みなさんこんにちは!

この度は私たち邦美丸のクラウドファンディングを見て下さりありがとうございます!

私たちは、岡山県玉野市の胸上という地域で漁師をしている「邦美丸(くにみまる)」と申します。


漁師というと、『年中、海に船で出て魚を獲っているのかな?』と思われる方がほとんどだと思います。

私たち「邦美丸(くにみまる)」は、

4月〜9月の暖かいシーズンは漁で獲った魚の販売、10月〜3月の寒いシーズンは海苔の販売と、農家で言う二毛作を行っている漁師なんです!


実は、代々漁師の家系は夫の邦彦ではなく、妻の美保の家系であり、今となっては漁師として海に漁に出る邦彦も、元々は魚を触ることができかったんですよ笑


四国と岡山の玄関口として栄えた港町の玉野で、夫婦二人三脚、切磋琢磨しながら自然を相手に、暑い日も、寒い日も家業の漁師を楽しんでいます!


最近の目下の楽しみはインスタグラム!

日々の漁師の生活をおもしろおかしく投稿しますので、よかったらフォローして下さい!



私たち邦美丸の活動ですが、youtuberのライスメディアさんが非常にわかりやすくまとめてくれたショート動画があります!

この動画、、、
なんと公開から2週間で350万再生、、、
私たちもびっくりしました!


気になる動画はこちらをクリック!



私たち邦美丸はかなり珍しいスタイルの漁を行っているんです!

その名も、「受注漁」です!


みなさんが『受注漁?なんそれ?』と思われるのも当然です!


受注漁とは、注文のあった分だけ魚を獲って、それ以上は獲らない!

というかなり珍しいやり方です。


珍しいと言うよりも、邦美丸以外に受注漁を行っている漁師さんを私たちは知りません笑



『今年はあの魚が不作で獲れません』

というニュースをみなさんも見たことがあると思います。


そうなんです。

年々、魚の獲れる量は減少しており、その影響がみなさんのご家庭にも出ているんです。


『なんとか限られた海の資源を守らないといけない。海の資源を後世に残していきたい』

という気持ちではじめた受注漁ですが、もちろんきっかけはありました。


それは新型コロナウイルスの感染拡大です。


コロナが流行してからというもの、それまで取引をしていた飲食店さんからの受注がゼロになりました。


正直どうなるものか?本当に不安でいっぱいでした。


しかし、予想外なことが起きます。


コロナ流行に伴い、外食が自粛ムードになり多くの方が家庭で食事をするようになりました。いわゆる「中食」です。


そうなると、それまで月に10件程度だった一般家庭からの注文が一気に増え、2020年8月には、なんと200件を超える注文を頂くことになったんです。これは私たちも予想できなかったことですが、外食ができない以上、家庭で新鮮な魚を食べたいというニーズが拡大したんです。


そうなった時、『魚を乱獲していると、海の資源が守れないのではないか』と本気で考えました。その後、漁の仕方を見つめ直すことにしました。


・注文を頂いた分の魚しか獲らない 

・注文分以外の魚は全て海に逃す 


この2つを決め、完全受注型の受注漁を行うこととしました。


受注漁を行うようになってから、「持続可能な瀬戸内海の在り方と地域の役割とは」と言うテーマで講演をさせてもらったことをきっかけに、衆議院議員の小泉進次郎さんと面談やインスタライブをさせてもらったりと想像もしていなかったご縁を頂戴しました。

また、

読売新聞に取り上げてもらったり、フィッシャーマンジャパン様から嬉しいお言葉を頂いたりと、思った以上の反響がありました。


〜メディア掲載情報〜



ここからは私たち邦美丸がみなさまのご家庭に美味しい魚を届けるためのこだわりを紹介させて頂きます!

①:鮮度を守るための一手間

魚を獲ってからまず行うのは神経締め。


次に氷水での保存。

こうすることで、鮮度の低下を遅らせることができ、獲った当日に食べなかったとしても、おいしく食べてもらうことができます。


②:丁寧な梱包

陸に上がってからは一匹一匹、丁寧に梱包。

美味しく食べてもらってねと願いを込めて、包装紙に包んで配送用のケースに入れていきます。


『きれいな梱包ですね』とお褒めの言葉をもらうこともあるくらいなんです!


③:最短配送

梱包が終わったら、その日のうちに出荷!

魚は鮮度が一番ですので、なるべく早くお客様のもとに届くよう努力しています!

もちろん、リターンに邦美丸こだわりのおいしいお魚詰め合わせを用意しています。

瀬戸内海で獲れた本当においしい魚を味わって下さい!



リターンでもご用意している魚の詰め合わせですが、何が入っているのか?

みなさんも気になることだと思います。


海の場所、季節が違えば獲れる魚の種類も異なります!


【4月〜6月の漁で獲れる魚】

タイ、ヒラメ、イカ、ベイカ、コウイカ


【7月〜9月の量で獲れる魚】

タイ、チヌ、ニベ、ハモ、ヒラ


それぞれのリターンでお届けする内容・回数が変わってきますので、内容をよくお読み頂ければ幸いです。


※リターン内容に関してのご注意※

邦美丸は『水揚げした全てのモノ』をお届けします。

水揚げしたお魚で状態が良いモノは3分の1あるか、ないかです。

獲った時点で弱っているお魚も、野締めになりかけてるお魚も中には入りますが、どうにか美味しく食べてもらうための努力をしています!

良いモノだけをお届けしようとすると、その分たくさんのお魚を獲ることに繋がります。【必要以上に獲らない】受注漁に反する事になります。 

この点だけ、なんとかご了承のほどお願いいたします。



漁師の世界って、夢がないんですよね。


だって、魚の値段は安くなって収入は減るし、その結果、コストをかけて長い時間操業して魚を獲りすぎてしまうんです。


実はこの事が、自分で自分の魚の値段を下げてしまう(今となっては、獲りたくても獲れないのが現状)悪循環となっているんです、本当つまらないですよね。


でも受注漁は、漁師自ら水揚げを管理できるようになるから、好循環へ転換できるようになったんです。


これ、新しい働き方になると思いませんか?


実際私たちは、操業時間が短くなって、毎日が楽しくなりました。


以前は、天候や水揚げに振り回されて、なかなか休みを取ることができなかったんです。
休むことが怖いとさえ思っていました。


でも今は、計画的に休むことができて、プライベートが充実してますし、仕事の生産性も上がっています。


クラウドファンディングを通して、この新しい働き方を全国の漁師さんや、皆さんに知ってもらいたいんです。
今、問題に直面している漁師さんの、解決への糸口となります。


そしてきっと、この働き方は若い世代の方達が興味を持ってくれます。


将来の夢ランキングで"漁師"が一位になるよう、漁業の楽しさをこれからも発信し続けていきますので、
是非インスタグラムのフォローもお願いします。

https://www.instagram.com/kunimimaru/


最近、漁師になりたいというお問い合わせが増え、
高校3年生の方から受注漁をしたいというメッセージをいただきました。


受注漁に興味を持ってくれている方が多くいらっしゃると実感しています。


そういった声を真摯に受け止め、新たな人材を受け入れ、漁師を育成する為、会社設立を決意しました。


『個人事業主から法人』に踏み切るには勇気が必要でしたが、
クラウドファンディングにて皆様から頂いた支援額は法人設立資金として使用させて頂きます。


実際に、なんと大阪から邦美丸で漁師として働きたいというメンバーが内定しており、12月から働く予定になっています。


クラウドファンディングを初めてと言うもの『“受注漁”を広めたい』というのはもちろんのこと、
『受注量に共感してくれる漁師、希望者を受け入れよう』という嬉しい変化も出てきました!

瀬戸内海で漁業を営む私達は、地方から漁業界を変えていくきっかけになりたいと思ってます。
どうか、応援よろしくお願いします。

邦美丸 富永邦彦、美保


  • 2024/04/22 10:01

    クラウドファンディングのご支援、本当にありがとうございました。邦美丸の富永です。2024年に発送分のリターンのお魚の発送を開始しています。昨日のメールの事ですが、まず謝らせてください!本当に申し訳ございません。こちらの都合で鮮魚から海苔に変更させてくださいとしたにも関わらず、24日迄に返信して...

  • 2024/04/21 15:40

    昨年は、ご支援ありがとうございました。リターンの発送をスタートしているのですが、 ご不在のため鮮魚が戻ってくる事が増えて来ました。原因としましては、おそらく、メールを見られていないのだと思われます。ご不在だとお魚が無駄になっちゃうので、リターンの品を海苔(お日持ちするので)に変更させて下さい。...

  • 2023/06/30 17:29

    今日、いよいよクラウドファンディング最終日。たくさんのご支援ありがとうございます5月19日、日経新聞さんの取材で事前に質問を頂いていたのでその回答を嫁とまとめていた。そこで出てきた質問がこれからの新時代への一歩となるのかもしれません。『なぜ受注漁は広がらなかったのか?誰もしようとしてこなかった...

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください