、証券会社はわざわざ自社の評価を下げるような商品を提案したのでしょうか。得策とは思えないのですが。(正子さん)


A153.おっしゃる通りですね。


とはいえ、トルコリラの価値が高くなる可能性もあるので、一概に証券会社だけを責める訳にはいきません。投資の世界は、


・自己責任


が基本です。誰かのせいにしている限り、投資家にはなれません。とはいえ、証券会社も営利企業なので、利益を上げなければ、従業員を雇えず、店舗も維持できません。


考えられる理由は、


1.手数料のため

2.トルコリラのリスクを知らない

3.長期的な信用より短期的な利益を重視


くらいしか思いつきません。


基本的に、タダ働きする企業は存在せず、何かを販売するということは、自社製品ならばそのまま利益ですが、他社のものを代理で販売する場合は、手数料をもらいます。そうでなければ、企業が存続できないからです。当然のことです。


問題は、トルコリラのリスクを知らないかどうかですが、当然リスクは把握しています。しかし、売り方としては、「高金利」をうたって、


・元本のトルコリラが下がることを同等に表示していない


というところに、商売が先に立ち、顧客の利益を損なっても気にしないという、3番目の内容と重なります。


本当に顧客の資産を増やしたいのであれば、S&P500をススメた方が良いのですが、S&P500は手数料が0.1%と非常に安く、ほとんど儲かりません。


ですので、損をした際に、つい証券会社を責めがちですが、彼らも彼らで生活のため必死です。仕方ないことかなと思います。但し、悪い評価は蓄積するので、あまり良いことではなく、長期的には是正されると思います。


対処するにはただ言われるままに購入するのではなく、個々人の知識量が必要です。特に、投資家としての基礎知識が必要です。売買は、売る方だけではなく、買う方にも責任があります。せめて、騙されないための最低限の知識は欲しいものです( ^ ^ )。

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