2020/05/08 15:00

アイデアプラットフォームと勝手に言っていますが、アイデアを出し合ってそれをマッチングしたり、売買、またはそれ自体が何らかのビジネスにつなげるというのは、結構アイデアを出せる人なら考えそうです。僕もそうです。

一方でこれらのアイデアは結構うまくいかないことが多いです。というよりも、これはビジネス的な観点で切ると、旨味がないというか、結果的にアイデア自体の価値を出そうとすると「アイデアの評価」ができないからなんですね。

例えば、あなたがお客さん企業の担当者とします。このプラットフォームを使ってアイデアを集めたいとする。そして依頼した。それはいくらかお金がかかる。で、集めてそこそこ「アイデア」が集まってきた。この時、どう評価しますか?

簡単です。あなたの企業がもしくはあなたが良いと思ったものも含めて、企業が良いと思うものが評価されます。企業が良いというものはなにか?基本的に売上が上がるアイデアでしょう。品よくいえば、売上に寄与するとか、会社の発展とかいっても、まあそこは売上です。全く売上に寄与するといえないものは、さすがに駄目でしょう。

寄与とは、直接もあれば間接もあります。ですが、直接売上が上がるアイデアって基本的にそのまま捉えると「魔法」ですから、基本的な考えとしては、何をどうしたらいいかというコンサルに近いものになるはずです。でないなら、パッケージや既にあるものを入れてもらうみたいなビジネスですよね。それ以外はあまり考えにくいです。あっても、そのバランスとか組み方の違いでしょう。

それで、このアイデアの評価が企業寄りであるとき、それってオープンイノベーションみたいな感じかというと大分違いますよね。そして、短期ならいいですが、長期でみればアイデアの質と企業の質、結果的に形にできるかというプラットフォームの質となっていって、これを稼働して、回すのはかなり難しいです。そもそもとして、かなり苦労する割に旨味が少ないはずで、かつアイデアを丁寧に扱わないとすぐ自滅するからですね。

これもある種アイデアプラットフォームの罠だと思っています。簡単そうですし、できそうです。しかしこれは参入障壁が低いでなく、見せかけであって、一度考えてシミュレーションすればいかに大変かがわかります。それでもなお諦めたくない、何かやりたいのであれば少しでも実現のために動くべきと考えています。

ちなみに、否定はそこまでしてないですが、「難しいよね」と言われて「ですよね」といってやらない人はそこで引き返すくらいでいいかと思います。それでもやりたいと思わないくらいでないと、そもそも何もできないって感じですね。例外はあるんでしょうが。

さあ、このアイデア出しの場のポテンシャルはうまく着地するのか、見どころですよね(笑)

というわけで、簡単そうに見えるから簡単ではない。しかし、とはいえやらないと見えないというジレンマもあるので、そこはやはり情熱とか環境とか、が決めるのでしょうね。

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