
小学生のお子様をお持ちの、このGW10連休お仕事の保護者の皆様へ向けて
千葉市の補助を受けで運営している民間非営利学童クラブ:キッズコミュニティ凛童舎(@幕張本郷)は、弱小一法人ですが、世間の問題意識喚起を目指し、後述のコンセプトにより、GWのみならず、日祝全日開所に取り組むことにいたしました。
千葉市の放課後児童クラブを担当するこども未来局健全育成課と交渉し
①日曜祝日も補助金対象の開設日にカウントする。
②日曜祝日に限って他のこどもルーム所属の児童も滞在させ、登所児童数としてカウントしてよい。
の2点を許可していただき日祝開設を公式に行うことにしました。
千葉市のこの姿勢は、評価に値すると思います!
ただ、この日祝の児童預かりを千葉市の補助金で実施する、つまり千葉市民全体の権利となるにもかかわらず、同課からは広報には協力できないと言われました。
先日、「GW10連休のうち、千葉市が設置するこどもルーム(放課後児童クラブの千葉市独自の呼称)は、このGW中4/27(土)のみ開設する」との通知が来ましたがこれでは、特にショップ店員や看護師などをされているお母様はお困りでしょう。凛童舎はGWも要望があれば全日程開設可能体制です。
現在、「日祝も開設している学童クラブがあり、どのルームの児童も利用可能であること」を、千葉市として市報等で広報していただくことを交渉中です。むしろ税金を使うからには、それを千葉市民に知らせる義務さえ市にはあるように思います。「知る人ぞ知る」の施策になってよいとは思えません。
全市で1箇所開けたとしても遠方の方は利用できない、自宅近くでないと通えないから開所しても意味が無いとの見解がもありますが、駐車場さえ確保できればその論は当たらないと思われます。
幸い凛童舎の目の前が千葉市の出張所で、その駐車場が日祝はポールで閉鎖され使用されていません。もしこれ開放していただければ、車で児童を連れてきてここに駐車。徒歩8分の幕張本郷駅から通勤し、帰りに凛童舎に寄り、子どもをピックアップして車で帰宅ということが可能になります。これなら、全市に1箇所の開所でも意味があるはずです。
ただ市民のためとはいえ見かけ上は一民間事業者に市が便宜を図るような形を取ることになるので簡単に許可を得られることは無いと考え、日祝休業の近隣の保育園の送迎者用駐車場や、すぐ近くのロードサイド大規模店舗の屋上駐車場を、事情を説明して協力を仰ぎ貸してもらえないか交渉するつもりです。これが市の行動を促せればと。
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社会の仕組みを支える上で、確実に「休日働いている方」が居られます。この方々が居られるからこそ、大多数の方々が充実した休日を楽しめるのです。 今後、人手不足の日本を支える上で、女性の社会進出は必須です。ならば当然、両親ともが休日、うちに居ないというご家庭も増えていくことになるでしょう。 そのとき、せめて、各自治体に1箇所ぐらい、日祝でもあいている学童保育があるべきだと凛童舎は考えました。
ショップ店長のお母様、看護師長のシングルマザー、ご夫婦だけで美容院を切り盛りされてるご家庭。社内恋愛でご結婚された両親ともが電鉄会社やバス会社など、交通機関にお勤めのご家庭。少数派かもしれませんが必ず居られます。 好き好んで休日に働いているわけではないのに、公共が「少数派だから」と無視するのは理不尽だと思います。
「社会を支える上で必須のお仕事」で休日勤務している方々。その方々だけが「全く救済の手がない」という状態に甘んじなければならないというのはおかしいのではないか?そう考えて凛童舎は社会に一石を投じ、デファクトスタンダードとなるために、弱小法人を省みず挑戦することにしました。
なお、これにともない、凛童舎では、日祝勤務専門スタッフを募集しています。現役学童クラブスタッフ、保育士の休日の副業でも歓迎です。
https://www.facebook.com/rindows.jp/posts/2641949082514397