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このコミュニティについて


アフリカなブティック 京都に

 遠く離れたアフリカ大陸と日本をつなごうと奔走している、AFURIKA DOGS・代表の中須といいます。ぼくが初めてアフリカ大陸を訪れたのは大学生のとき、2012年の夏でした。西アフリカ地域の生活に入り込んで各国を旅するなかで、「アフリカ」と広く形容される言葉に、人類学や国際開発学だけではない、現代アフリカ文化の可能性をみました。そのあらゆる可能性のなかで、最も惹かれたのが「オーダーメイドの仕立て」の文化でした。

 

 たとえばクリスマスや誕生日、結婚式などのハレの日に、マルシェで鮮やかなアフリカ布を買い求め、自分だけの服を仕立ててもらいます。素敵な日を彩るようなファッションの在り方に、ぼくはとても惹かれました。そんなファッション文化をもっと身近に感じられたらいいなと思っていたとき、アフリカで仕立て職人として活躍していた京都在住・トーゴ共和国出身のデアバロさんと出会いました。そして、数字にあらわれない価値を教えてくれた染め職人・西田さんらの協力のもと「体験を誂える仕立てのお店」をつくり、そのお店から世界を1mmでも面白くする取り組みを始動する運びとなりました。

 


体験を誂える仕立てのお店

 現代アフリカの可能性が凝縮された仕立ての文化を、京都・西陣に。かつて京都でも「お誂え」でファッションを楽しんでいたように、自分だけの特別感を味わってもらえるお店にしていきます。その特別感には、たとえば、ひとりの人生を変えてしまうくらいの体験があったらいいなと思っています。


・京都の「一見さんお断り」の工房での染め体験企画
 提携している半世紀近いキャリアをもつ京都の染め職人工房で、パリコレクションに採用されるほどの技術に迫ります。一流の仕事に触れて、お客さん自身の仕事を見つめ直します。


・一生に一回はアフリカへ、一着の服を旅してつくる
 コロナ収束後、アフリカへ行きます。旅をしながら自分だけの服をつくるプロセスをとおして、学びと気づきのきっかけをつくります。


・チームメイトをソウルメイトに、研修プログラム
 京都(1泊2日)、もしくはアフリカ・トーゴで、企業・地方自治体・教育機関向け / 管理職向けの研修プログラムを実施します。自分を表現する服をつくるなかで、自分自身と向き合い、オーダーメイドの勝負服をデザインします。


AFURIKA DOGS、3つのポイント

①イノベーションの種がある
 今からおよそ100年前に、シュンペーターが初めて「イノベーション」という言葉を使いました。イノベーションとは「新しい組み合わせ」だと。AFURIKA DOGSは、アフリカ・トーゴ共和国と京都の職人文化を組み合わせた事業を展開し、世界の文化と融合することでイノベーションを起こそうとしています。

②ダイバーシティ&インクルージョン
 AFURIKA DOGSには、多様な人が集まっています。日本人やアフリカ人、10代のインターン生から70代の職人まで、カラフルな属性に溢れています。先行き不透明な時代に、ダイバーシティ&インクルージョンを原動力に立ち向かっています。

③サスティナブルな未来へ
 地域に根ざした事業を展開するAFURIKA DOGSだからこそ、届けられる現場の価値があります。13,000km離れたアフリカ大陸での景色や、「一見さんお断り」の京都の染め工房での体験。その体験価値をとおして、サスティナブルな未来へつながるアクションをモチベートしていきます。


このコミュニティで実現したいこと

❝ 1000人で51%を取る ❞
 組織心理で「1000分の1」と「100万分の1000」とでは、どちらも約分すると同じ1000分の1ですが、後者のほうが変化が起きやすいといわれています。たとえば、1000人が右を向いているなかで1人だけ左を向いても影響はないことが、100万人のなかで1000人が左を向くと、その周囲にいる人たちは影響を受けて左を向き始め、それが伝播して多くの人が左を向くことが起こりえます。このコミュニティでは「100万分の1000」に相当するイノベーターの仲間をつくります。そのイノベーターたちで、オセロをひっくり返していくように、部分的にでも過半数を取りにいくようなアクションを起こし、世界を1mmでも面白くする努力を重ねたいと思っています。AFURIKA DOGSは、世の「変人」と呼ばれる人たちを募集しています。


さいごに

 ぼくがアフリカ大陸と日本を往復して事業をつくっているのは、現地で交わした友だちとの約束がきっかけです。はじめてアフリカを訪れた当時、在留邦人が2人しかいなかったトーゴという国で、ぼくは現地語であるエウェ語を駆使することで破竹の勢いで友だちを増やしていました。ヨーロッパ諸国の「白人」が使う言葉ではなく「郷に入っては郷に従え」という諺にならって、彼らと同じ言葉を使うことで信頼を獲得することに成功しました。個性的な友だちに囲まれながら、日中はラジオ局のジャーナリストとして働き、夜は地域の人たちとお酒を交わして、朝まで歌って踊ってトーゴでの生活を謳歌していました。そのほとんどの時間を同じにしていたのが、マックスというエスカルゴ職人でした。

 当時、ぼくが滞在していたパリメというまちでは毎週土曜日が「グランマルシェ(多くの食料・日用品などの屋台が軒を連ねる定期市)」でした。ある日の昼下がり、マックスをはじめ仲の良かったメンバーでグランマルシェへ行くと、現地の土着宗教を信仰する過激派グループに絡まれ、友だちのひとりが集団リンチを受ける事件が起きました。リンチを受けた友人・ヤオはダウン症で、それは独特の宗教観から悪魔が憑依していると認識されていました。その現実をまえにマックスは体をはってヤオを守り「友だちが傷つくような世の中に生きていたくない」と訴えていました。「みんなが笑って過ごせる世界をつくりたい」と夢みる彼と、ぼくはまたアフリカに帰ってくることを約束して帰国しました。

 

 帰国して大学を卒業したぼくは、地元である京都のコミュニティバンク、京都信用金庫に入社しました。赴任した嵐山地域で、営業マンとしてお客さんと事業融資の商談を繰り広げてきました。その取引先であった西田さんの染色工房に足を踏み入れたとき、息を飲んだことを昨日のことのように覚えています。そこではモードの世界最高峰であるパリコレクションでも高い評価を受ける唯一無二の表現がジャンジャン生み出されていたのです。ところが、その価値が適正に評価されていないように感じました。

 わざわざフランスからコレクションブランドが依頼にくるような高度な仕事をしているにもかかわらず、加工賃の安さから事業は縮小の一途を辿っていました。染料で汚れた職人の手と、アイロンのあたった綺麗なスーツを着ている自分があまりに対照的で、ぼくがやるべきことはもっと他にあるんじゃないかと、自問自答の日々を過ごしました。数字にあらわれない価値をどう伝えるか。そんなテーマのもと、アフリカと京都の文化を掛け合わせる構想を思いつき、2018年の創業から走り続けてきました。一人でも多くの人たちと一緒に、世の中のバイブスを上げていきたいです!



▼入会方法

・当ページの「今すぐ参加する」ボタン、もしくは「この特典を選ぶ」ボタンから入会できます。なお月の途中で入会した場合でも1ヶ月分の料金が発生します。(当月分は日割り計算になりません。)


▼決済について

・コミュニティの月々のご支援はクレジットカード、キャリア決済、PayPal決済のみです。

・有効期限が残り100日以上のクレジットカード(Visa / Mastercard / JCB / Diners Club / American Express)を利用いただけます。

・使用可能なキャリア決済は「auかんたん決済 / ソフトバンクまとめて支払い / ワイモバイルまとめて支払い」です。

・PayPal決済は銀行口座からのお支払いでも、振込手数料は無料です。利用可能な銀行は、みずほ銀行、三井住友銀行、三菱UFJ銀行、ゆうちょ銀行、りそな銀行・埼玉りそな銀行です。

・領収書の発行は行っておりません。


▼注意事項

・本コミュニティ内でのお知らせはInstagramグループ、またはそれに準ずるアプリ等を中心に発信いたします。参加いただけなかった場合、お知らせが受け取れないことがありますので、できるだけ参加をよろしくお願いいたします。

・他の利用者への誹謗中傷、荒らし行為などに該当する行為があった場合、強制退会とさせていただく場合があります。またその場合、リターンを受け付けることはできません。

・その他の規約はCAMPFIRE利用規約に準じます。
「利用規約」


▼退会方法

・途中で退会した場合、返金はありません。

・退会については、下記リンクを参照ください。
「コミュニティの退会方法を教えてください」


▼プロジェクトメンバー

プロデューサー:中須俊治

1990年、京都生まれ。「みんなが笑って過ごせる世界をつくる」ために日本とトーゴ共和国を往復し、体験型のファッション事業を展開している。大学在学中に単身アフリカへ渡航し、ラジオ局のジャーナリストとして番組制作に携わる。大卒後、京都信用金庫に入社。嵐山地域で営業を担当した後、独立・起業。モットーは他力本願、2児の父親。著書に『Go to Togo 一着の服を旅してつくる』(烽火書房)。

https://www.instagram.com/nakasu_toshiharu/


デザイナー:カブレッサ・デアバロ

1990年、トーゴ共和国・ノチェ生まれ。トーゴで仕立てを学び、隣国・ガーナ共和国の首都アクラでクチュリエ(服飾デザイナー)として活動を開始。その後、親族を訪ねてトーゴとの国境に程近いベナンのグランポポに活動拠点を移す。青年海外協力隊として赴任していた隊員と恋に落ちて来日した。現在は宅配便のアルバイトをしながら、SNSなどで作品を出展。

https://www.instagram.com/kabressa/


クリエイター:西田清

1947年、京都生まれ。右京区梅津にある染色工房「アート・ユニ」・代表。ルイ・ヴィトン、エルメス、イッセイミヤケ、ヨウジヤマモトなどコレクションブランドの作品を多く手掛ける。

https://www.instagram.com/kiyoshi_nishida/


お支払い方法のご案内

CAMPFIREコミュニティは以下のお支払い方法に対応しています。

クレジットカード
キャリア決済
電子マネー

※1 d払いは参加費の上限5,500円まで(物販の場合は1,100円)
※2 Apple Payを利用できるのはSafariのみ、初月無料の特典への支払いは利用対象外

その他詳細や注意事項は対応しているお支払い方法についてをご覧ください。

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1,000円/月
【個人パートナー限定リターン】

・限定サコッシュまたはポーチ
(初回のみ・郵送<送料はこちらで負担>)

・AFURIKA DOGSで使えるお得なクーポン
(入会いただいているあいだ、お買い物のたびに通常価格から10%OFFいたします。京都西陣ろおじ内の店舗<京都府京都市上京区東西俵屋町144>でのみ使用可能です。)

・ファンミーティングへの参加券
(京都市内を中心に不定期開催。会場までの交通費や滞在費はご負担ください。オンラインとのハイブリッドを予定しています。任意で一緒にプロジェクトをつくることもできます。※プロジェクトのローンチを約束するものではありません。)

・AFURIKA DOGS・中須俊治の、変化を楽しむチカラ
(週に1回、メンバー限定のInstagramグループ、またはそれに準ずるアプリ等で、そのとき挑戦している奮闘ぶりをお届けします。その奮闘のなかで楽しい・面白いと思ったことや気づいたことなどを随時シェアしていきます。)

・メンバー限定の追加特典、トーゴでの起業体験プログラムに参加できる権利
(起業を検討している方に、任意でトーゴでの起業体験プログラムに参加いただけます。月に1~2回のオンラインミーティング、事前のオリエンテーションからフォローアップまで伴走します。渡航は2月~3月頃と6月~9月頃の年2回を予定、1週間~2ヶ月間のプログラムを策定してチャレンジできます。※「Pay Activity」機能をつかい、有料コンテンツとしてご提供します。)


※本コミュニティ内でのお知らせはメンバー限定のInstagramグループ、またはそれに準ずるアプリ等を中心に発信いたします。
※備考欄にInstagramアカウントと、トーゴでの起業体験プログラムへの参加の是非を記入してください。

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5,000円/月
【法人パートナー限定リターン】

・年間の活動報告を兼ねた講演会
(年に1回、御社事務所などご指定の場所へ伺います。情勢などによって、オンラインでの開催をお願いすることがあります。)

・AFURIKA DOGSとの協働
(任意で実施。月に2回程度のオンラインミーティングを重ねて、コラボする可能性を探ります。※商品サービスのローンチを約束するものではありません。)

・ご支援いただいた法人にお勤めの方(パート・アルバイトの方を含む)へ、AFURIKA DOGSで使えるお得なクーポン
(入会いただいているあいだ、お買い物のたびに通常価格から10%OFFいたします。京都西陣ろおじ内の店舗<京都府京都市上京区東西俵屋町144>でのみ使用可能です。)

・メンバー限定の追加特典、トーゴでの起業体験プログラムに参加できる権利
(アフリカ進出を検討している法人様に、任意でトーゴでの起業体験プログラムに参加いただけます。月に1~2回のオンラインミーティング、事前のオリエンテーションからフォローアップまで伴走します。渡航は2月~3月頃と6月~9月頃の年2回を予定、1週間~2ヶ月間のプログラムを策定してチャレンジできます。※「Pay Activity」機能をつかい、有料コンテンツとしてご提供します。)


※本コミュニティ内でのお知らせはメンバー限定のInstagramグループ、またはそれに準ずるアプリ等を中心に発信いたします。
※備考欄に法人もしくは代表者、担当者のInstagramアカウントと、トーゴでの起業体験プログラムへの参加の是非を記入してください。

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1990年、京都生まれ。滋賀大学経済学部卒業。大学在学中に単身アフリカへ渡航し、ラジオ局のジャーナリストとして番組制作に携わる。大卒後、京都信用金庫に入社。嵐山地域で営業を担当した後、2018年に独立・起業。日本とトーゴ共和国を往復し「みんなが笑って過ごせる世界をつくる」ために、アフリカ布や手描き友禅の輸出入、ワークショップや研修の企画運営、トーゴ視察をディレクションしている。最近はタンザニアの現代アート、ティンガティンガも。著書『Go to Togo 一着の服を旅してつくる』(烽火書房)、共著『たやさない』(烽火書房)。

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