東京 日本橋のクラフトビール醸造所「2杯目のビール。」です。

 はじめまして。東京日本橋でクラフトビールの醸造・販売をしている「2杯目のビール。」オーナーの下田です。2021年にクラフトビール醸造所を立ち上げて以来、フルーツ&スパイスを中心に様々な副原料を使ったクラフトビール作りに挑戦しています。

 クラフトビールの世界に入る前は、フレンチ&イタリアンのシェフとして15年ほど働いていました。ビール造りをイチから学びつつ、シェフとして培ってきた素材のバランスを見極める力、衛生面の知識などを掛け合わせ、独自の香り・テイストを追求しています。

 「2杯目のビール。」ちょっと変わった名前ですが、「1杯目のビールは美味しい。2杯目は1杯目を超えられない。」というビールの定説を覆すようなビールを目指し、日々試行錯誤しながら新しいビール造りに奮闘しています。

 私たち「2杯目のビール。」は、フルーツ&スパイスを使ったビールを得意としています。これまで、パイナップルやアプリコットなどのフルーツ、山椒から鰹節までさまざまなスパイス・副原料を使い、素材の香り・フレーバーを活かしたビールを醸造してきました。

「ホップ」と「グレープフルーツ」の融合で新しい香りに挑戦

 フルーツ系ビールは、そのフルーツの特徴を全面に押し出すため、香りの強いホップはあまり使わない傾向があります。逆にホップフォワードなビールは、ホップが持つ複雑なアロマを引き出すことを重視するため、果実そのものは入れないことがほとんどです。

 今回のビールで私たちが使うのは「グレープフルーツ」です。ホップの複雑で奥行きのある香りを最大限引き出しつつ、グレープフルーツを加えることで香りの輪郭をクッキリと立ち上がらせ、注いだ瞬間・蓋を開けた瞬間に柑橘アロマが鮮烈に広がるビールを目指します。

米ポートランド「Culmination Brewing」と初のコラボレーション醸造が実現

 オレゴン州ポートランドは、アメリカのクラフトビールシーンを牽引してきたいわば「聖地」のような場所です。代表の下田も、過去4度ほどポートランドに渡航しています。「ビールが好き」がビシビシと伝わってくる街と、フレンドリーかつ、常により良い物、面白いものを探求する情熱。サステナビリティにあふれる精神など、行くたびに発見のある魅力的な街。

 コラボレーションするのは、ポートランドの代表的なブルワリー「Culmination Brewing」。IPAを中心に様々なスタイルのビールで世界的に評価されている彼らとのコラボレーションすることで、これまでの「2杯目のビール。」とは異なる、新たなフレーバーと香りを皆様にお届けしたいと考えています。

ネーミングは「いぬにひき」

 日本でも幾つかのクラフトブルワリーさんがCulmination Brewingとのコラボレーションビールを醸造していますが、やはり一番有名なのは伊勢角屋麦酒さんの「ねこにひき」ではないでしょうか。

 私たち「2杯目のビール。」は、オーナー兼醸造長の下田が大の犬好きであることから、犬をモチーフとしたロゴでビールをお届けしています。Culmination Brewingの醸造所・タップルームも、犬との交流が盛んであることから、伊勢角屋麦酒さんへのリスペクトも込めて「いぬにひき」というネーミングにしました。

 コラボレーション実現にあたり、伊勢角屋麦酒さまにも「いぬにひき」のネーミングを相談させて頂いたところ、快く使用を承諾頂きました。

これまでの活動と準備状況

 「2杯目のビール。」は「BEERS SHOP ASAKUSA」のメンバーと共にチームを結成し、コラボレーションビールの実現に向けた準備を進めています。

 きっかけは、2023年春のクラフトビールのイベント「Food to Fuji」でした。イベントのため来日していたCulmination Brewingの醸造長Danielが「2杯目のビール。」を訪れ、気に入ってくれたことをきっかけに、コラボレーションビールのプロジェクトが始動しました。

 以降、もとより醸造長の下田が思い描いていた、「初心者も入口として楽しめる」「クラフトビールファンも納得」を両立するビールをどのような形を実現するのかアイデアを出し合い、テストバッチに取り組んで来ました。「ホップとフルーツのアロマの融合」というコンセプトをもとに、Culmination Brewing側とも議論をして、ついに2024年4月、今回の「いぬにひき」のコラボ醸造が実現することになりました。

 今回のコラボレーションの機会を実りあるものにするため、下田は1ヶ月現地に滞在し、現地の技術・思考プロセスを最大限吸収し、「2杯目のビール。」での醸造へと活かしていく予定です。現在準備は最終段階に入っており、融資の申請、ラベルデザイン、仕入の段取りなどに取り組んでいます。

リターンについて

 今回のコラボレーション醸造プロジェクトを支援頂いた皆様には、完成した「いぬにひき 1st Batch」をいち早くお届けさせて頂きます。商品の発送は、「いぬにひき 1st Batch」が完成しアメリカから届く7月以降を予定しています。

 また、店頭での開栓イベントへの招待プランもご用意しました!少し先の日程ではありますが、7月13日(土)、7月14日(日)の2日程となります。夏にぴったりなグレープフルーツIPA「いぬにひき 1st Batch」の開栓を皆様と是非楽しめたらと思います!

 さらに、「2杯目のビール。」での醸造体験プランもご用意しました。ポートランドで得た学びやエピソード含め、1日の醸造工程を代表の下田と共に体験頂きます。日程は8月、9月、10月の3日程となります。クラフトビールの醸造工程に興味のある方、ポートランドの文化に興味のある方に特に楽しんでいただけるプランとなります。

※醸造体験の10月の日程ですが、リターン画面では10/19(土)と記載がございますが、10/12(土)の誤りでございます。選択いただく際はご注意ください。

 そのほかにも、店頭でおトクに使える「ビール6杯チケット」や応援のみのパターンもご用意しています。

ご支援のほど、よろしくお願いいたします!

<掲示事項>  
1.販売場の名称及び所在地 :東京都中央区日本橋本町3-11-5 ライフサイエンスビル2-1階
2.酒類販売管理者の氏名 :下田和幸
3.酒類販売管理研修受講年月日 :令和5年6月8日
4.次回研修の受講期限 :令和8年6月7日
5.研修実施団体名:日本ボランタリーチェーン協会

支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • リターン仕入れ費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

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