「旅するエンターテイメント集団」LES WORLD − 新たな挑戦へ

世界中の孤児院でミュージカルや映画を創っているNPO法人LES WORLDは

2018年3月、初めて実施したクラウドファンディングで調達させていただいた資金620100円を持って、たった5人フィリピンの孤児院House of Joyを訪れ、初めてのミュージカルを制作しました

それから1年と2か月、ボランティアとして参加してくれるキャストたちの数は全国で100人を超え

2019年夏は総勢64名のキャストと共に、世界5箇所でミュージカル、映画制作を行うことが決まりました

私たちは今、過去最大の挑戦の真っ只中にいます


「問題解決を目的としないNPO」とは?

ご挨拶が遅れました、NPO法人LES WORLD理事でアーティストの鈴木和智(カズ)です

アフリカはモザンビークにて。愛すべきちびっことの思い出の一枚です。

自分はLES WORLDメンバーとして、また個人の生業として、油絵を描いたり、スプレーアートやサンドアートのパフォーマンスをしたり、デザインやプログラミングをしたりしています

さてさて、私たちLES WORLDは「誰もが自分のステージで輝ける世界」を目指して活動している「旅するエンターテイメント集団」です

OUR VISION

まずはLES WORLDについて、こちらの動画をご覧ください↓


これまでLES WORLDは先ほどのフィリピンに加え、キャストたちと共にカンボジア、そしてモザンビークの3箇所でミュージカル、映画の制作を行ってきました

その中で私たちが最も大切にしているのは、動画の中にもあった「最高の瞬間を共創する」ことです

OUR MISSION

活動を始めたばかりの頃、私たちは「NPOは社会貢献活動をしていなければならない?」という何か大きな固定観念のもとで、子どもたちの自己肯定感にアプローチすることを目指していました

しかしその中で、自分たちと子どもたちとの間に「支援する・される」関係性が根本にあることに、「社会的にいいことでなければいけない」ということに違和感を覚えるようになりました

「支援」も「国際協力」も、「社会貢献」すらも、自分たちのやりたいことではない、その先に自分たちが本当に実現したい世界はない、と気づいたのです

おーまいが。気づいちゃった、気づいちゃったーーーー。

そして私たちは「問題解決を目的としない」ことを決め、自分たちの活動は「支援活動」ではなく、子どもたちの、そして自分たち自身の「アート、すなわち表現活動」なのだと位置づけることにしました

キャストと子どもたちがひとつのチームとなって、孤児院やスラムで生きる子どもたちの歩んできた人生を、メンバーが抱えてきた様々なバックグラウンドを、アートを通じて表現するのです

それを見た世界中のひとたちは、子どもたちがストーリーを描き、ダンスの振りをつくり、歌詞を書き、演技し生み出した作品を見て何を思うのか、そんな問いを投げかけ続けることが

それこそが私たちの目指す至極のアートという表現であり、最高の瞬間を、最高の作品を子どもたちと「共に創る」ということなのです


モザンビークの子どもたちと創った映画『SOUND of LOVE』

次の動画は上に掲げた想いを持って、2019年3月にモザンビークでスラムの子どもたちと制作した映画です

主人公は、親代わりの女性を家族のように慕い生きる少女フラビアと、親は2人とも消息不明で、今はきょうだい達と毎日鉄くずを拾って日銭を稼いで生きる少年マルセーロの2人

11歳のフラビア。寺子屋のみんなをまとめる頼れるリーダーです。その姿はまさに鶴の一声。作曲をしたり、自分で振付をつけたりもする明るくて多才な女の子。ミュージカルの元になるストーリーをみて育て親のことを話してくれた彼女は「もし連れ去られたら、私は大好きな"お母さん"のところに帰りたい」と言っていました。

13歳のマルセーロは、いわゆるガキ大将。表現力はピカイチで、初挑戦の演技も大人顔負け、ものすごい才能の持ち主です。ミュージカルの元になるストーリーをみて「お父さんはいなくなったし、お母さんは働かないから、ぼくは大人になんてなりたくない」と話していました。彼は何を表現し伝えてくれるのでしょうか。

「ハーメルンの笛吹き」(←ここから子どもたちが見た元のストーリーもご覧いただけます)という物語を元に、笛吹きに連れ去られた子どもたちのその後を描いたオリジナルストーリーを制作しました

テーマは「家族愛」

2人が見せてくれたものに、あなたは何を思いますか



次なる目的地は「アジア4カ国」- 5つのミュージカルを創る旅へ

さて、モザンビークの子どもたちと創った映画はいかがだったでしょうか

次はこの夏、日本、カンボジア、フィリピン、ネパールの4カ国5ヶ所(ネパール2ヶ所)でミュージカルや映画制作を行います


64人のキャストたちと、100人以上の子どもたちと共に、日本、フィリピンでミュージカル舞台を、カンボジア、ネパール2ヶ所でミュージカル映画制作を行います

そして今回、より多くの人に子どもたちと共に制作した映画を届けたい、そしてキャストたちが、子どもたちが世界を舞台に活躍していくその足がかりとしたいもっと多くの人たちと共に、映画製作に向き合いたいという想いから

今回クラウドファンディングの実施に至りました

2度目のクラウドファンディング実施へ – 資金の使い道

今回2か所同時、3つの映画制作を行うにあたり、これまで使用していた撮影機材(スタビライザー1台、ミラーレスカメラ1台、マイク1本)だけでは十分な準備を行うことが、同時並行で十分なクオリティの映画を制作することが難しくなってしまいました

機材の台数を確保できれば、事前からキャストたちが十分な練習を行って技術を習得すること、

一回一回のカットでのクオリティを高めること、

そして2か所同時にツアーを回り、同時に撮影を行うことが可能となります

そこで、新たにスタビライザー、カメラ、レンズ等を購入し子どもたちとよりクオリティの高い作品をつくるため、何よりスポンサーになることを通してより多くの方にLES WORLDのことを、映画のことを知ってもらう、新たな担い手として関わってもらうことを目指して、2度目のクラウドファンディング実施に踏み切りました


集めさせて頂いた資金の内訳

カメラ1台(型落ち中古) 15000円

スタビライザー1台 25000円

マイク1本 10000円

プロジェクター1台 35000円

計85000円(手数料14%差引の場合の概算)


ここまで読んでくださったあなたへ

最後までお読みいただきありがとうございました

この夏、LES WORLDはキャストたちと、子どもたちと共に、5ヶ所でミュージカル制作を行うこと、そして映画祭への出展・受賞を目指すことという、大きな挑戦に向かって走り始めました

子どもたちとともにLES WORLDが世界で活動していくためは、たくさんの人の力が必要不可欠です

1人でも多くの方にLES WORLDのことを、子どもたちと創る映画のことを知ってほしい、より多くの人に共に関わっていっていってほしいと思っています

周りのご友人にお話し頂くこと、SNSを通じて広めて頂くこと、ここでスポンサーとなって頂くこと、すべてが自分たちの血となり肉となります

是非、自分たちと足並みを共にして進んで頂ければ幸いです

メンバー一同、あなたとともに活動できる日を、心より楽しみにしています、最後までお読みいただきありがとうございました!ここからよろしくお願い致します!

NPO法人旅するエンターテイメント集団LES WORLD

団長 志藤大地

ダンサー 田中昂佑

アーティスト 鈴木和智

ミュージシャン 南雲俊樹

More About Us
ホームページ
Twitter
Instagram
Facebook
YouTube

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください