2023/01/30 12:00

スクールバス寄贈プロジェクトの募集期間も残り1日となりました。

バス名「ムジゲ号」にまつわるエピソードをご紹介いたします。

プロジェクトのコアメンバーとしてコンセプト決定からサイト構築、宣伝方法、担当分担、実行計画など基幹となる活動を行った企画部。

9月に初回打ち合わせをしたときは、これからやるべきことを決める段階だったので、まだ余裕があったのでしょうね、その後の嵐のような日々とは対照的に、割とのほほんとしてました。

最も盛り上がった議題は「バス名、どうする?」の意見交換。

今走ってるバスは4台。

①ミレ号(未来、미래호)
②サラン号(愛、사랑호)
③60周年記念号
④「ケロッピー」(ケロッピー柄の座席シートからの愛称)

このようにそれぞれ思いが込められた素敵な名前がついています。ネーミングって結構大事。今回買い替えが必要なものは「60周年記念号」。ちょっと前に学校創立77周年を迎えたので17年も走ったことがわかります。

「そもそもバスは75周年を記念する事業として買い替えようという話だったので、それが1年ずれ込んだとはいえ、『75周年記念号』はどうでしょう」

「それもよいけど、今回はクラウドファンディングで、日本の方々を始めとした多くの方からの支援により寄贈されるバスなので、『友好のかけはし』的な意味を込めたいですね、ムジゲとか」

「では、友好からとって友好号。朝鮮語読みで『ウホホ(우호호)』はどうでしょう。なんなら、ウホホホでもいいし」

「それなら、チョウハナ先生のアボジの名前がウホ氏なので、『チョウウホ』はどうかな」

「以前、カンセホ先生っていたよね、ってことで『カンセホ』は?」

いつしか、「ホ」がつくもの探しの雑談に。もはやギャグ大会の様相。

そうしたなか、どこからともなく、パワーワードが登場。

「『サゴンホ(사공호)』はどうでしょう?サゴンヒョ(사공효)校長先生 頑張ってるし」

「愛されキャラですしね」

「『ヒョ(효)』から、一本線が抜けて『ホ(호)』というところが絶妙」

「サゴンホに賛成です」

「私も」

「私も」

・・・
というわけで、暫定的にはサゴンホが圧倒的なまま雑談は終了。


さて、サゴンヒョ校長先生は「西二75周年記念スタンプ」のメインキャラにも選ばれるほどの愛されキャラ。


蛇足ですが、このスタンプ、学校75周年にちなんで、卒業生が作ってくれたスタンプでとても素敵。(「西二 75周年記念スタンプ」はこちら

↑これなんて、수고해요(スゴヘヨ、お疲れ様)、고마와요(コマワヨ、ありがとう)、미안해요(ミアンヘヨ、ごめんなさい)は目を閉じているのに、잘 자요(チャルチャヨ、お休みなさい)は目が開いているという。笑 ミアンヘヨはちょっと小さくなってるし。笑


閑話休題。

「サゴンホ」がパワーワードすぎて、メンバー一同、頭の中がサゴンホだらけになったので、いったん寝かせることにしました。

とはいえ、「友好の架け橋の意味を込めて、ムジゲ号」というのが、なんとなくこれしかないとの暗黙の了解的なものもあったり、

さらにクラファンが始まり、支援が募るにつれ、やっぱり「ムジゲ号」しかないなというのが、コンセンサスになっていきました。

ネーミングを巡る最初期の雑談は、金額目標を達成し、支援者拡大のアナザーゴールを決める最後の段階でまた生きてきました。くだらない雑談をしておいてよかったです。

アナザーゴールの目標支援者数、最終候補に残ったのは、

①277人(西2の77周年、77周年記念号)
②284人(ニジノカケハシ、ムジゲ号)
③350人(サゴン、サゴン号)

最後は支援者の思いも乗せて走る「ムジゲ号」の284人に。本当はサゴン号推しだったんですけどね(冗談)。

残り1日。

284人までもう少し。「ムジゲ号」を見るたびに、クラファンでたくさんの支援をいただいたことを思い出せるよう、最後まで頑張ります。