自宅で撮るための誰でもできる簡単で理想的なライティング。これは以前にも投稿したLEDライトとトレーシングペーパーもしくは撮影用ディフューザーを使ったライティングで、柔らかい面光源が理想的でしょうか。カメラが飛躍的に進化し高感度で撮れて、手振れ補正もきくので、一定の撮影知識と構え方を習得すれば、手持ちで上の写真は撮れてしまいます。フレーミングとブレだけ抑えれば、あとはソフトウェアでの調整にバトンタッチ。下の写真は上と同じデータを現像を変えて出力しています。
大元であるデータを柔らかい光で包み込むように撮影しておけば、後から好みの調整で自由に思い通りに出力が可能です。この写真は、出版用にいろいろと調整してクライアントさんに見ていただき、お好みの調整を施し納品しています。
この方法は、大昔、フィルム時代からの有効な手段の一つで、デジタル全盛の今は、さらに有効な手段と言えます。以下は、フィルム時代35年以上前に大判フィルムで撮影したものが下の写真です。フィルムである証拠を示すノッチコードも上の一枚に残しておきます。大判フィルムでは光の良し悪しが如実に表れるので均一の光が必要となります。
このライティングはとても簡単なものです。必要とされるのは丁寧なセッティングだけです。デジタル時代にこのライティングを身に着けておけば、撮影の幅が広がることでしょう。
下のカメラを撮影した画像は、3灯使用していますが、左サイドと上部に面光源、背後の壁に1灯当てています。基本的には上のシャクヤクと同じライティングです。とても簡素なライティングですが、光で囲み、最後はソフトウェアで調整すれば簡単にディティールを表現できます。
こういったライティングを身に着けたい方、ぜひ講座へ。