
2024年元旦から大地のうめきと海の怒りがいのちを脅かす年明けです。
私たち人間界の悪行が積み重なって、世界中の紛争や破壊が歯止めを失って…夥しい血が流され、魂が殺され、愚かなリーダーたちは自らの「正義」を掲げて「もっと武器を!もっと金を!」と声高に叫びます。結果、暮らしを奪われ、いのちを損なうのは無辜の民であり、もの言えぬいのちたちです。
写真の子は5年前に名護市営市場にゆんたく場を開いて間もなく、自転車で帰宅途中に交通事故で道路に横たわっていた子猫でした。
やんばるでは不断に動物たちのロードキルが見られ、轢かれた命は人目もひかない現状です。せめても路肩に寄せて、それ以上の惨状を避けようと自転車を引き返し、道路から引き寄せると…子猫が「ふぅ〜」と呼吸をしたのです!
それからたくさんの迷いと悩みの中で入院生活から奇跡の回復をした子猫は「龍りゅう」と名付けて我が家の一員となりました。波瀾の年明けに相応しい眼差しです。
さて、沖縄県による北部一帯の「外猫ゼロ」施策の中身は12月の3市町村(今帰仁村、本部町、名護市)の議会陳情においても明らかにされる事がないままに、7000万の莫大な予算が稼動、加えて悪しきアクションプランを下敷きにした極悪な「沖縄県動物の愛護及び管理に関する条例(案)」による「餌やり禁止」13条がわずかな修正によって強行されようとしています。
私たちのような個人ボランティアの現状を無視し、行政と「協働」関係のある愛護団体だけとの「手打ち」を許すことは出来ません!
私たちは動物の福祉と愛護の精神を掲げて新たにやんばる3市町村民のネットワーク「にゃごねっと やんばる」を立ち上げます。
能登半島被災地のいのちがこれ以上損なわれことがないことを祈ります。
もの言えぬいのちへの応援よろしくお願いします。