続々とご支援ありがとうございます!
開始翌日に目標となる20万円を達成し、現在64万円を超える支援を頂いております。
ありがたいことに協力いただくボランティアさんも増えており、現地での活動も2回は実施可能だと考えています。
断水などのインフラも復旧もままならない中、3回目以降も継続的なニーズが有ることも視野に、
引き続き、まずは100万円を目標に支援を集めてまいります。
集まったご支援は、ボランティアさんの移動費や、まだ排水が出来ない状況の現地でのお湯を沸かすための機材費などに使わせていただきます。(2/5追記)
2/8 初回の活動に行ってきました!(2/14追記)
1.5避難所となっている石川県金沢市の「いしかわスポーツセンター」へ状況把握とケアを行うために、3人の看護師(日本フットケア・足病医学会認定フットケア指導士)行ってきました。
数日前にシャワーが始まったところ。100名近い避難者がいる状況で、いつ順番が回ってくるかがわからない状況。
私たちが入らせていただく場所に避難されている方々は、なんらかの介助が必要な方が多い状況でした。
3人のケアをさせてもらいました。
珠洲市から避難の親子は、火災で家を失ったそうです。
「珠洲に帰りたい、でも帰る家がない」
そんな話をしていました。
入浴は1ヶ月以上入れておらず、足は汚れており、足の指を拭いたタオルは黄色くなりました。
ここにきている医療福祉関係者やボランティアはみな明るく優しく笑顔で、元気をもらいました。
2/15、29は穴水のほうに行く予定でしたが、いしかわスポーツセンターも加え、3か所で活動を行います。
ケアする班の編成を2班→3班に増やすことにしました。
自己紹介
皆さん、こんにちは。私は細田夕子と申します。医療法人水野クリニックで看護師をしています。
私は、皮膚・排泄ケア認定看護師、日本糖尿病療養指導士、日本フットケア・足病学会認定足病認定士およびフットケア指導士、弾性ストッキング・圧迫療法コンダクターといった資格を保有しています。
水野クリニックでは、2022年から2023年にかけてクラスター対応で40軒の施設に介入しました。この経験を通じ、清潔ケアの重要性を痛感し、クリニックで、クラスター施設部隊「足浴ナイチンゲール」を発足しました。4軒の施設でこの活動を行い、コロナ感染の有無に限らず、清潔ケアを行いました。
私の主な業務は訪問看護で、終末期の患者のケアに多く携わっていますが、フットケア外来や足のケアに特化した訪問看護にも力を入れています。
今回の能登半島地震被災者支援プロジェクトでは、足のケアを通じて、被災者の方々の生活の質の向上に貢献することを目指しています。
このプロジェクトで実現したいこと
私たちは、能登半島地震の被災者を支援するため、足のケアを中心とした活動を計画しています。被災地では、足の清潔保持が困難であり、下肢静脈血栓やむくみなどの健康問題が頻発しています。また、不衛生な環境が水虫や重篤な足の感染症のリスクを高めています。我々は、足のケアを通じて、これらの健康被害を防ぐことが可能だと考えています。
以前、コロナ禍において、医療法人水野クリニックを母体として、「足浴ナイチンゲール」というボランティア活動を行いました。これは、感染症対策で長期間入浴が制限されている施設に特化した清潔ケアチームです。多くの高齢者が長期間にわたり入浴や清潔ケアを受けられず、足に様々なトラブルを抱えていました。当時、私たちは看護師のボランティアとして、清拭や足浴を提供し、計4つの施設に介入しました。これらの活動は全て私たちの手作りの物品と個人の資源を使用して実施されました。
今回の災害においても、入浴や清潔ケアが行き届かない状況が予測されます。
「足浴ナイチンゲール」での経験を活かし、被災地で足のケアを通じて、健康被害を最小限に抑えることを目指しています。チームメンバーは全員が医療職であり、足のケアに関する専門知識と資格を有しています。
皆様のご支援により、被災地での足の健康を守り、より広範な健康観察にも貢献することができます。一緒に、被災地の方々の生活の質を向上させましょう。
プロジェクト立ち上げの背景
私の日々の看護師としてはたらく中でも、足のケアは重要な役割を担っています。特に、糖尿病患者の足切断を多く目の当たりにしてきたことが、私のこの活動への強い動機となっています。
足のトラブルが悪化する前に食い止め、より多くの人々の足と健康を守りたいという願いから、病院やクリニックに留まらず、地域での足のケア活動に力を注いできました。地域の公民館での足の健康に関する出前講座は多数行なっています。
金沢駅の広場での路上フットケア活動(4月〜10月の月1回開催)も、その一環です。足からの健康促進は、私の長年の信念であり、このプロジェクトを通じて、被災地の方々にもその恩恵をもたらしたいと思っています。
現在の準備状況
・決定支援の施設(穴水総合病院)との日程決定(2月15日、2月19日は決定、3月は今後調整)
・活動に協力してくれる看護師やスタッフの確保
リターンについて
・お礼のメッセージ及び活動報告
スケジュール
現在〜1月下旬 すでに行き先が決定している支援施設(穴水総合病院)と日程調整
2月15日、29日 公立穴水総合病院(石川県穴水市)、すこやかプルート(避難所・石川県穴水市)、いしかわスポーツセンター(避難所・石川県金沢市)
2月下旬〜3月中旬 現地にて活動実施
※被災地の状況や、被災地に入ることが危険と判断した場合は日程を再調整することがあります。
2月29日 クラウドファンディング終了
4月 リターン報告
資金の使い道
※この活動にご賛同いただいた方からボランティア希望もあり、約25名の参加となりました。
大幅に人数が動くこととなったため、資金の使い道を調整します。
物品代:6万円(体を拭くためのウェットタオル、タオル、洗浄剤、保湿剤、爪やすり、爪を清浄するアルコール綿、爪やすり、ビニールエプロン、マスク、手袋、足浴バケツ、スタッフTシャツorビブス)→15万
交通費:約8万円(車2台レンタル予定、ガソリン代、高速道路利用代)→(変更)車4台レンタル予定 30万〜40万
→ボランティアの増員に伴い、車4台で被災地に向かいます。そのため大幅に調整しています
出発地:大阪府河内長野市
人件費:約5万円(運転手手配と謝金)
スタッフのボランティア保険:1万円→(変更)3万円
※資金が余剰した場合は、3月にも能登半島への被災地に対して、同様の支援を計画していますので、その資金に使用します。その場合もCAMPFIREの活動報告にて掲載させていただきます。
最後に
私が看護師として歩んできた道は、常に足元から始まりました。足は健康の基礎であり、一人ひとりの足元がしっかりとしていることが、その人の全体的な幸福へと繋がると信じています。被災地の方々が直面している苦境は、私たちにとっても重大な課題です。彼らの足元から健康を取り戻し、元気に歩んでいけるよう支えることが、私の使命だと感じています。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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